上から見た図
どう見ても某国の工作船っぽいんですけど...。発射筒が３基８発分装備されているほか、
装備の拡大も予定されていました。船橋左右に出っ張っている棒がその予定部分で
上下方向に可動な発射筒が２連装でつく予定でした。
航海状態？の様子
前部の可動発射台の発射部分を船体のくぼみに収めています。発射台には
花火のずり落ち防止のためにストッパーがついていましたが、発射した際に
吹き飛ばされてなくなり、そのままになっています。左舷に見える麦球は
右舷にも緑色の物がつく予定だったのですが、装備されないまま現在に至っています。
こんなもの光らせて夜戦でもするのかと...。
戦闘態勢？の姿
発射台は仰角90度くらいまで、360度水平旋回が可能です。軸は焼きつぶしたプラ棒で
作られており、頑丈になっていましたが、やはり発射時の反動が大きく、
決まった方向に発射することは出来ませんでした。前部の可動式発射筒の内部は
水性カラーのシルバーで塗られており、これが熱ではがれているために色が
透けて見えています。（後部発射筒内部はピットロード艦船カラーの２です）。
船底の様子
元ネタになったタミヤの船は船体中央付近に穴をあけ、そこからスクリューシャフトを出して
動くものでした。船底の三角形の出っ張りがその跡です。
しかし、これだと浅い水面で動けなくなるために船尾に穴をあけなおし、
シャフトを通しています。写真では２枚ペラになっていますが、廃艦にした艦艇から
とってきた３枚ぺラのものと交換してスピードアップすることになっていました。
舵は２枚ですが、１枚が折れてしまっています。
艦尾付近
３連装の固定発射台付近のアップです。船体と発射台はゴム系ボンドでガッチリと繋いであります。
その一方で破損した部品はカッターナイフを入れれば交換できる、という算段でした。
船橋の後部から発射台の甲板に張り出しがありますが、これは反動で外れた際に発射台のある
部分が丸ごと吹き飛ばないようにする押さえの役目をしています。なお、写真にある左舷の
発射台は３代目、右舷は２代目です。初代は発射口に覆いがなく、花火は大小兼用でした。
しかし、テストしたところ、１発飛ばしただけで発射台が反動で吹き飛んだために
大きいものは使えない、ということになりました。２代目で画像のタイプになり、左舷のものは
他のページに書いたとおり爆発事故？で粉砕されたので作り直したものです。
船橋後ろの箱みたいな部分は電池ボックスです。通常船内の２本の単３電池で動くんですが、
スピードが速くなるかな？と思って増設しました。結果としては電池の重さで船体が沈み込んで
抵抗が大きくなってしまっているためにそれほど速くはなりませんでした。
艦尾
艦尾です。３連装発射台から発射した証拠として取り付け板が熱で曲がって沈み込んでいます。
次に作るとしたらこの部分は熱で曲がらないバルサ材なんかになると思います。
下の３枚羽根のスクリューの部品は交換予定だったものです。
船橋部のアップです。
発射時の焦げ跡が今もついています。船橋横にある斜めの線はストローがついていた跡です。
ご存知のとおりロケット花火は棒がついているからこそ安定して一直線に飛びます。
ゆうづるの発射台につける場合、棒を折らないと装着できなかったので発射は出来るものの
一直線に飛ばないきらいがありました。これを解決するために棒がついたまま発射できるよう、
ストローをつけました。ところが棒がついたままのロケット花火を載せると重心はものすごく高くなります。
実際に水上で転覆しかけたので撤去しました。これが元で前述の船橋の左右に２連装の発射台を
取り付ける構想となったわけです。
現在はなくなっていますが、マストが装備されていました。十字架タイプのシンプルなものでしたが。 船橋の大きさや甲板の設定に非常に無理がありますが、もう一隻仲間を作ってやりたいと思う今日この頃。 ゆうづる自体は配線がさび付いているせいもあってもう動かないと思いますが、船橋の下を くり抜いてあるはずなので船橋を取り外せば配線の交換が出来ます。 でも遊んでいたのが中学生とか高校生の頃だったからよかったのであって、今やっていたら 通報されそうな感じだなぁ...。
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