レイ「シン、居るか?入るぞ。」
シン「あ゛ーーーーー」
レイ「どうした、そんな声だし……なんだか暑いな。」
シン「…クーラーがうごかないぃ……」(パタパタ)
そこには薄着でベットの上にあぐらをかいて座り、うちわを扇ぐうなだれた人間が居た…
レイ(汗でシャツが透けてる…今日は緑か)
レイ「シャワーでも浴びれば…」
シン「この部屋のぉー、電気系統がぁー故障してるからぁー水も出ないってぇー、修理の人がぁー言ってたぁー。」
レイ「そうか…」
レイ(暑さで思考が止まってるようだ)
そう思いながらシンの対面に椅子を置き、座った
レイ「俺の部屋に涼みに来るか?」
シン「そう言ってぇー押し倒す気ぃー?最近のぉーレイはぁー積極的だからぁー。」
「そんなことはない」と言おうとしたが、先程透けて見えた色と同じ色が、ホットパンツの隙間からチラチラ見えて言う機会を逃してしまい、しばしの沈黙、そして
レイ「俺を……」
シン「俺を?」
レイ「俺をあいつらと同じにするな。」
シン「そうかぁ?俺は同じに見えるけどぉー。」
と言ってシンは顔を近付けた。
この行動と汗の匂いはレイの海綿体を爆発寸前に追い込んだ、そして咄嗟に
レイ「逆に汗をかけば涼しくなるかもしれないな。」
レイ(しまった、これでは『やらせてくれ』と言っているようなものだ!くそっ、このままでは奴らと同じだ!)
レイがそう考えている最中に意外な言葉がかえってきた。
シン「……わかった」
レイ「…?」
レイはシンが何を言っているのか、いまいち理解出来なかったが……
シン「だって窮屈そうなのを見てたら……ね。」
そう言うとシンはその『窮屈そう』と言った場所に手をあてた、その行動に思わず……
レイ「……うぅ」
シン「じゃ、いっぱい汗をかこう!」
そんな笑顔で言われたら勝てないな……そうレイは思いながら『これからも気持ち良い汗をかこう』と誓った