実物車両細部写真

キハ75


グリーンマックスから完成品の登場がアナウンスされているキハ75系列です。 さいどらいんは平成5年登場の一次車をプロトタイプにエッチングキットを 発売しているほか、99年登場の200番台、400番台を限定生産しているので、 キハ75を手にすることは現時点でも可能です。しかも発売とともに 中古市場のキットも値崩れしている模様です。 さてさて、1次車(0、100番台)と2次車(200、300、400、500番台)の 大きな違いは前面貫通扉の上にあるヘッドライトの有無です。 また、登場当時の違いとしては、乗務員扉の把手が1次車では1つだけですが、 2次車では、地上からの開閉が楽に行えるように2つ取り付けられています。 これは、現在、211系5000番台などでも交換が進んでいるので、現時点での 識別点にはなりにくいかもしれません。

この他、1次車は311系などと同じ単純な転換クロスシートですが、 2次車は先に登場した313系と同じ、背もたれが折れ曲がるタイプを装備しています。 200番台と300番台、400番台と500番台はそれぞれユニットを組み、200番台、 400番台が便所を装備しています。400、500番台はワンマン運転対応車両で、 扉横に出入り口をLEDで表示する小窓が設けられています。おそらく GMではシールで対応するのではないかと思われますが....。

写真は400番台の屋上です。妻面寄りに電話アンテナのような小さな アンテナが立っているのが400番台で、後ろの500番台と識別できます。 カミンズエンジンを2台装備しているため、後ろのエンジンの煙突は 妻面に出ていますが、前のエンジンの煙突はランボード上に突き出ています。 また、クーラーで結露した水を流すためか、クーラー脇のビードの一部が なくなっているのが興味深いところです。

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