ネオ「と、言う訳でシンと仲良くするために、一緒の部屋で過ごしてもらう事にしたから。」
スティング「はぁ?意味わかんねぇよ!」
シン「やっぱりダメですよね……」
スティング「ダメとかそういう問題じゃ……」
ネオ「なら決まりだな、しっかりやれよお二人さん!」
シン「はい!」
スティング「ちょっと待……て、足早いな、オイ。」
シン「よろしくおねがいします。」
スティング「なんだかなぁ…」
シン「スティング先輩!」
スティング「なんだよ?」
シン「お食事にします?お風呂にします?それとも……」
スティング「腹減ったから飯……て、なんだその台詞は!?」
シン「仲良くなるためにはこう言った方がいいって、ネオさんが。」
スティング(あのエロ親父が!)
スティング「!?何脱いでるんだよ!!」
シン「料理を作るときは『裸エプロン』が基本だって、ネオさんが。」
スティング(あのエロ河童が!)
スティング「いいから脱ぐな。」
シン「脱がなくていいんですか?」
スティング「むしろその方が普通だ。」
シン「味、どうでしたか?」
スティング「ん、まぁ、いいんじゃねぇの。」
シン「よかったぁ。」
シン「お皿片付けるんで、先にお風呂に入ってきてください。」
スティング「お、すまねぇな。」
風呂
スティング「シンか……悪い奴じゃねぇんだが……」
シン「先輩、お背中流しに来ました。」
スティング「待て!入ってくるな!」
シン「でもぉ…」
スティング「またネオだな。」
シン「よくわかりましたね?」
スティング(ったく、なんなんだよあの変態仮面は!)
スティング「とにかく入るな!」
シン「はぁい。」
今シンは風呂に入っている
そしてスティングはベッドの上で悩んでいた
スティング(先に寝てしまえばこっちのものなんだが、ベッドは一つしかない。)
スティング(やっぱシンがベッドで俺がソファーか?)
スティング(しかし俺の部屋だ、そしてシンは後輩だ。)
スティング(だったら俺がベッドでシンがソファーか?)
シン「先輩?」
スティング(てか、なんで俺が悩んでなきゃならないんだよ!)
シン「先輩!」
スティング「うぉ!ってシンか、おどかすなよ。」
シン「何度も呼びましたよ?」
スティング「そ、そうか、わりぃな。」
シン「あのぅ…一緒に寝てもいいですか?」
スティング「……またネオか。」
シン「…違います。」
スティング「え?」
シン「ネオさんは『風呂から出たら、体を拭かずに押し倒せ!』って言ってたけど、」
スティング(今度会ったら殺す。)
シン「さっきから迷惑かけてるからやめました。」
スティング「じゃあ、一緒に寝るってのはなんだ?」
シン「ベッド一つしかないし、それに……」
スティング「それに?」
シン「先輩ならいいかなって。」
スティング「……ったく、わかったよ勝手にしろ!」
シン「もう一つ、お願いいいですか?」
スティング「はぁ?なんだ……んん!?」
シン「んんっ…おやすみなさぁい。」
スティング(無理矢理キスかよ!!)
スティング「……ま、いいか。」