うちの小説「まんせいか」の冬哉くんと狼帝くん
誕生祝いに頂いちゃいました〜♪

にる様より

狼帝くんと冬哉くん
 4月になり、始業式からの帰り道。冬哉が「虎王先輩がいなくて寂しいね」と言って俺を下からチラッと見上げた。本当に寂しいと思ってるのかその目が慰めて欲しいと訴えているように俺には思えた。
 冬哉は俺がどう見ているのかなんて、てんで考えてない。そんな寂しそうな目で見られて俺が我慢できると思っているのだろうか。
 虎王はバレーの合宿でもう一ヶ月も帰ってなかった。母親も今日は陶芸教室の春の催し、とやらでいない。俺の家の前で「じゃあね」と言う冬哉を引っ張り込んだ。

 玄関のドアを閉めたらもう部屋へ行くのももどかしい。その場で冬哉を抱き締めて、すぐにズボンの中に手を突っ込む。
「ろっ狼帝?」
 冬哉の不安そうな声。そりゃそうだろう。他人の家の玄関でこんなことをされたら。
「大丈夫だ。誰も帰ってこない」
 安心させるために言ったのにその言葉で冬哉は気が抜けたように大人しくなった。その間も手は冬哉のオスの部分を刺激しているのに。

「そんなに虎王がいないと寂しいのか?」
「そっそんなことないよ。俺は一人でも大丈夫。ちゃんと何でもやれるし頑張るよ」
 無理に元気に見せる冬哉。こういう所が堪らなくいじらしい。冬哉はいつでも一生懸命なのだ。俺はあることを思いついた。

「冬哉。脱げよ」
「えっ、こっこんな所で?」
「そうだ。俺の言うことが聞けないのか」
「狼帝‥どうしたの? なんだか虎王先輩みたい」
「寂しいんだろ? 俺が慰めてやる」

 俺と虎王は顔つきも声もよく似ている。体格は向こうの方が鍛えているだけあって良かったが。髪型を一緒にしてちょっといやらしく笑えば、かなりそれなりになるのだ。
 冬哉は俺の顔を見るとにっこりと笑った。こちらの意図を理解してくれたようだ。そっと小さな声で「狼帝ありがと」と呟いた。俺はそれで満足だったのに。

「でも狼帝は狼帝だから。先輩の代わりなんかじゃなくて、俺には世界中で一番大事な友達だから」
 俺が冬哉を慰めているはずだったのに。いつの間にか俺の方が冬哉に慰められていた。そして不覚にもその台詞で鼻の奥がツーンとした。
「俺も‥俺だって世界中で冬哉が一番大切だ。冬哉さえいれば他には何も要らない」
 一番惚れた相手だから‥。一生言わないと天に誓った台詞を心の中で続ける。

「狼帝、あんまり友達多くないんだからそんなこと言ってたらダメだよ」
 冬哉は少し大人の顔つきになって俺を叱る。どうやらすっかり元気になったようだ。

「冬哉、我慢できない。ここでやろう」
「ほっほんとに?」
 少し抵抗する冬哉のズボンと下着を引きずり下ろし、納得させるために俺も上を全部脱いだ。諦めた冬哉は嫌いな靴下も脱いでついでに俺の靴下も取る。そこまでしてから壁に立たせて押し付けて冬哉のモノを銜えた。
「あっ、ああ‥いっ‥いきなり?」
 射精寸前まで煽り、でちゃう‥、と喘いだ冬哉を座り込んだ上に跨らせた。真正面で冬哉の顔を見ているとキスしたくなる。それを抑えるために冬哉の唇を手の甲で触った。
 冬哉は俺の腕に手を掛け、恥ずかしそうに指に触れた唇で言った。
「狼帝‥、入れて」
 裸になるにはまだ少し肌寒かったが、一瞬にして身体が燃え上がった。そして風邪を引くまでそこで頑張ったのだった。

 次の日、鼻を啜る俺を見て笑う冬哉には格好悪くて「花粉症かもしれない」、なんて言ってしまったのだが。



ひゃ〜、これでエイプリルフールを挽回できたでしょうか。(笑)
にるさんの狼帝くんを幸せに! と言う思いがひしひしと伝わって参りました。
ごめんね。痛い話しを書いちゃって。(^_^;)

でもでもにるさんの狼帝くんです!
もうメチャクチャに嬉しかったです。だって狼帝くんのセミヌードですよ!
初めて拝ませて頂きました。(涎〜)
これで萌えなきゃ嘘でしょう?って感じです。(笑)
もう最高にセクシーな狼帝くんをありがとうございました。
そしてとっても可愛い冬哉くんもありがとうございましたv
誕生日があって良かった。本当に嬉しいです。

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