長かった連載も、とうとう終りとなりました。

この話は、もう十年も前にあったドラマから幾らかの設定を借りて書いたものです。

当初はその作品の題をそのまま使っていたのですが、指摘いただいた事もあり、あまりにパクリっぽすぎるような気がして、改題をしました。
それでも、元の作品のイメージはあるので、表に「Ｗパロディ」という表記を入れました。

結局、設定は借りたものの、ドラマとはエピソードが全く違うので、パロディと言うよりも、オマージュ作品になっちゃいましたが…；
コミカルさを出せば、パロディとして、堂々としていられたのですが、この小説で、どうしても書きたかった事があり、それを書こうとしたら、パロディにならなかった…というオチです；
こだわりさえ捨てて、ただ、遊びで書いたものであれば、一番良かったんですよねorz

さて、話は変わりまして。
この小説を書いて、一番書きたかった、因果（カルマ）の法則。
悪い事をしたら悪い事が跳ね返ってくる。
良い事をしたら良い事が跳ね返ってくる。
ヒロインも跡部も、悪い事をした為に、つらい目にあった…。
その代わり、それを乗り越えて幸せになる。
それは、物語の世界だけじゃなくて、現実でも同じなんですよ。
物語なので、少しオーバーに書きましたが、過去に悪い事をしていても、ちゃんと償えば、過去に辛い思いをしてても、乗り越えれば、ちゃんと幸せに生きてゆけるんです。
少しでも伝わればと思います。

自分なりに色々考えて書いたつもりだったのに、気が付けば、回収しきれなかった伏線や余計なエピソードが沢山で、何この駄文っ！と、今読み返して思います。
同人誌版で、加筆修正を考えていますが、更に時間をおいて、サイト版も加筆修正したいです。
いや、マジで自分で読んでいてイタタな文章がもう、恥ずかしです。
自分の文章にもっと自信をもてるくらいのクウォリティになるよう、修行しますです。



最後に、とんでもない駄文におつきあい下さった皆様、拍手コメントを下さったったり、誤字脱字をツッコミ下さった皆様、本当にありがとうございました。
心から篤く御礼申し上げます。