任務 筆おろし 後編
強気な事を言うナルトに、イルカは自然と笑みをもらした。
こんな普通の男の身体に、ナルトの性器も頭を擡げている。
「乱暴に触るなよ?ほら、軟膏」
ナルトは言われるまま、軟膏を指ですくった。
サスケの精液が洩れる孔に、ナルトは不器用に軟膏をなすりつけた。
そして押すように、指を第一関節までうめこんだ。
「んっ!
こら、いきなり入れるな」
「ごめんってば」
ナルトは謝りながら、指をいったんぬいた。
そして穴を撫でるようにしてから、ゆっくり指を入れた。
「すげ〜熱くて、ギュウギュウ締め付けてくる…」
ナルトは指を増やしながら、イルカの内部を弄りまわした。
本能なのか、ナルとはイルカの感じる場所を探り
翻弄した。
「あっ…っ、ナ、ナルト。
もういいから、入れてみろ」
サスケとの交わりで、すでにイルカの内部は感じやすくなっていた。
そしてナルトに執拗にいじられた今、孔はもの欲しげにヒクヒクと
うごめいて誘っている。
「…うん…」
興奮したナルトは言葉少なく、イルカの孔に性器をあてた。
ナルトの性器が進む感触に、イルカは身を震わせた。
「イルカ先生…」
サスケの声に目を向けると、サスケの性器が元気を取り戻していた。
しかも、いつの間にか綺麗に拭われている。
「あんたが口にするから…」
「そうか、綺麗にしてきたんだな。
ありがとうな、サスケ」
イルカが微笑むと、サスケは照れくさそうに視線をそらせた。
イルカは、サスケの性器に舌を伸ばした。
舌で舐め回してから、口内に導いく。
下の方ではナルトが、イルカを揺さぶりはじめていた。
ヌチャヌチャという水音と、ナルトが腰を打ちつける音が淫靡に響く。
3人分の荒い息遣いが、より濃厚な空間をつくりあげていった。
「っ、あっ。
イルカ先生の中、凄く気持ちいいってばよ。
うっ、出るっ…!」
イルカは少し力を入れて、ナルトを締めつけた。
ナルトはサスケに負けない熱いものを、イルカの内部に放った。
サスケも呼応するように、イルカの口に放った。
「またな、イルカ先生」
翌朝、ナルトは昨晩の事など感じさせないまま
サスケと部屋をあとにした。
サスケの様子も今まで通りだった。
イルカは安心して、二人を送り出した。
イルカと一夜を過ごした建物を出た二人は、すぐに言葉を失った。
「おはよ〜さん。
スッキリした顔しちゃって…」
少し殺気の漏れた、カカシが居たのだ。
「お前達。
2度目は、ないからな」
それだけ言うと、カカシは建物に入って行った。
「カカシ先生…マジだったってば…」
「ああ…」
二人は昨晩、恩師であるイルカを抱いた。
大人の様には出来なかったが、二人は一夜でもイルカと供に過ごせた。
それでだけで、よかったのだ。
手に入る人ではないから。
END
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