真ん中の垣根が無くなり、大浴場に一人残されるレイ・ザ・バレル
このままにしておくと垣根の破片が危険なので、しかたなく片付けるレイ・ザ・バレル
なんで自分がこんな事をしなければならないのか、納得のいかないレイ・ザ・バレル
レイ「こんなものか…ふぅ。」
レイ「軽く湯ぶねに浸かったら、もう出よう………」
?「お姉ちゃん、早く早くぅ!」
?「そんなに急がなくても、お風呂は逃げないわよ!」
?「二人とも待ってよ!」
レイ(……この声は…)
メイリン「あーー!」
ルナ「どうしたの…って垣根が壊れてる?」
シン「あ、本当だ、これじゃあ男湯から丸見え……レイ!?」
レイ「……よう。」
シン「よう!じゃないだろ!なにしてんだよ!」
レイ「…風呂に入ってるだけだ、大丈夫、そっちは見ないし、すぐ出る。」
ルナ「ねぇ、そっち行っていい?」
メイリン「お姉ちゃん?」
ルナ「だってこんな機会でも無いかぎり、男湯の方は見れないし。」
メイリン「あ、そうか!」
レイ「俺が出るまで待ってろ。」
シン「そうだよ!レイが出るまで待とうよ!」
ルナ・メイリン「おっじゃまっしまーす!」
レイ「おい!?」
メイリン「へー、結構作りが違うんだね。」
ルナ「シンもこっち来なよ!」
シン「でも、そっちにはレイが……」
レイ「は、早く立ち去れ!」
ルナ「ま・さ・か?」
メイリン「お姉ちゃん、どうしたの?」
ルナ「レイ、お湯にタオル入れちゃダメなんだけどなぁ……」
レイ「くっ…」
ルナ「メイリン手伝って!タオルをお湯から救出するよ!」
メイリン「うん!」
レイ「く、来るな!」
取られるタオル、そそり立つレイ・ザ・バレルJr
メイリン「きゃあ!!」
ルナ「やっぱり、レイも男の子だもんね!」
レイ「………」
シン「ルナぁ、レイが可哀想だよ。」
ルナ「それもそうね、レイ、誰に抜いてもらいたい?」
レイ「!!」
ルナ「シンの言うとおり、このままじゃ可哀想だもんね。」
シン「そういう意味で言ったんじゃ…」
ルナ「さぁ、誰にする?」
レイ「俺は……」
レイ「うっ……」
?「やっと気が付いたわね。」
レイ「ここは…」
マリュー「あなたはお風呂場でのぼせてたの。」
マリュー「それを私が見つけて医務室まで運んできたのよ。」
レイ「あ……すまない。」
マリュー「ん?気にしなくていいのよ、それに……」
レイ「?」
マリュー「やっぱり若いと濃くていいわね。」
レイ「え゙?!」