参加メンバー
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先行する3人に2日目から合流するため、新宿から深夜バスに乗車しました。バスは途中、富士川サービスエリア(1:30)と土山サービスエリア(5:00)に止まります。こんな写真を撮っているということは、まったく眠れなかったということです。 |
6時過ぎ、バスは京都へ到着。毎度のことですが、深夜バスは本当にしんどいです。40分ほど時間が空いたのですが、こんな早くから観光する場所もなく、ぼんやりと駅で新幹線を待ち、広島へ向かいます。新幹線内はバスと違って寝心地抜群です。 |
広島に到着した私は友人たちと合流し、レンタカーを借り、私にとっては第一の目的地となる岩国の錦帯橋へと向かいます。今回の旅に使用したヴィッツのことを私はしばらく忘れないでしょう。 |
やってきました錦帯橋。ここはセンチメンタルグラフティの七瀬優を攻略中に登場することでその道の人には有名であり、今回我々は図らずも聖地巡礼を達成したわけです。 で、右の椅子にガムテープで貼り付けてあるのは何かというと「橋を通るんなら通行料払えや!」という看板です。橋に通行料が必要なのは人生ゲームで知っていますが、このエロい目をした少年は誰なんでしょうか? |
橋を渡ったところには佐々木小次郎像が飾られています。秘剣つばめ返しは錦帯橋の袂で完成したんだそうです。どうでも良いですが、小次郎というと天城小次郎の方を思い出してしまいます。奥に見えているのはロープウェーです。登ると城があるようなのですが、時間がないので今回は見送ります。 右の写真は橋の出口に生える槍倒し松。「やりたおしまつ」……何かエロいぞ?と思わせておいて、正式な読み方は「やりこかしのまつ」です。江戸時代、どこかの大名が他藩を通る時は槍を下げて通るのが礼儀でしたが、岩国藩は小藩なので、スルーされていたようです。舐められてたんですね。そこで嫌がらせのために槍を倒さないと通れないような松をここに植えたってわけです。 |
帰り際、川辺で展開されていた出店に寄って食事を摂取しました。地鶏の焼き鳥もみたらし団子も美味しゅうございました。店のおばちゃんやおばあちゃんは気持ちよくなるような笑顔で、旅はやはり良いなあと思った一瞬でした。 ちなみにこの鳥、クイックローダーKだけは最後まで中国産だと言い張っていました。相変わらずとんでもない男です。 |
お次は車を4時間ばかりすっ飛ばして、出雲へ。道中何もありませんのでもうぐったり。おまけに雷雨に見舞われ、出雲大社を見学する前に雨宿りを兼ねてそば屋へ。 出雲といえばやっぱり出雲そば。買占めも容易です(桃鉄的な意味で)。こちらも美味しゅうございました。 |
店を出る頃には雨もやみ、出雲大社へ侵入開始! 想像通りの雄雄しさで聳え立つ鳥居を潜り、ギョータマ隊員が長い本殿への道を先行していきます。 |
我々の行く手を阻む森林を踏破し、伝説の因幡の白兎像前を通過します。しかし、本当に神話の世界の雰囲気ですねぇ。 |
ゴールデンボールです。 ……としか言いようがないのですが、これは幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)といって、人間を人間たらしめる「みたま」なんだそうです。何かよく分からんのですが、魂みたいなものと解釈すれば良いんでしょう。しかし、魂が具現化するとゴールデンボールになるわけですか……。深い。あ、ちなみに右のおっちゃんは大国主神でこの神社の神です。 |
これがゴールデンボールの全景です。結構でかいですなー。 |
ようやく本殿が見えてきました。鳥居の柱をべたべたと観光客が触りまくっています。何かご利益でもあるんかいな?っつーことで私も触りましたが、この後ご利益どころかまさか罰が当たるとは……。 |
左が拝殿で右が本殿……だったはず。残念ながら本殿は工事中でした。私が寺社を見学に行くと何故か工事中のことが多い……。 |
このぶら下がっている藁に金を投げて、挟み込まれればラッキーというゲーム。現在、遊太氏が挑戦中。 右は「鏡の池」です。縁起の良い鶴と亀の置物が設置されています。 |
そんなこんなで結構楽しんだ出雲大社。 我々の生活圏からはかなり遠いので、おそらくもうここに来る機会はないと思います。そう考えるとかなり感慨深いものがあります。 ……そんな私ですが、この後、出雲の神々の逆鱗に触れてしまい、冒頭のレンタカーによってひとつの黒歴史を生むこととなります。私はこれを「裁きの雷」事件と呼ぶことにしています。なお、この事件の詳細については闇の中に葬り去らせていただきます。 右はこの日の夕食。 精神的に疲れてましたが、広島に来たらお好み焼きを食べないわけにはいきません。お好み焼き屋が大量に入っているビルに行きました。これは確かイカ玉だったはず。体力をつけて翌日へ臨みます。若干一名、精力を付けてた人もいたようですが(゚Д゚) |
2日目。クイックローダーKの運転で宮島へ。宮島といえば以前青春18切符で広島へ来たときにも行きましたが、お気に入りのスポットです。 |
実は以前も同じような写真を撮っていたのですが、数年前のハードディスククラッシュ事件で消滅したんですよ。まさか再びほぼ同一条件で撮れるとは……。偶然とはいえ、日程調整に同意してくれた友人たちに感謝! |
天気は昨日と打って変わって快晴です。南国の雰囲気すら漂います。 |
左は「日本三景」のひとつであることを示す碑石。 右は、我々が乗ってきた「みせん丸」です。みせん(弥山)はこの後行く山の名前です。 |
島内には多くのモンスターが生息しています。奴らは比較的温厚に見えますが、油断は禁物です。 右は五重塔です。中には入れないのですが、すぐ側で見上げることが出来ます。まるで人がゴミのようです。 |
外国人観光客のパラダイス、厳島神社へ侵入。 昇殿料は右の通りなんですが、英語が登場した瞬間、由緒ある神社も途端に胡散臭くなるんだから不思議です。 |
中に入ると、世界遺産に相応しからぬ妙なやぐらが囲ってあるのが見えます。これはこの日、何故か神社内で開催された誰かのライブの設営風景です。厳島神社の厳かな雰囲気が台無しであります。何もこんなところでライブやらんでも良いでしょうに。 |
それはさておき御祓いです。 ギョータマには色々憑いていそうなので、置いてあった大麻で浄化してあげました……ってこれはそういうものなのか? ライブ設営は酷かったですが、鳥居は余裕で撮れました。これに関しては大満足。 |
最後に桧舞台を見て、次の目的地へ向かいます。 |
帰りの時間が微妙でしたが、弥山に登ることにした我々。ロープウェーは料金が結構高かったのでやめようかという案も出たのですが、ジャンケンに勝った者に選択権が与えられた結果、勝者のKが搭乗を決断しました。 |
弥山では循環式と交走式の2種類の方式のロープウェーで山頂まで連絡しています。日本で2方式を採用するロープウェーは珍しいようです。まずは紅葉谷線(紅葉谷〜榧谷)を運行する8人乗りの循環式ロープウエーを御覧下さい。幾つものゴンドラが流れるように次々と発車していきます。 |
今度は獅子岩線(榧谷〜獅子岩)を運行する30人乗りの交走式ロープウエー。その名の通り、2台が交互に乗り場を行き来します。なお、このロープウェーにて、遊太氏の伝説の迷言「押さないで下さい! 押さないで下さい!」が生まれることになります。これは満員のロープウェー内で、突如他人の所属社名と名前を無断で叫びながら「押さないで下さい!」と叫ぶ大顰蹙の必殺技。というか、やっている本人は恥ずかしくないのか!? 右は終点の獅子岩駅。 |
獅子岩からは瀬戸内海が一望できます。天気に恵まれ、四国までよく見えます。 しかし、付近にはモンスターが生息しているので油断は出来ません。 |
一通り見終わって山を下りて帰る途中、面白いショーケースを見つけました。 そのショーケースには「世界人類が平和でありますように」と題が掲げられているのですが、中には何故か戦闘機の模型がゴロゴロ飾られているのです。私はこの矛盾に満ちたショーケースを「戦争と平和」と名づけています。 |
昼飯は宮島名物あなご丼を広島で食べました。どうも私はあなごは劣化したうなぎという意味不明なイメージを持っているのですが、これは美味しかったです。 飯後、現住所の関係でギョータマが先に帰り、我々は市内を徘徊。みやげ物なんかを買いました。 |
旅行の締め括りは何故かつけ麺。1〜∞の辛さをチョイスして食します。50辛以上の辛さで完食すると記念に店内の壁に名前を書けるようなのですが、12辛くらいで唐辛子の味しかしなくなってきたので(辛さを付け足していけるのです)、美味しく食べるために今回はストップしておきました。次があったら本気で100辛以上を狙ってみたいですね……!
帰りは飛行機。今回はバス、新幹線、車、船、ロープウェー、飛行機と乗り物のフルコースですね。 なお、飛行機が堕ちなかったのでオチはつきませんでした。あしからず。 |