セリ-ヌを読む |
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■有田英也■富山太佳夫■国書刊行会■1998年09月発行年月:1998年09月 ページ数:421p サイズ:単行本 ISBN:9784336040879 序論 文化の自伝としてのセリーヌ小説/1 『夜の果てへの旅』(ジャズ・アルコール・戦争-初期セリーヌにおける反ユダヤ主義/植民地支配と表象-ゴム取り引きの挿話分析/帝国とセリーヌ-植民地・博覧会・教会)/2 テクストとイデオロギー(なしくずしの共同体-集団の言説の誕生/パンフレットとセリーヌの文体-二人称の用法を中心として/告白から証言へ-『夜の果てへの旅』における精神医学的言説)/3 セリーヌと現代文学(ブゾンとラ・クルヌーヴのはざまで-セリーヌと郊外/セリーヌと現代日本文学-大江健三郎・野坂昭如・石川淳/イスラエルのセリーヌ-「災厄」をめぐるタブー ほか) 「呪われた作家」「敗残の巨人」「大いなる否」「必敗の文学」としてのみ語り続けられてきたセリーヌ像、セリーヌ作品に秘められた未知の扉が、「ジャズ」「アフリカ」「博覧会」「ロマン・ノワール」「大江健三郎」「イスラエル」などという新しい鍵によって、今、開かれる。 本 人文・思想・社会 文学 その他 | ||||
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