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ご存知のように韓国は近いので、安く行けるが、時期が時期なので定価に近い料金での渡航と
なった。 時間の合う方は、羽田発着の深夜便なんか利用すると面白いのではないだろうか。
自分はASIANA航空を利用した。
距離的には大差無いと思うが、キンポ空港からインチョン空港に替わってから時刻表上の所要
時間が少し増えた気もする。 航路の関係か?タキシングの時間か? 自分が乗った便は、プサン上空を通過(かなり高い高度)。朝鮮半島左よりを飛んだ。市街地以外は山の緑が多く、畑か田
か?ベージュ色に見える部分と鉄道道路がよく見えてまさに遊覧飛行だったなあ。 新しいインチョン国際空港は、島をつぶし、一部埋め立てて海に突き出ているが、関空やマカオ国際空港の様に橋のみで繋がっているタイプではない。 半島左、海岸沿いを徐々に高度を下げ、向かって右の滑走路に着陸。しかも空港敷地内に入ってからかなり距離があってから着地したからずいぶん余裕を持った設計だ。
インチョン空港に関しては様々な案内サイトが有るが、滑走路配置ついての記述は余り無い。
4千メートル級(長距離便が燃料を満載しても離陸可能)の滑走路が並んで2本(新千歳風)。
海側が主に離陸、陸(ソウル市内)側が主に着陸に使われているようだ。羽田の様に2本が離れてはいない。だから同時着陸は出来なさそう。 で、滑走路の南よりで海がわにターミナルが有る。 だから南から着陸した飛行機は、滑走路長分、誘導路を南に戻ってくるのだが、このタキシングウェイでもかなりスピードを出す。 管制塔もはるか彼方に見える(ターミナルよりもかなり北。海より)からまだまだ拡張の予定が有るのがよく分かる。多分ターミナルより海側にさらに滑走路2本、あと横風用滑走路もできるよ。そのくらい土地が余っている。 |
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最新の空港だけに、機能的に作られ、今風の良くあるタイプのターミナルで、独特の雰囲気は無い。高い天井と清潔な感じのシンプルで分かり易い建物だ。 このインチョンは、シャトルトレイン的な物は現状では無い様だ。しかし動く歩道(エスカレーターの横のやつ)が何本も設置されている。 さて、いざ空港を出ると意外に寒く無い。風も無いし。 冬のソウルなら猛吹雪で雪が積もって凄いのじゃないか? と行く前思っていたが、そんなことは無く、至って普通。日本のライブカメラの映像で、新千歳や秋田空港の雪だらけのを見ていただけに、信じられなかったが。
さて空港からの交通機関だが、ツアーの方は送迎のバスに乗ることに成るだろう。 そうじゃ無い方は現状では、バス、タクシー、レンタカーのみとなる。 地下鉄の駅で仁川(インチョン)という所が有るが、インチョン空港は仁川市内からさらに海がわに延々走ると有る地区なので、全く離れていて不可能では無いが普通使わない。 リムジンバスが各方面に出ているからこれに乗ると良い。 自分もこれに乗った。
空港からは片側4車線、合計8車線のすいすい走れる高速道路でソウルへ向かう。でもこの高速道路は、キンポ空港の横を通っているので、殆どのバスの便はキンポ空港にも停車する。
だからキンポ空港から地下鉄に乗りかえるのも手だろう。
色んな人がソウルは渋滞が・・と言うが、それほどでもなかった。場所と時間帯によるものと思われる。自分のバスはミョンドンまで1時間20分程で着いた。 |
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写真は、高速道路かどうかは分からないが、南山のふもとから撮ったもの。市内でも立体交差や、ロータリーも多く、都市高速風の道路も有る。こういった面は日本以外の国では常識なのかも。本当日本は信号が多いよなあ。ちなみに、韓国は左ハンドルで、右側通行だ。日本車は原則的に無いが、OEM的な物なのか、アルトの様な軽や三菱デボネア風のVIP車、フェスティバ(セダンも)風の車など、見慣れたのもある。しかしほとんど韓国車(ヒュンダイなど)だ。 タクシーは模範タクシーと一般タクシーが有るが、自分は一般タクシーしか乗ったことが無い。別に普通にしていればぼられる事も無い、メーターも付いている。日本語や英語はまず通じないが、気さくな人も多い。 他の国でもそうだが、人よりも車優先。こっちが車をよけること。じゃ無いと跳ねられるよ。 あとソウル駅周辺から南大門市場、明洞付近を徒歩でうろうろしたが、道路の横断は出来ない。(下手すりゃ捕まるかもよ)。歩行者は地下鉄駅出口を出たり入ったりして(地下道)進まないと行けないから、地図で見て近くでも、道の反対側なら苦労する。 地下鉄の出口番号はしっかり確認して欲しい。 車の運転は、悪く言えば荒いが、よく言えば上手い。多分日本のおばちゃんが、試しにここで運転するとすると、100メートル進むまでにクラッシュするだろう。それだけ車線変更も多く、また譲り合い精神も徹底している。日本では割り込みに当たる行為でも韓国では御互い様。自分が割り込みたいとき、入れてくれる。 あと、なるべく右折右折で行ける様に(右通行)走るし、道もそう成っている。一番内側の車線にUターンと左折レーンが設けられている所も有り、Uターン車はそこで待機し、信号に従ってUターンする。 |
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写真は。南山のソウルタワーからの眺めと、回転展望レストランの料理だ。市内には、見物、見学すべき素晴らしいスポットが沢山有るが、当サイトでは省略する。韓国の観光案内サイトで、日本語での面白い物も多いのでそちらを見ると良い。 上部のみやげ物屋では、写真を取り込んだTシャツを作成出来る所も有る。自分はコリアンエアーの飛行機のプルバック模型をやたら勧められてしまった。 一階にキャッシングマシーンも有り。
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色々ある観光スポット以外で、面白い所を発見した。それがここ。地下鉄2号線サムソン駅を降りると有る。韓国総合貿易センターの地下部分。ロッテワールドとかに泊まって居る人は近いので行ってみると良い。時期が時期だけに人ごみが凄かったが、日本人は殆ど見かけ無かった。
本当は沢山写真をお見せして説明したいのだが、ご存知の様に韓国は日本よりも撮影禁止場所が多く、習慣的にも若干いやがられる傾向に有るようだ。ただ、定番韓国語例文集などに、写していいかどうか尋ねる文が良く載っている位だから、気軽に一言聞いてから撮ると良いと思う。ということで、左の写真程度で勘弁して欲しい。 ここをどう表現したらいいか分からないが、地下のモール?ていう感じ。沢山店が有って、回りきれない。大阪の難波に有るようなものとは、少し違う。 とにかく行ってみるべし。(もちろん入場料等いらない)。 ここで自分はロッテリアにも入った。ロッテは韓国が本拠地だからね。そしてキムチバーガーと言う変なはさむ食べ物を食べたが、これは日本にも有るかも。 ファーストフード関係では、韓国では、紙コップと、プラスティックのふた、ストローなど、きちんと分けて捨てるように、それぞれのごみ箱が有る。 残っている飲み物を捨てるスロットも有り。日本も見習うべきだな。(有る所もあるが)。 あと日本風のゲーセンも有り1プレイ500ウォンのが多かった。 |
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写真は、地下鉄 明洞駅の改札口だ。 自分の見た中では、全ての駅の改札は、写真のような、東京ディズニーランド風の3つの棒を腰で回すタイプの物。切符をさし込み、棒を回して進み、切符を受け取る。 自分は、どこの国に行ってもそうだが、有名観光地もいいけど、なるべく地元の(現地の)人の普段の生活に触れるっていうのを実行している。 面倒だが、勉強になる。 バスや地下鉄を利用するのも、その一つだ。 そうでなくても、ソウルは東京、大阪の様に地下鉄網が張り巡らされ、しかも一律600ウォン(60円) (一部郊外は700ウォン)なので、利用しない手は無い。 え? ハングルが分からないから、訳わからないって? 大丈夫.路線番号別に、色分けされているし、全ての駅に番号が有るから、それさえ覚えれば簡単。ただ、経験からアドバイスすると、ハングルも併記された地下鉄網の図を持ち歩く方がいい。駅の切符売り場の路線図を見ても分からなくも無いが、あわただしいから。 切符の買い方も簡単。値段ボタン(600ウォン)を押し、硬貨を入れるだけ。しかし最近一部、日本風に硬貨を入れてから値段ボタンを押すタイプのものも出現している。順番は数字で書かれている。ただ、紙幣は使えない。 紙幣の場合は、人間の居る窓口で買う(必ず有る) (両替機は無い)。1000ウォンを無言で出せば、切符とお釣りをくれる。 あと、地下鉄駅には大体キャッシングマシーン(VISA,master)が有るので、その時ウォンを持って無い人も心配いらない。 気をつけたいのが、終電。深夜12時前後で終わる路線も多いので、夜遊びする時は、表示を確認すべし。 車内には、映画などが放映されている車両もあるし、駅名表示LEDがあるのも。 以前アコーディオンを弾いたおばちゃんや(御恵み目的)、キーホルダーの押しつけ販売(無視すれば良い)を見かけたが、今回は全く見かけなかった。W杯もあったことだし、国ぐるみで禁止にしたのかもね。
PS。 平成15年3月現在、イラク情勢の影響で原油価格が上がることから、地下鉄料金は、700ウォンと800ウォンになってしまった。 |
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写真はタクシー乗り場だ。日本と同じ感覚でOK。別にタクシー乗り場以外から乗っても全然かまわない。 ただ、例えば一人で乗る場合、韓国では前の席(助手席)に乗るようだ。後ろに一人で乗るのが禁止というわけでも無いが。 あと、特に深夜に、相乗り というのが行われる。待っていると客を乗せているタクシーが徐行するから、行き先を大声で言うべし。同じ方向なら乗せてもらえる。そのときのメーターの数字を覚えておくこと。 目的地に着いたら、そのメーター値から最初の値を引いて、基本料金分を足すと、あなたの料金となる。 |
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