実物車両細部写真

787系電車


787系電車のパンタ周囲です。色差しの参考にどうぞ。 なお、パンタの上昇確認のために、シューの端が黄色く塗られています。 これは、鹿児島工場で整備された車両であることを示します。 小倉工場では、これを朱色に近い赤で塗ります。

リレーつばめも発売されたことですし、手すりについて一言。

前面手すりは93年春改正(にちりんシーガイア、ドリームにちりん/つばめ運転開始) 用に用意された2次増備車(92年度後期落成分)から 取り付けられたものです。番号としてはBk-7以降(93年2月1日落成)となります。 左側の画像は93年2月に撮影したもので、当然車両は1次車となります。この車両では まだ手すりが取り付けられていませんが、よくよく見ると穴が複数開けられています。 あくまで素人の予想に過ぎませんが、実際に運用してみて手すりの大きさを決めようとした 跡なのかもしれません。

2次車以降で前面のマイナーチェンジが行われるのは 885系も同じで、こちらもソニック用にはかもめ編成にはなかった”えくぼ”がついた、 と話題になりました(洗車時?にやりにくい、といった現場の声から足掛けとしてついた、のだそうです。 787系の手すり=足掛けも同じ目的だと聞いています)。

なお、Bk-10は4次増備車で94年春改正で、長崎本線の特急かもめに 787系を充当するために増備されたものです。なお、93年中に1次車にも足掛けが追加されていますので 短期間だったといえば短期間だったようです。なお、取付の際、切り欠きの形状が 変わっているので見分けることが出来るようです。また、よくよく見ると運転室上のライト後方にも 足掛けが追加されているのが見て取れますし、有明編成との併結が始まったのに伴って 電連が追設されているのも分かりますね。


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