Dream C Club
今年4本目であります。
当サイトとしては、時期的にメモリーズオフ6を持ってくるべきなんじゃないかと迷ったんですけどね。
某友人に何度も勧められた経緯もあってこちらを選択することにしました。
現段階ではパッケージの封も切っていないのですが、見た感じでは完全なるキャバクラゲームですねー。
キャバクラゲームといえば、キャバ嬢を口説いてデートに誘ってみたり、キャバクラを運営するミニゲームがある「龍が如く」を思い出します。
所詮はミニゲームなのでキャバ嬢と遊ぶこと自体が目的ではないのですが、男への貢がせ方やアフターの演出などに意外とリアリティーがあって、楽しかった記憶があります。
しかしキャバクラゲームそのものが一本のソフトとなってコンシュマーで発売されるとは世も末というべきか……。
キャバクラは擬似恋愛を楽しむ遊びであり、恋愛ゲームは恋愛を擬似的に楽しむ遊びであります。
それを合体させると「擬似恋愛を擬似的に楽しむ」という強烈に遠回りな遊びになってしまうわけです。
本当の恋愛以前の擬似的な遊びすらゲームというフィルターを通さずにはいられないとは(いや、通すことが出来るとは……でしょうか?)、ギャルゲーマーの罪深さを痛感せずにはいられません。
ま、買った私も同じ穴の狢ですが。
ということで、次回からプレイ記を始めますのでお楽しみに。
第一回
このゲーム、オープニングムービーがないんですね。
スタートしたらいきなりドリームクラブを見つけてしまい、キャッチ嬢から無料会員証を渡されましたよ。
そして、さしたる疑問も抱かずに店に入ってしまう主人公……まるで警戒心がありません。
キャッチ嬢の説明によると期間が一年でコマンドは一週間に一回ということなので、あまり余裕がありません。
ターゲットは以下の8名!
典型的なストーキングゲームのような気がするので、最初の一人が重要です。
正ヒロインの亜麻音は私の嫁と名前の読みが同じなので、後にとっておくとしてさて誰にするか……。
ここは理保か魅杏といきたいところですが、かなりクセが強そうなので最初は奇をてらわずにスタンダードっぽい玲香嬢を指名することに。
ちなみにあだ名はコンバットで、好きな食べ物はもちろん焼きビーフンです。もう誰かお分かりですよね。
名前を聞いて玲香嬢も心なしか不安気です。
それにしてもこのゲーム、素敵過ぎます……。
当然キャバ嬢との会話中に酒を飲むのですが、飲む量を右スティックで調整するんですよ。
このシステムの名前がIIS(インタラクティブ飲酒システム)。何と言う直球勝負。
ゲームの内容も内容ですが、これはなんぼなんでもないだろう……。
あまりに頭が良すぎるネーミングに、酒も飲んでいないのに頭が痛くなって参りました。
さあ、気を取り直して続行続行。
第二回
うっは、玲香ちゃん酔わせて歌わせると面白っ!
というか泡吹いてますよ泡!
サービス中、カラオケのミニゲームが登場しまして、実際にキャバ嬢が歌ってくれるんですよ。
このミニゲームは音ゲーみたいになってるんですが、それ自体はどうでも良くて、問題は歌の方にあります。
なんと、わざわざ通常バージョンと酔っ払いバージョンの歌が収録されているのです。
週1でバイトしてキャバクラ行って好感度を上げるだけという超単純なゲームかと思ってたら、大変下らないところに金がかかっているようです。
い、いかん……収録風景を想像すると面白すぎる……!
第三回
いやードリームクラブ、お酒飲んでたまにプレゼント贈って好感度上げるだけでしょ?
こんなのときメモや同級生に比べたら楽勝楽勝!
?
!?
!?!?
ちょ……! 一周目まさかのバッドエンドなんですが……。
左端のハートのバロメーターは8月時点で満タンだったのに何が悪かったのか……。
問題のひとつは恐らく誕生日にプレゼントを渡せなかったこと。
とはいえ、プレゼントはきっちり用意しておいたんですよ。
にもかかわらず、誕生日の週にイベントが起こらなかったというわけで。
アフターや休日デートまで起こしてコスプレも制覇したというのに。
このゲームは強制的にオートセーブが行われる上、最終セーブ以外の任意のタイミングでロードが出来ません。
従って原因がどこだったのか、始めから同じ行動をとらないと確認できないんですよ。
いくら一周4〜5時間といってもこのシステムはかなり苦痛。一体何故こんなわけの分からないシステムにしたのやら。
二周目はまた玲香ちゃんに挑むか別の娘にするか……。
第四回
暫く放置してたんですが、玲香嬢クリアーしました。
一周目の失敗ですが、原因は多分会話不足。
不足といっても前回は一回に2万5千円で月に大体3回は会いに行ってたんですよ。
それが12ヶ月で90万円。プレゼントもいれたら優に100万越してます。
もうね、キャバ嬢一人ゲットするのにどれだけ金を使えば良いのかと。
そりゃ秋葉の耳かき喫茶で事件も起きますよ。
本気で嵌ってしまうと人間、平気で金をつぎ込むんだろうなあ……。
そんな教訓を生かして(?)今回はひたすら相手を酔わせることに専念しました。
どうもこのゲーム、来店回数より如何に相手を酔わせてETSを発動させるかがポイントのようです。
このETS(エモーショナル・トーク・システム)とはお互いがほろ酔い気分になるといきなりキャバ嬢のぶっちゃけ話が始まるというシステム。
エモーショナルというか酔っ払いが管を巻いてるだけなんですが、これが発動しないとイベントが起きないのです。
相手を酔わせないと幾ら好感度が高くてもデートの約束も取り付けられない……逆に言えば酔わせてお持ち帰り推奨とは……。
要するに、理性の箍を外して好き放題やっちゃいましょうってことですよね。
あまりにも欲望に忠実すぎます。
何はともあれ、このゲームの攻略方法は把握しました。次は誰を狙いましょうか。
今度は少し年齢を下げて、魅杏かナオか、はたまたメインの亜麻音か……。
第五回
仕事が忙しすぎてとてもゲームをしている暇がない……。
こんなとき、金払ってまで子どもの相手なんてとてもじゃないけどしてられませんわ。
ブホッ!?
や、やばい、この声……メッチャセッゃんにはまってます。これで20歳とは反則。
一緒にいるとストレスが溜まってきそうなんですが、声ですべて帳消しにしてます。
なんつーか酔ってる声も可愛いし……い、いかん、ゲームでニヤニヤしてる自分がいる。
負けない……負けないぞまだ!
第六回
雪クリアー&亜麻音バッドエンド。
どうやらこのゲームは条件を満たせば7月くらいでクリアーしてしまえるようで……。
雪をクリアーした後、亜麻音を進めたは良いのですが、見事にバッドエンド。かなりやる気をなくしてしまいました。
理由は幾つかあるのですが、とにかくゲームが作業でしかないというのが一番大きいと思います。
アルバイトして酒飲みながら会話で好感度上げるだけ。それが毎週続くのです。
こんな流れてくる機械のネジを締め続けるようなゲームは私には耐えられそうにありません。
大体、一番力を入れているのがミニゲームのひとつでしかないカラオケであることが大問題。
私は別に3DキャラのPVを見るためにこのゲームを買ったわけではないんです。
ときメモじゃないけれど、違う女の子を指名すると爆弾が発生するとか、もっとゲーム性に力を入れるべきではないでしょうか。
そしてやる気を削ぐもう一つの原因は、オートセーブシステムです。
任意の箇所でセーブ・ロードが出来ないゲームなんて時代錯誤も良いところではありませんか。
バッドエンド出したら最初からもう一周しろなんて、時間のない社会人にはあまりに酷な話。
こんな仕打ちはロマサガで挟み撃ちくらって以来ですよ。
長過ぎる読み込み時間には耐えましょう。でも、せめてロードくらい好きにさせてほしかった……。
というわけで本プレイ記は、気が向いたら更新しますが基本的にしばらく放棄致します。
まだ会ってすらいない娘がいることは分かっていますが、あまりにシステムに問題がありすぎました。
残念ながら、面白くないゲームに時間を費やせるほど、私は暇ではなくなってしまったのです……。
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