実物車両細部写真

キハ47九州色


屋上にクーラーの放熱器があるバージョンです。 写真の車両は鹿児島所属の1056号車です。

鹿児島工場で整備を受けたキハ47です。下の写真と比べてみましょう。

ライト周辺の塗り分けが違っていますね。こちらは小倉工場で整備された 車両です。帯がライトや機器に関係なくひかれているのが、小倉工場の 仕様。一方、ライトやタイフォンがクリーム色で処理されているのが 鹿児島工場の車両です。

鹿児島/小倉の折衷車両です。タイフォンの塗り分けが小倉方式、 ライトの塗り分けは鹿児島方式です。93年1月28日指宿枕崎線 谷山-宇宿にて撮影。 この日は未明から雪になり、朝にはうっすらと積もりました。まだ雪が舞う早朝に撮っています。 この日に撮った別の車両にはこんなことなかったんですが、過渡期だったのでしょうか? (元々九州色のデフォは小倉方式で数年して鹿児島方式が分化していった。)

水タンク撤去車なんか

2004年末に機関換装を受け、その後水タンク撤去(装備場所変更)が行われたキハ40-8050です。 コマツエンジンを装備しており、給水口や吸気口がなくなってスッキリとした 外観となっています。


こちらが燃料噴射系統を改良したキハ47-6097です。40と47の違いはありますが、 吸気口や給水口が残された外観が特長です。


帯の切り分けです。うまいこと3種類が並んでいます。中央の乗務員扉を挟んで両方とも 斜めにカットするのは電車(415、475、717)と同じですが、鹿児島では47-5077など ごくごく少数派だと思われます(自分は5077しか知りません)。

キハ40進化論?

元ネタ提供:つばめ16号さん、実況検分:重富でお送りします。窓下のルーバーにご注目。


140-2067です。給水口脇にルーバーが残されています。このルーバー、反対サイドにも 同じ位置に同じものがついています。ですので左右で役割が一緒で、埋まるときは一緒に 埋められると考えられます。なお、屋上の水タンクが左にくるこの画像の向きが、キハ40では 奇数サイド(画面右が1位)となります。偶数サイドではエンジンの直上に位置する吸気ルーバーが 塞がれている車両とそのままの車両が存在します。これはキハ66系列にもいえることです。


これが埋められた状態です。車両は8038号車です。さらに進化すると上にいる 水タンク撤去車の状態になるんだと思いますが、たぶんこれからまだまだ進化するでしょう。

キハ140-2062の怪 〜変な車両はいつまで経っても変?!〜

キハ140-2062は元小倉工場試験色のキハ40-2062のエンジン出力強化車両です。 昭和57年から昭和59年にかけて小倉工場試験色に塗り替えられて長崎地区で活躍してきたのは ご存知の方も多いでしょう。竹下・直方・大分を経て鹿児島に落ち着いたこの車両がまたまた 妙なことになっています。


側面をご覧ください。よぉく見てください。前と後ろで帯の切り方が違っていますね。どっちが 正しいんじゃぁ!と突っ込みを入れたくなります。


障害物があって見づらいですが、一応役目は果たしているので偶数サイドの画像をアップ。両方とも 帯は斜めカットです。ということで1位側だけ帯の切り方が縦になっているという珍車です。


この写真は同じ140-2062で、2003年春、つまり2年前の撮影ですが、この当時は1位・3位側ともに 帯が斜めにカットされています。整備のときに鹿総車の中の人が間違えたか.....、 多分マニアへの嫌がらせ(なわけない)。ここ2年の間で客扉にあったタブレットプロテクタの ホルダー(Hゴムのそばに小さく4つついている金具)が撤去されたことがわかります。なお、 前面貫通扉に2つある手すりも2067などごくごく少数にしか見られないチャームポイントです。 こちらは現在もそのままとなっています。

キハ40系列形態分類

今度はKATOキハ40の発売に間に合わせるぞ、ということでボチボチ進めてきました。 とりあえず、鹿児島で捉まえた25両分です。検査やら何やらで刻一刻と 内容が変わっていますので、後日見て、違っているぞゴルァ!という苦情は 受け付けられません。アシカラズ。えぇ、475系や717系も2年後ということで 再度確認しているのですが、それこそもう一度調べなおしたら面白のではないかと 思うくらい違っていますんで。
というより...。
475系の形態分類はわれながら信頼性の高さには自信があるのですが、今回のキハ40系列に 関してはだいぶ怪しいです(特に屋根の塗り分けなど屋上について)。 調査回数が少ないとか事情がありまして、そもそも駅で網を張ることができないので(時間の割に ほとんど来ないので経費的にも見合わない)工場周辺をウロウロしているのですが、いかんせん 高いところがなく、側面から判別しているために汚れと見分けがついていない可能性があります。 屋上に関してはベンチレータの埋め込みに当て板をしたものとそうでないもの、の区別をしています。 これに関しても怪しい面がありますので各自でご判断のうえご活用を。

番号は適当に調べがついたものから並べていますので、各自Ctrl+Fで気になる番号を 打ち込んで探してください。実物が番号順でないこともあるんですが、 たいへん申し訳ないです。あと、所属車両(45両くらいでしたっけか?)をコンプリート しようとは思っていません(時間とか労力とか経費とか気力とか色々な都合上)。 隼人駅・吉松駅・都城駅・南宮崎駅の各駅あたりで網を張っていれば、そのうち全車両 集まりますのでどうしても!という方は各自で粘ってくださいませ(中央駅近くの中州陸橋下に カメラ2台据えて1ヶ月置いておけば理論上は全部集まるんですが、どこに許可取ればいいのやら?!)。

凡例
まずは、基本スペックから。
鹿児島のキハ47はタイフォンは基本的にシャッター無しです。いわゆる スリット式ともいいます。Hゴムは基本的に黒です。客扉などはすでに 全部黒になっていると思われますので前面に関してのみ特記しました。 前面は帯の処理の仕方に関してはこのページの冒頭2枚の画像を見比べてください。 ライト・タイフォンに帯がかからない鹿児島工場標準の塗り分けをした車両を ”鹿児島顔”、帯がかかる小倉工場標準の塗りわけを”小倉顔”と区別して、 ”小倉顔”の場合のみ特記してあります。

帯の切り方は3種類ですが、例外の1種類はキハ47-5077のみですのでそれ以外に 関して斜・縦で区別しました。

ベンチレータは撤去されています。撤去の仕方に違いがありまして、 3種類あります。一つは撤去後ベンチレータのあった部分に5ミリから 1センチくらいの厚い当て板をしており、側面からも出っ張りが確認できるもの。 もう一つは跡は見られるものの当て板の出っ張りがほとんど見られないものです。 この2者は屋根を上から見ると白っぽくなっており、痩せ馬が目立ちます。 残りの一つは撤去後、塗り重ねられたのでしょうか。灰色(GMねずみ色1号に 近い色)で綺麗に処理されているもので、出っ張りはおろか、跡すら 見当たりません。

模型的に見ると後2者を区別してNゲージ化するのは困難なのと、 調査の際の識別にも手間がかかるので当て板が目立つものを”撤去跡あり” 見えにくいものは”撤去跡なし”と一括して表示しています。
あとは画像で解説。


まずは偶数側サイドから。ルーバーに関しての記述と実物との関係は画像のとおりになっています。


奇数サイドです。標記の仕方は偶数サイドに準じます。帯上のサボ受けは、ワンマン運転が 開始された頃に”入り口・出口”の電照表示機が取り付けられていた関係で、その表示機が あった車両はサボ受けが撤去されているようです。


屋上水タンクが撤去された車両の屋上の様子です。屋根の塗り分けは正確には屋根の端のクリーム色との 塗り分け方を示しています。手前の車両の屋根の塗り分けは雨どいの端でいったん幅が狭くなって 前方へ伸びています。この形状が漢字の凸の字に似ているので塗り分け方を”凸”と書いています。 右側の車両は塗り分け線が雨どいの両端を一直線に結んでおり、その形状から”−”と 記述しました。
















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H




H

備考
大ルーバ小ルーバ小ルーバ
2064 前無後有グレータブレットガード受け金具有
40-2065
140-2062斜(除1位側) 貫通扉に手すり有
2063         
140-2061    タブレットガード受け金具有
140-2067    
7056  タブレットガード受け金具有・小倉顔
8038  グレーグレー 
8050 屋上水タンク・給水口無し
8051 グレー屋上水タンク・給水口無し















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H




H

備考
大ルーバ小ルーバ小ルーバ
5051 グレー 
5057  
5077斜/斜  
5126  
6046  
6050      
6097 小倉顔
6098  
8123  
8124 屋上放冷ユニット有
8157  
9075  グレー 
147-106   


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