喫茶ビビア○にて
虎「ふぅ。」
シン「どうしたんです、店長?」
虎「あ、あぁ…」
キラ「『やぁ、また会ったね!』って知らない女性をナンパして飛び膝でも、もらいましたか?」
レイ「それは先週です。」
アスラン(そうなのか……)
虎「いや、駅前にコーヒーのチェーン店が出来ただろ、」
虎「あれで客を取られたから、売り上げが落ち込んでいるんだよ。」
キラ「え?だって、僕は毎日来てるよ?」
シン「コーヒー一杯で八時間とかありえないだろ?」
アスラン「そうだ、キラ、俺はおかわりしてるぞ!」
シン「あんたは水だけだろ!」
シン「何杯水飲んでんだよ!」
レイ「やはり使えんな。」
シン「砂糖を別容器で持って帰る奴も同じだ!」
虎「このままだと店をたたむしかないのか…」
シン「店長、そんな弱気に…」
虎「そうだな、弱気じゃ駄目だな!」(シンのお尻をスリスリ)
ゲシッ!(顔に裏拳)
虎「ぐわぁ!」
シン「こんな店、潰れちまえ!」
虎「さて、どうやったら客を取り戻せるだろうか?」
レイ「ここは安易だがシンにメイド服を着てもらうか。」
アスラン「素材を生かすんだ、シンには全裸で働いてもらおう!」
キラ「それは警察に見つかったら営業出来なくなるよ。」
キラ「床を鏡貼りにすれば万事解決、外から見ても止められる事はないよ。」
キラ「その名も『ノーパン喫茶』」
シン「あのー、本人の意見は無視ですか……てか、そんな事しないし。」
アスラン「ほかに方法がないんだ、だったらシンが脱ぐしかないじゃないか!」
シン「前から考えてたことがあります。」
虎「ほぅ、聞かせてもらおう。」
アスラン(……無視かよ……)
シン「まずこの店にはコーヒーしかないのが問題です。」
シン「普通、喫茶店といえば、サンドイッチやスパゲッティなどの『軽食』があるはずなんですが、」
シン「この店にはそれがないんです。」
虎「コーヒー飲むのにそれ以外はいらないさ。」
シン「だから客足が遠退くんですよ。」
レイ「つまり料理を作れる人材か……」
キラ「シンが作るものなら、たとえ焦げたハンバーグでも食べてみせる!」(ぺらっ)
グシッ!(顔面にヒザ炸裂)
キラ「ぐはっ!」(今日は薄いピンクか……)
シン「だから捲るな!」
アスラン「だったら適任が居るぞ。」
シン「誰です?」
アスラン「このシンの体を生かした、女体パフェはどうだ!」(もみもみ)
グキャ!(右ストレートでぶっとばす)
シン「まだ俺を脱がしたいのか、あんたはー!」
レイ「コーヒーしかないならそれを使った事を考えるんだ、たとえば、」
シン「たとえば?」
レイはアイスコーヒーを口に含み…
レイ「んっ…」
シン「んんっ…ゴクッ…ゴクッ…」
レイ「こうやって口移しで飲ませるサービスを……」
バキッ!(蛙飛びアッパー)
レイ「あぁ、時が見える…」
シン「あんたら一体なんなんだー!!」