ロイの身体に群がる門下生。 抵抗しようとしても、大勢の手が身体を押さえつけ身動きひとつ取れない。 袴の帯を取られそのまま剥ぎ取られると、腰帯にも手がかかる。 「やっ…」 とっさに身を捻り逃げようとすると、キンブリーがロイの前髪をぐっと掴む。 「逃げるんですか?私たちはそれでも構いませんが…」 揺れる漆黒の瞳を覗き込み、赤い瞳が欲情に濡れていく。 ロイは唇をかみ締めながら眼を閉じ、身体の力を抜いていった。 それを了承と捉え、行為は続行された。 腰帯も解かれ、裸体が晒される。 透き通るような白い肌。シミ一つなく、また均等の取れた筋肉が、羞恥心で小刻みに震えている。 欲望に濡れた眼で見つめられ、白かった肌は次第に赤みを帯び、紅潮していく。 そのあまりにも美しい姿に誰もがごくりと喉を鳴らした。 一人の門下生が戸惑いながらロイの胸に手を置くと、ロイの身体がびくんと震えた。 数本の手が同じ様に胸に当てられ、そのままするすると撫で回されていく。 胸の突起が時折掌に引っかかり、その度にロイが顔をしかめる。 その表情が扇情的で、見ていた門下生が俯き加減に座り込み、前を押さえながら息遣いを荒くしていった。 「なんと美しい…」 「お代官様も師範も独り占めなさるお気持ちはわからないでもないですね。」 キンブリーが舌なめずりをしながら、首筋から指でなぞっていく。 下腹部で前を隠している布切れに差し掛かると、少し形を成し始めている膨らみに触れていく。 眼をぎゅっとつぶりその愛撫に耐えていると、いきなりそれを剥ぎ取られすべてを露にさせられた。 バランスの取れた美しい裸体に、すべての眼が魅了されていく。 「ほぉ。すでに濡れているではないか。真面目そうに見えて淫乱だな。」 「わしの屋敷の時でも淫らに腰を振っておったわ。」 くすくす笑いながら杯の酒を一気に飲み干し、その杯をロイ目掛けて投げつけた。 杯はロイの額に当たり、白い額が赤く腫れていった。 それでも逆らうことは許されない。 ロイは両腕を拘束されながら膝立ち状態にさせられ、そのまま頭を押さえられて犬の様な格好にされた。 「淫乱な犬が人間の様に二本足で立つ事は許さぬ。そのままの格好でわれらに奉仕せい!」 ハクロ将軍の一言に門下生達がわっと群がって行った。 我慢出来ずに一人自分を慰めていた男が、準備万端の自慢の一物をロイの口目掛けて突き入れた。 いきなりの大きさにロイがむせ返るが、男は構わず奥へと突き入れていく。 背後ではロイの穴に数人の舌が群がり、争う様に舐めまわしていた。 舌先を突き入れれば、そこは収縮をして誘い込む。 ロイはあまりの気色悪さに逃げようと腰を振るが、返ってそれが誘っていると捉えられ、更に舌が増えていく。 両先からも男の手と舌が進入し、胸を始め全身を犯していく。 胸の突起を舌先で転がし、時折指でつまんで軽く刺激を与え行く。 その度にロイの身体はびくんと震え、だが咥えられている物の為に悲鳴も喘ぎ声も上げる事は出来ない。 「うっぐ…んん…」 「ほら、ちゃんと舌使って舐めろ!」 「俺のも舐めろ!一人だけなんてずるいぞ!」 「ほら、俺のも。舐めろよ〜ロイ師範。」 あえてロイを師範と呼び、その立場を思い出させる。 それにより、ロイには更に屈辱的な攻めを負わせる事になる。 名も判らぬ敵の門下生にいい様にされる。 名家の剣術道場の跡取りとしてその誇りと共に生きてきた。 我が家名を守る為に、自らその身を売る。 「ずいぶんと堕ちたもんですなぁ。マスタング家も。」 腕を組みながら視姦するキンブリー。 だがすでに理性を失いかけたロイの眼にはその蔑んだ顔も映っていなかった。 つつっと白い糸を引きながら一物をロイの口から抜き去ると、目の前に3本の陰茎が並んだ。 どれも大きく肥大して、ドクンと脈打っている。 「さ、奉仕してください、ロイ師範。」 とろとろと先走りを流し、奉仕を待ってゆれている。 ロイに選択の余地はなかった。 顎を突き出し、舌を伸ばし、目の前に並べられた先端を舐める。 一舐めし、そして次の竿に移る。 次々に舐めようとするその姿に、門下生の嗜虐心をそそられていく。 「ほら、ちゃんと舐めろよ!」 三人の内の一人がロイの口にいきなり突っ込み、他の二人も我先に口の中に入れようと擦り付ける。 顔中に青臭い液を塗りたくり、その美しい顔を汚していった。 前方で繰り広げられている痴態に、後方にいた輩が反応しないわけがない。 興奮した一人がロイの腰を掴み、いきり立った己の先端を押し付けた。 「うっあ…ま…」 待てと言おうとする前に、赤黒い凶器はロイの後孔に侵入していった。 「ひっうあああっ!」 「うひゃ〜いいぜ!この中!最高だ。女なんて眼じゃないぜ。」 「は、早く代われよ。」 あまりの快楽に我を忘れた男は、ロイの身体を思いやる事もなく己の性欲だけを求め開放する。 陰茎を押しいれる度、ロイの膣内は絡みつくように収縮を繰り返した。 「あっあああ!!」 男はあっけなく頂点に達し、ロイの中に欲望を放出する。 力尽きぐったりする男を引き離し、次なる男がロイの中へと侵入した。 「んっあああ!」 「ホンとだぜ!すげー締め上げ!」 中に注がれた精液をかき回す様に肉棒を回し、ロイの奥へと突き上げる。 パンパンと腰がぶつかる度に、ロイは悲鳴に似た喘ぎ声を上げていた。 その間、飽きる事無く前方の男達はロイの顔に陰茎を擦り付け、喘ぐその口に己を押し込んだ。 ぐんと腰を打ち付けられ、むせ返りながらものど奥まで入ってきたその肉棒に舌を絡ませる。 息も出来ず、また後方の痛みと刺激に、ロイの眼には涙が零れ落ちていた。 「そんなにいいのですか?涙まで流して喜んでいる。」 「マスタング流も剣術ではなくSEXでも教えればどうだ?」 「それはいい。俺も門下生になりますよ。先生。突っ込み方を実践で教えて下さいよ。」 はははと蔑む笑い声がロイの周りを包み込む。 それでもロイは目を閉じ、その屈辱に耐えるしかなかった。 それしか家を守る術はなかったのだ… 「ほら、反論も出来ない。どうしようもない淫乱だな。」 「ハクロ代官にもお見せしないとな。」 後方で攻め立てていた男数人が、ロイの腰を掴みあげると、身体をぐぐっと持ち上げる。 両膝を抱え、身体を開くようにハクロ代官に見せつけた。 ロイ自身はすでに勃起していて、パンパンに晴れ上がり、刺激を求めふるふると震えていた。 先走りがとろりと竿を伝い落ち、床にシミを作る。 「ずいぶん立派に起ってますなぁ、先生。」 つつっと陰茎の筋をなぞると、ロイは抑える事無く淫猥な声を上げていった。 「わしが犯した時よりもずいぶん淫猥になっておるな。」 「あの後、マスタング道場内で毎日門下生にヤらせていたのではないか?」 しげしげと見つめるハクロ代官とグラン師範の視線に、ロイは羞恥心から顔を背ける。 その間もロイの身体への愛撫は止む事はなく、胸も口も後孔も弄られ続けていた。 「どれ…以前とどれだけ変わったか味わって見るとするか…」 ハクロ代官がゆっくりと立ち上がり、羽織を脱ぎ捨てロイの傍へと近づいていく。 ロイは全身に繰り広げられている愛撫に、もう意識が飛んでいきそうだった。 目の前に迫るハクロ代官に、虚ろな瞳で見つめるだけだった。 「マスタングよ。お前の流派を守りたいのなら、自ら足を開いてわしを招きいれよ。」 「聞こえたか?自分で膝を抱えて『入れて下さい』って言うんだよ。」 その言葉に流石のロイも顔を強張らせた。 私に…そこまで堕ちろと… 眼を見開いて嫌悪の表情を示すと、キンブリーが背後からロイの陰茎を掴みあげた。 「あああ!!」 「あなたに考える余地はありませんよ、マスタング師範。」 ゆっくりと陰茎を刷り上げ、ロイの耳元に囁きかけていく。 先走りの液を円滑剤にキンブリーはロイ自身の愛撫を続けた。 シュッシュッと厭らしい音が鳴り響く。 その音に合わせる様に、ロイが喘ぎ声を上げていく。 「いっあああ」 「ほら、イっていいんですよ。その方がハクロ代官様も楽しめるでしょう。」 一度イってしまえば、さらにあなたの身体は敏感になる。 首を振って快楽に堪えようとするが、キンブリーの手つきが巧妙なのか、ロイはだんだんと頂点へと導かれていく。 最後の一擦りで、ロイは大きく身体をそらし、びゅるっと白濁の精液を床に飛び散らせた。 はぁはぁ吐息をつき、虚ろな瞳で見上げると。ハクロが厭らしい笑い顔で迫ってきていた。 「開放されたか?では今度はわしがお前の中に開放してしんぜよう。」 着物の腰帯を解き自慢の一物を取り出すと、ハクロはロイの両足を膝から抱え後穴にあてがった。 めきめきとゆっくり押し込まれていくと、ロイは悲鳴を上げそこから逃れようと身体を反らす。 だが門下生たちに両肩を押さえつけられ、ロイはハクロの進入を許さざるをえなかった。 ぐぐっと腰を押し付け、すべてをめり込ませると、ロイは痛みで身体中を震わせていた。 「前の時よりも緩いぞ?やはり自分の弟子達に犯させてたのか?」 蔑むような口調でロイの陰茎を掴むと、その先端をぐっと指で押し付けた。 「ひあああ!!」 「さっき出したばかりなのにもう頭をもたげおって。男色の快楽に染まったか。」 ロイの片足をぐっと開き、結合部分を門下生達に見せ付ける。 ゆっくりと引き抜く姿を披露すると、辺りから『おぉ』と歓喜の声が上がる。 一旦先端まで抜くとそのまま一気に奥へと突き上げた。 「やっあっあああ」 「ほおれ!もっと声を上げんか!」 ジュッジュッと音を立て抽出を繰り返す。 ロイは抵抗する力もなく、ただハクロにいい様に身体を揺らされ、最奥へと突き上げられていった。 「お前の門下生達ははグランが引き取ろう。マスタング流は消えるが、グラン流の支部として家と道場は残してやろう。」 「おぉ!それは名案です。お代官様。」 角度を変えながらロイの中をかき回し、中に注がれた精液を掻き出すように肉棒が中を犯していく。 マスタングよ…お前はわしの妾として一生可愛がってあげるぞ。 ハクロ代官の声もロイにはもう届いていなかった。 四方八方から繰り広げられる快楽に、ロイは完全に支配され、されるがままに身をゆだねていく。 門下生達の蔑む怒号も、ハクロ代官の優越感に浸る声も、ロイは遠くで行われているように聞こえていた。 私は…もう深い闇に堕ちてしまった… これが我が家と弟子達を守る為の覚悟… 愛しい人を守る為の… エド…エドワード… お前の為なら、この身は惜しくなどないのだよ… ロイの意識は遠くなり、周りの声も聞こえなくなっていく。 どこかで叫び声が響き、なにやら大きな物が落ちる音もする。 そして自分の身体がふわっと浮かび、誰かに抱きしめられている感覚… 「………んて…どい…を…」 聞き覚えのある声にロイは安心感を覚え、その胸に顔を埋めていく。 そしてロイはそのまま意識を失っていった… To be WEB拍手へ…
ただいま公開中の拍手SSの続きです。
勿論この後もあります。請うご期待(プレッシャー)
お家の為、弟子達の為、なにより愛しいエドワードの為、自ら身を捧げるロイ。
ああ!たまらん!ビバ時代劇!(笑)
何が何だか判らない方は、表のNovelのWEB拍手SS「大人の時代劇」を参照して下さいませ。(ぺこり)
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