夏は山へ
シン「山……?」
レイ「山以外の何に見える?」
シン「そうじゃなくて…」
キラ「キャンプは初めてかな?」
アスラン「よし、到着だ!」


確か部屋で寝てたはずだが、気付いたら山奥に連れ出されていた




キラ「まずは、『虫除けクリーム』を塗らないとね。」
シン「はい?」
キラ「虫に刺されたいの?」
シン「それは嫌ですけど、スプレーのではなくて?」
キラ「あんなのは外の空気で拡散してあまり効かないよ。」
シン「そうなんですか……、じゃあそれ貸してください。」
キラ「僕が塗ってあげるよ。」
シン「え?自分で塗れますから!」
キラ「一人じゃ隅々まで塗るのは無理だよ。」
シン「あ…くすぐったい…」
キラ「シンの肌はスベスベだね。」
シン「そこ…違っ…服のなかぁ……」
キラ「隅々だからね!」





レイ「シン、杭を打ち込むから、テント用の柱をしっかり押さえてくれ。」
シン「おう…きゃ!」
レイ「どうした?」
シン「…レイの顔が…」
レイ「近くないと杭が打てないだろ!」
シン「…お尻に当たって…」


レイ「打ち終わるまで我慢しろ!」
シン「んんっ…そんなにグリグリしなっ……いでぇ…」





アスラン「ファイヤー!」
レイ「アスランは火を見て錯乱している。」
アスラン「網ぃ!肉ぅ!野菜ぃ!」
シン「大丈夫なのか?」
レイ「気にするな、俺は気にしない。」


キラ「その肉もらい!」
アスラン「それは俺の育てた肉だ!」
キラ「やめてよね、僕が買ってきた肉なんだから、アスランに文句を言う権利はないよ!」
アスラン「きぃぃらぁぁー!」
キラ「あぁずぅぅらぁぁんん!」





シン「きゃーー!!」
キラ「何?」
シン「な、なんでみんな脱ぎだすんですか?」
アスラン「川で遊ぶためだが?」
レイ「ちゃんと下に水着ははいている!」
キラ「シンもこっちに来なよ、水がとっても冷たいから。」
シン「でも、準備も何も用意ないし…」
アスラン「いいから来い!」
シン「そんなに腕ひっぱらなくても…」
シン「ん…冷たーい!」
レイ「そこだぁ!」(バシャ!)
シン「レイ!よくもやったなぁ!」(バシャ!)
アスラン「後ろがスキだらけだぞ!」(バシャ!)
シン「きゃあ!」
キラ「食らえぇ、ハイマットフルバースト!」(バシャバシャバシャ!)
シン「三対一なんてずるいですよ!」
シン「もう、体じゅうベタベタですね。」


キラ(グリーンか……)
レイ(濡れたTシャツから透けて……)
アスラン「下着も濡れ濡れだな!」
シン「え……きゃー!」
シン「見ないでくださいぃ!」(テントへダッシュ)
キラ「アスラン……」
レイ「使えない人だ……」
アスラン「すまん、不器用だから……」




シン「入ってくるなぁ!」
シン「…くしゅん!」
レイ「そのままでは風邪をひいてしまうぞ!」
キラ「青いカバンの中に何着か着替えが入っているから使ってよ。」
シン「うん、わかったぁ。」


アスラン「そこに山があるんだ、だったら登るしかないじゃないか!」(罰として薪拾い)





チューブトップとミニスカで登場


シン「………」
キラ「似合うじゃない。」
シン「他に無いから着てるんです。」
レイ「へ?」
シン「スケスケセーラー服なんて着れませんよ!」
キラ「似合うと思ったのに…」


キラ「こっちは何にしたかな?」(ペラっ)
シン「!?」
キラ「Tバックの方か。」
シン「めくるな!第一、Oバックや紐なんてはけるか!!」
レイ(見事な三択だ!)
キラ「じゃあ、下げる!」(チューブトップを下げる)
シン「きゃぁあ!」
レイ(見事な膨らみだ!)
シン「下げるのもダメ!」





アスラン「グツグツグツグツ……」(鍋を見てる)
アスラン「よーく掻き混ぜて……」(鍋を掻き混ぜる)
シン「なんか恐い…」
キラ「アスランのカレーは旨いんだけど、作る過程が恐いんだ。」
レイ(黒魔術系?)
アスラン「もっと……もっと火を!!」(薪をくべる)





キラ「さあ、寝るよ。」
シン「えーと…」
レイ「並びはどう決める?」
シン「テント一つって事は…」
アスラン「シンの隣は俺だぁ!」
シン「みんなで寝るんだな……」




シン「ダメっ……」
シン「そこっ…舐めちゃ…」
シン「ああぁん!」


夏の熱い夜の始まりであった


糸冬
2006/08/15〜16

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