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桜島の西半分（鹿児島市側）を占める町です。ちなみに東半分（垂水市側）は昭和25年から鹿児島市です。
古くは西半分が西桜島村、東半分が東桜島村という行政区分になっていました。
”昭和の大合併”の頃、降灰の被害で財政の苦しい東桜島村は西桜島村に合併を申し入れましたが
拒否され、鹿児島市の呼びかけに応じて合併の道を選びました。
鹿児島市から近く観光や農業で比較的豊かだったために合併に応じなかった西桜島村でしたが、
”バスに乗り遅れた”という声もあり、当時は鹿児島市との合併を望む声が村民から多く出たそうです。
しかし、その後のモータリゼーションの進展で村営フェリーの収入が増え、観光や桜島小ミカンや大根と
いった特産品で活性化してくるとそれらの声はいつの間にやら立ち消えになってしまいました。
なお、昭和48年に桜島町となっています。2004年11月1日に鹿児島市に編入されました。
