「たっ鷹神‥。やっ‥てば」 「ふ〜ん、こんなところで止めてもいいんだ?」 「や‥りたいだけだろう? じゃ、別に‥そんなことしなくても」 文句を聞きながらも制服の絡んだ両手を背中側で拘束する。手首を一まとめにするのではなくて、両手首それぞれに紐の端を結ぶと、20センチ位は間が開く。 「こんなことしなくてもやらせてくれるんだ? それともやって欲しくて堪らない?」 「なっ‥。お前が勝手に‥」 それ以上の言葉を言わせないように冬哉先輩の敏感な乳首を摘んだ。 「あんっ‥」 先輩はそれに鋭く反応して背中を仰け反らす。 その反応が楽しくて摘んだモノを強めに擦り潰した‥。冬哉先輩の堪えた喘ぎを聞いていると、それだけでこっちが耐えられなくなりそうだ。先輩は女みたいに喘がされることを恥ずかしいと思っているのか、思い切り声を出すことはない。いつもいつも必死で声を殺し、嫌がる振りをする。それがどんな女よりも新鮮でそそる。 そして俺は嫌がる振りをする先輩に、どうしても素直にイイと言わせたくなるのだ。 俺に跨られたまま乳首を嬲られる。胸の薄い筋肉からあばら骨が手に当たる。そこにちょこんと出てる突起はどれだけの神経が集まっているのか知らないけれど、摘んだだけで身体中が震える。 でも冬哉先輩だけ特別なのかもしれない。男でこれだけ乳首を嬲られてる奴はいないだろうから。日曜日以外は毎日必ず摘まれてるのだ。 床と先輩の体重とで上手く指が動かない。それでも充分丹念にそこを揉みほぐす。苦しそうになってきたところを見計らってベッドへ移動した。 またうつぶせに寝かせると今度は太股の辺りに跨った。 「先輩、まだ乳首触って欲しい?」 「いっイヤ。もう‥や」 そこだけを嬲られて他も触って欲しそうだ。でもまだ俺はそこが触りたい。一番好きなのは乳首を摘みながら下の口が反応するのを味わうこと。ペニスを突っ込んでるのが気持ちいいんだけど、指を入れて細かく反応する様を味わうのも結構好きだ。 冬哉先輩の腕を引き上げると俺の首に掛けた。紐が首の後ろに当たり繋がれた両手首で首が挟まれる。俺が体を起こすと吊られて先輩の背中がグッと反る。 上半身を腕に引っ張られて反り返らすと、胸を張ることになる。皮膚もピンと伸びて乳首も周囲から引っ張られている。そこを摘んだ。 「ああっ」 もう仰け反れないくらいに上に引っ張られているのに先輩はまだ頭を倒す。そして真下にある尻の筋肉が収縮する。こぶに力が入ってえくぼが出来る。 「ねっ、引っ張ってあるともっと気持ちいいでしょ」 反らした胸からちょこんと、でもハッキリと出っ張ってるモノを強めに摘んだ後、両手を広げて熊手のようにし、指の腹がちょうど先端に当たるようにして、ゆっくり手首を捻った。 「あ、あ、あ‥」 指の腹は人差し指から小指まできっちりとひとつひとつが先端に当たる。冬哉先輩の乳首は4回の軽い打撃を加えられたのと一緒なのだ。ゆっくり上下させてその打撃を覚えさせる。 それからだんだんスピードを上げる。打撃は細かい振動に変わる。指の腹が薄い皮を引きつらせながら次々と叩く。 「はっ‥あ、はんっ、あん」 先輩は上に倒されたときの方が感じる。だから下から上に向かって手を動かす方が感じるのだ。 下に向かうときは息を詰めて堪え、上に向かうときに喘ぎと共に息を吐き出す。規則正しく感じているとそれを崩したくなる。両手とも同じ動きをしていたのを変える。左手が上に向かっているときは右手が下に向かうようにした。互い違いに両手が乳首を叩きながら行き交う。 「あ‥、ああっ、やっ、ダメ」 一往復させると音もせず8回叩かれたことになる。俺はわざと声を出して数を数えた。 「1、2」 「んんっ‥あんんっ」 尻のえくぼが出たり引っ込んだりする。 「5、6」 「んん‥くんっ‥」 まるで痒いところを掻くように手を上下させる。そして10まで数えた。 「先輩のここね」 そこで散々に叩かれた所を摘む。 「あんんっ‥」 尻に力が入って締まる。えくぼが出来る。 「今、80回も叩かれたんだよ。それでも気持ちいいなんて。先輩の乳首ってほんとに弄られるのが好きなんだね」 そこで3本の指で摘み上に倒して細かく扱く。 「ひゃっ‥くんっ‥ううっ」 かなり強めに上向きに擦ってやると先輩は一番感じる。80回の振動によって少し痺れているのか普段より敏感だ。 さてそろそろ下も触ってあげようかな。右手を残したまま左手を下の口に侵入させた。足が閉じられていて太股には俺が乗っていて、上半身が反っているので尻のこぶが邪魔になる。それでも無理矢理押し入れた。いいところまで少し届かない。 「冬哉先輩。少し緩めないといいところ、触ってあげられないよ」 「そっ、そん‥なの‥無理」 それなのに乳首を強く擦り上げると尻の筋肉はもっと力が入る。中は届かないところを弄りながら、胸は思いっ切り感じる方法で嬲る。先輩は苦しそうに喘ぎながら尻の筋肉をビクビクさせる。 「どう、気持ちいい?」 「んっ‥意地‥悪‥い」 「どうして?」 分かっていて聞く。 「そっそこ‥違‥う」 「どこが」 「中‥」 「中も触って欲しいの?」 先輩は黙ってる。 「ほらハッキリ言わなきゃ。そう、触らなくていいんだね」 そう言って指を抜いた。また胸を弄ってやる。 「ああっ‥も‥、もう‥そこは‥やめ‥て」 潤滑剤が付いてつるつると乳首は逃げ回る。先輩から言うまで続ける。 「あ、ああ‥。中も‥もっと‥奥も」 「そう、触って欲しいんだ。やっぱり先輩って淫乱だね」 「だっ‥だって」 俺は首から腕を外すと、腰を上げ先輩に体重を掛けるのを止める。 「ほら、お尻つきだして」 「え、そ‥んな」 「出来ないの」 「はっ、恥ずかしい」 「やらないならこのままだよ」 ようやくと踏ん切りが付いたのか、先輩は膝を曲げ、俺の目の前に尻を突き上げた。 「やれば出来るじゃん」 今度は中まで入れると前立腺に突き当たる。そこをグリグリと押してやる。 「ああ‥」 先輩は満足げな息を漏らす。 「ここがいいんだ?」 「ん‥んん」 空いてる片方をまた胸に伸ばす。摘んだ途端、緩んでいた口が締まる。 「はんっ‥も、いや‥」 泣き言を言うほど感じているのか。でも前立腺と乳首だけじゃ物足りなくなってくる。 「鷹‥神。お願‥い。前も‥」 俺は乳首を触っていた手を放し、固くなってるところへ向かう。鈴口の縦目に沿って指を上に擦りながら移動させた。 「ああああっ‥そっそれイヤ」 身体中を震わせて言う言葉じゃない気がするんだけど。 「冬哉先輩、イヤじゃなくてイイ、でしょ?」 何度も往復させてやる。 「いやっ‥それ‥イヤ」 先輩は鈴口が弱い。分かっていて苛めてやる。中を嬲られ続け、鈴口だけを擦られて先輩は尻を振って抵抗する。 「いや‥もう‥いや、‥イかせ‥て」 我慢汁で指はベタベタになっている。ほんの少し扱いてやればイきそうだった。 「それじゃ、先輩。ちゃんと言うこと聞いて素直になって返事してね」 俺は後ろ手に繋がっていた両手首の紐を解いた。また後ろに指を突き刺していいところを弄る。それからもう片方の手でボタンを押す。 「冬哉先輩。お早うございます。目が覚めた? ほら、そこで固くなってるモノ。それに触って。気持ちいいから」 「じっ自分で?」 「そう、自分で。ほら、気持ちいいでしょう」 冬哉先輩は話を聞きながらも怖々自分のモノに手を絡める。そこまではゆっくりだったが、握ってしまえば諦めがついたのか、速度を上げて扱きだした。 「ほらだんだん気持ち良くなってきた。もうイく?」 「あっん‥あ、あああっ、たっ鷹神‥。イッイっちゃう‥」 おしっ、フィニッシュまでジャスト30秒。バッチリだね。 まだ痙攣している先輩の中をいったん収まるたびに強く撫でてやる。するとまた痙攣する。お尻を突き上げているのも辛くなったようで崩れ落ちた。 「先輩、まだ俺何もしてないんだけど」 「ヤッヤダ‥。もうヤ‥」 ぐったりする先輩を抱き上げてあぐらをかいた自分の上に座らせた。勿論俺のビッグなモノの上に。女が泣いて喜ぶ一物なのに先輩は余り悦んでくれない。 「ああっ‥鷹‥神。きつ‥い」 それでも先輩は途中で止めることなく俺のモノを全て取り込む。そして全体重を俺に預けた。自分の体重でかなり奥まで取り込んでいるのに、俺は後ろから冬哉先輩の膝裏に手を通し、両足を引き上げる。 「ああぁっ‥っやあぁ」 限界まで下の口は開かれて先輩はきつそうだ。抱かえ上げた足の下から伸ばした手で、さっき散々苛めたモノをキュッと摘む。 「んんっ」 これだけきつそうなのにまだ先輩の口は感じて締まる。 「先輩。ほんとに気持ち良さそうだね」 「いっイヤ‥。もう‥ヤダ」 吐き出した後なのにまだしっかりと勃ち上がっているモノを撫でてやる。 「こんなになってるのにまだそんなこと言うんだ。イきたくないんなら仕方ないね。これで止めておいてあげる」 「ヤッ、止めて」 「じゃあ、気持ちいい?」 先輩はまた黙る。俺は両手を縛っていた紐で先輩の根元を縛ろうとした。 「やだっ、気持ちいい。いいから」 「じゃ今からは気持ちいいとしか言っちゃダメだよ」 それから冬哉先輩は、胸を弄られても鈴口をなぞられても、イヤと言いかけてはイイと言い直していた。 俺は先輩の耳のそばでイイでしょ? と何度も何度も繰り返した。そのうちに先輩はイイ? と聞くだけでイイと返事をするようになっていた。 う〜ん、互いが気持ちいいのってより深い快感が得られるね。そうして二人で頂点をみたのだった。 務めを終えた狼ちゃんが帰ってきてから冬哉先輩にさっきの物を渡した。 「先輩、バレンタインに女の子からはチョコをもらえなかったけど、俺からプレゼントあげるよ」 「えっ、いいの?」 「うん、冬哉先輩の気持ち良すぎる中に感謝して」 「もっもう‥。鷹神、あんまり変なこと言わないでよ」 それでも先輩は嬉しそうにその目覚まし時計を持って帰っていった。土日は目覚まし掛けないだろうから月曜日が楽しみだね。 そして月曜日。俺が電車に乗る頃にはすっかり狼ちゃんに解されている。でも月曜日は入れないって決めている。 「冬哉先輩。お早うございます」 それだけで先輩は何かを思い出したのか赤くなる。 「たっ鷹神。何あれ。お母さんに聞かれたら大変なことになるところだったよ」 「朝から一発抜いてきた?」 「そっそんなこと」 先輩は狼ちゃんの胸に顔を隠す。 「しっかりしてきたんだ? いいでしょあれ。俺の声もいいし、先輩の声もいいし。ちゃんと毎日聞いてね。それからホワイトデーのお返しは先輩自身でいいからね」 「おっお返しなんてあげない!」 そうやって叫ぶ先輩のシャツの下から手を入れて両胸を摘んだ。 「これ欲しいでしょ? お返しくれないとあげないよ」 ビクビクと震える先輩を無視し、くりくりと弄びながらまた楽しい一週間が始まったことを感じていた俺だった。 |