- そしてVT-7500側にOSを突っ込みますが....まず、モニターがありませんw とりあえずモニターは1500円のスピーカー内臓タイプを購入。接続ケーブルでオン。 メモリーがPC133SDRAM(VC133なる専用品ですがPC133と同等。CL2で、CL3より 若干早いとかなんとかいう話があります。)128MBですが、なんとなく心もとないので もう1枚128MBのを差し込んで起動(その後、512MBの二枚刺しにしてサクサク動くようになりました)。 PCIバスはマザーボードからハブを噛ませているのは分かったのですが、 モジュラーケーブルのコネクターしかなく、LANケーブルが入らなかったので、メインPCから 移植しました(いっときマザーボード側から直接繋がらなかったため、ジャンクパーツで 買っていた)。 とりあえず、ここまでやって電源投入。やり方は変わりませんのでPC-1-CA機に導入したときの画像を 掲載していきます。
立ち上がると、ベースになったUbuntuの画面が現れます。 OSに変更を加えずに見てみる、は作動具合を最初に調べたり、またHDDの中身が 生きているのか確認するのに有効だと思われます。
2番目の“ハードディスクにインストールする”を 選択します。 すると動き始めます。 メモリーの大きさに左右されますので気長に。といっても256MBもあれば 余裕で動作しますが。
言語設定です。デフォルトで日本語になっていますのでそのまま進みます。
住んでいる国と時刻を聞いてきます。画像が大西洋の真ん中みたいですが気にしない。 +9時間東京とあればそれで大丈夫です。
キーボードの設定はデフォルトのJapanで大丈夫でしょう。
たとえばWindowsとのデュアルブートにする、HDDを切り分けるという行為は ここで設定します。マウント先なども設定することが出来ますが、 今回は4GBという小さなHDDを使うのでフルに使います。
ユーザーネームとパスワードを設定します。後で 変更はききますが、ここで忘れないパスとネームをきちんと設定しましょう。
これでインストールしますがよろしいですか?の 問いにOKをすればインストールが始まります。
インストール時間はメモリーその他の状況にもよりますが 20分から1時間程度をみておけば良いかと思われます。
インストールが終わって再起動をクリックするとCDが吐き出されてきますので、CDを取ってトレイを戻し、 ENTERキーを押します。 再起動できることもありますが、何も起こらないこともありますので、そのときは メインスイッチで電源を落としてしまっても大丈夫です。
ということですが、OSを入れてネット接続する時点で分かったのですが、 PCIバス経由でネット接続が出来ません。 最終的にUSBハブをPCIバスに接続するときに分かったのですが、 PCIハブの接続設定がBIOSでできていなかったからでした。 (起動直後に選択できるBIOSセットアップユーティリティにおいて、 PCI設定→PCI IRQ Line1〜4があるのですが、これが“自動選択”になっていなかった)
仕方がないので、PCカード経由で接続してターミナルを起動し、 sudo apt-get updateで8.04.4のあとダウンロードしてきて sudo apt-get upgradeでsynapticパッケージマネージャに最新バージョンを 反映させます。
必要なものを右クリックしてインストール指定にチェックを入れていきますが、 MP4の音楽再生としてMPlayer Movie Player , VLC media player , 動画の読み込みの補助としてSun-java-6 jre オフィスソフトとしてOpen-office 、画像の加工としてGimp、 PDFファイルの読み込みソフトとして evince, フラッシュプレイヤーの読み込みとして flashplugin-nonfreeと sun-java6-pluginが必要かと。ノートの場合、Wifi-radarを積んでいれば何かと便利。
右クリックでインストール指定をしたあと、すべてアップグレードをクリック→ 適用で必要なもののダウンロードとインストールが始まります。 スタートメニューで追加されていればインストール完了です。
VT7500はUSBポートが2つしかなく、P/Sポートがないため、USB接続のマウス・キーボードを 接続してしまうと、まったく余裕がなくなります。 USBポートの増設を考え、PCI接続としたかったので霧島市のハードオフで ジャンクパーツをみつけて3つのポートが増設されました。 しかしながら、LANケーブルに引き続き、 またしても認識しないため、BIOSの設定を疑ってみたら、前述のとおりだった次第。 ただ、PCIについてはOSの読み込みが始まってから通電して作動し始めるため、 キーボードを接続していたとしても PCI経由だと電源を入れてすぐにF2キーを押してもBIOS設定画面にいけないという現象が 起きます。