大と小
結局、
ちいさいシン(以降小シン)はキラ、
おおきいシン(以降大シン)はアスランに引き取られ、
三日が過ぎた……
 
 
レイ「やはり気になるか?」
シン「当たり前だろ!」
レイ「じゃあ、彼らの部屋に行ってみるか?」
シン「おう!」
 

 
―キラの部屋―
 
小シン「お茶汲みも出来ないの?」
キラ「ご、ごめんなさい…」
シン「なにしてるんです、キラさん!!」
キラ「こ、これは……」
小シン「さっさと働け!」
キラ「ひ、ひぃ!!」
小シン「戦場で不殺とか言ってんじゃねぇよ、甘ちゃんがぁ!」
キラ「うぅ…」
小シン「だから夫妻補正とか言われるんだよ!」
キラ「……もっといじめてぇ!!」
 
レイ「あのキラが逆に調教されている、シンの子供時代はすごかったんだな。」
シン「違う!断じて違う!」
 

 
―アスランの部屋―
 
アスラン「助けて……」
シン「どうしたんです、そんなにやつれて?」
大シン「今日まだ5回しかしてないよ?」
アスラン「昨日何回したと思ってるんだ!!」
大シン「うーん…忘れた。」
アスラン「目の前が灰色なんだ、だったらこれ以上やったら死んでしまうではないかぁ!」
大シン「大丈夫、フェイスでしょ!赤服でしょ!自爆魔でしょ!」
アスラン「その考えは本当に俺を殺す!」
大シン「それだけ元気があれば、まだまだいけるね!」
アスラン「たすけてぇ……」
 
レイ「あのアスランが悲鳴を上げている、シンは大人になるとすごいんだな。」
シン「絶対違う!!」
 
 
ラクス「小シンには私の、大シンにはミーアさんの遺伝子情報を入れてみたのですが、うまくいったようですわ。」
2006/09/09

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