「まんせいか」の狼帝くんと冬哉くん
狼帝くんがあまりにも幸せそうで‥

はろ様より

狼帝くんと冬哉くん
「ね、狼帝。どっか変じゃない?」
 今日みたいに母親がいないときは宿題や勉強が済んだ後は自然とセックスへとなだれ込んでいた。それが春分の日から実家へ墓参りに帰っていていないにもかかわらず、冬哉には手を触れずにいたのだ。冬哉が不思議がるのも当然だろう。
 4月の頭に虎王がいないことにつけ込んで抱いてからは、少し自責の念に駆られ、冬哉から誘われて抱くことはあっても、自分からは仕掛けたことはなかった。親友でありながら、抱こうと思えばいつでも抱けるこの立場。自制しないことにはどんどん溺れていくのは目に見えていた。
「狼帝ったら。聞いてるの?」
 冬哉は少し口を尖らせて、俺を追いつめる。そんな可愛い顔をされたら、自制も自省もなくなってしまう。
「きっ‥聞いている」
「じゃあ、なんで‥しない‥の?」
 恥ずかしそうに、でもハッキリと言うことは言う。冬哉には邪念がない。だからなんでも不思議に思ったり疑問に思ったりしたことは口に出す。そこら辺が流されてばかりいるようであるがそうではなくて、冬哉の強さであり、すなわち綺麗さである。当然、俺が惚れてる部分でもある。
 と言っても俺は冬哉のどんな部分にでも惚れているので、特別な理由には何らならないのだが。

 結局俺が冬哉に勝てるはずはなく、リビングでそのままその行為に突入した。
 クッションにもたれた俺の上に冬哉を跨らせる。冬哉に全てを取り込まれて、今の自分と重ねる。俺は冬哉の中でしか、幸せも快感も感じることはないのだ。しかし今はその幸せを感じるときであり、冬哉の前で感じたそのままの感情を表情に乗せる訳にはいかなかった。
 俺は自分の顔を冬哉に見せないために、強く抱き締めた。
「狼帝?」
 普段と違う行為に冬哉は戸惑う。それでも抱き締めていると冬哉の方からも首に腕が回った。顔を見られることがないと安心し、冬哉の右足を抱え上げてより深い結合を味わう。冬哉からも奥まで入ったことにより吐息が漏れる。
 しかし足を上げられて苦しさの方が勝ったのだろう。冬哉は縋り付く何かを探し、俺の手を握りしめた。
 冬哉と手を握り合う。行き着く所までいっている間柄なのだが、子供のようなその行為にときめいた。繋がった手から想いが流れていくようだった。
 冬哉に取り込まれて快感を感じ、冬哉に手を握られて切なくなる。俺は幸福感に酔って泣きそうな顔をしていたかもしれない。



もうもう、狼帝くんが切ないくらいに幸せそうで。
いつも私の扱いが酷いので、狼帝くん可哀想でした。(:_;)
少しはいい思いをしてくれたでしょうか。
虎王先輩とは時間が前後してしまいましたが、
狼帝くんの話しはにるさんのイラストに付けさせてもらった
話しから続いてると言うことで。
はろさんの描いてくれた幸せを感じる狼帝くん。
かっ書き表せられたでしょうか。(^^;;;

素敵な狼帝くんをありがとうございました〜♪
ほんとに私も幸せでございます!!

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