唐突に始まった
「忘れえぬ名作・迷作」シリーズ。第一弾は……
デストラクション・ダービー2
「あのデストラクションダービーが帰って来た! レースをしながら破壊するのか 破壊をしながらレースをするのか?!」
キャッチコピーからして訳が分からないのですが、
本当に訳が分からないゲームです。デストラクションダービーを知らない人のために説明すると、ライバルをぶっ壊しながら1位を狙うというレースゲームです。一体どういう経緯で購入したのかさっぱり忘れてしまったのですが、これ程痛快なゲームはなかなかありません。
ゲームモードは3つ。
・敵をスピンさせて点数を稼ぐ「レッキング・レース」モード。
・リタイヤしないように1位を狙っていく「ストック・カー・レース」モード。
・そしてタイトルにもなっている、円形のコロシアムで
喰うか喰われるかの潰し合いを行う「デストラクション・ダービー」モード。
前の2つは大したことがないのですが(といっても十分いかれてますが)、最後の「デストラクション・ダービー」だけは機会があれば是非体験していただきたい。この中にも2つモードがあり、1対1で自分か相手が動けなくなるまで破壊し合う「デュエルモード」と、20台の車が生き残りを賭けて潰し合う「トータルデストラクションモード」がありますが、後者がお勧めです。どうお勧めなのか、論より証拠。御覧下さい。
すり鉢状になった円形スタジアムの端々に配置される車達。
一斉に中心に向かってスタートしていきます。
そしてプレイヤーに向かって……
襲い掛かる車!
車!!
車!!!
時には宙を舞いながら……
敵を全滅させるか、自分が走れなくなるかまで戦い続けます。
(ご覧の通り、タイヤが外れてまともに走れなくなっても、致命傷を負うまで戦いは続きます)
実況らしい音声が入るのですが、車同士がぶつかっているのを見て
「HAHAHA!」と笑い続けるのもポイントが高いですね。現実だったら大事故じゃ済まないわい……。
まあ、とにかくストレス解消に最適です。ちなみに私は「トータルデストラクション」で一度も生き残ったことがありません。というかこれ、生き残れるんですか?