カイン様萌え日記


夜の特別業務(Hネタですが、エロくないです。)

 

○月×日

最近また忙しくて、カイン様と遊ぶ暇がない。体力はある方ではあるが、さすがにこうも睡眠時間が削られると意識も朦朧としてくる。

・・・・ちょっとヤバイかも。しかしまた今日も日記を書かずにはいられなくなった。

 

昨夜、食事の時間が過ぎて部屋で一人、使用人たちの給料などを帳簿に付けていた。今月はやけに食費が上がっている。

最近オスカーがよく来るせいもあるはずだ、あの大食らいめ。ヤツには遠慮という言葉のかけらも感じられない。

そうこうしてるうちに誰かが部屋を訪ねてきたようだ。

「どうぞ」

そう言って扉の方へ目をやるとカイン様が現れた。カイン様の方から私の部屋へいらっしゃる事は滅多にない。日中はよくカイン様の

お部屋に伺ってお世話をしているものだから、ついでに夜の方もカイン様のお部屋で、という事が多かったのだ。

少し驚いたが、持っていたペンを休めてカイン様の方へ向かった。

「めずらしいですね。どうかなさいましたか。」

見ると、夜の廊下は冷えていたはずなのに上着も着ていない。

「そのような格好ではお風邪を召されますよ」

そう言って自分が着ていたものをそっとかけようとしたが、カイン様はいい、と言って部屋の奥へスタスタ歩いていき、ベッドに腰掛けた。

「あいからず、殺風景な部屋だな。」

カイン様は、呆れたように机の上に山積みされた書類や何冊も適当に積み上げられた書物に目をやる。飾り気のない部屋でそれらの

乱雑ぶりは余計に目立つ。

「でも、お前らしい。」 そう言ってカイン様は少し笑った。「仕事が忙しいのか」

「まぁ・・・・」

そうなんですよ、忙しくてなりません、と主人を前に愚痴るわけにもいかず、少し言葉を濁した。

 

そして沈黙が少し続いた・・・

 

一体何しに来たんだ、何がしたいんだ、この方は。と思い、(否、本当は何となく察していたが)私は口を開いた。

「・・・カイン様、あの・・・・何か、ご用だったのでは・・」

「用がないと来たらいけないのか?」

それは逆ギレというやつではないだろうか。と思ったが慌ててフォローした。

「いえ、そういうわけでは・・・」

そう、本当は気付いていた。カイン様は素直に表現する人ではないと知っている。恐らくは私がここのところ夜も仕事続きでお部屋に

伺えなかったから・・・

「もういいよ、仕事の邪魔したな。じゃあな。」

そう言うといきなりベッドを離れようとしたので、慌ててカイン様の腕を掴んで引き寄せた。

「すみません」

私は少し意地悪な質問をした事や、カイン様を放っておいた事を思い返し、ちょっと申し訳なく思った。

カイン様の細い体を抱き寄せると、薄手のシャツはすっかり冷え切っているようだった。

それでも抱き寄せているうちに、身体のぬくもりはふんわりと感じられる。

手のひらに伝わる背中のぬくもりを堪能しながら、仄かに香りのする柔らかい髪にキスをした。

「・・・・なんだよ、早く仕事しろよ」

「この状況では無理ですよ」

少し笑ってカイン様から離れると、自分の上着を羽織らせた。

「そんな薄着では本当にお風邪を召されますって。」

「何度も同じ事を言うな。こんなものでは防寒にもならない」

「え・・・・」

途端に首を引き寄せられて口唇が塞がれた。

「ん・・・・カイン様・・」

口を開くとすぐに舌が割って入ってきた。

次第に激しくなるカイン様の熱い吐息は、まるで情事を乞うかのようで、私もそのまま促されるかのように二人でベッドに

倒れ込んだ。

「お前があっためろ。」

そう言われたので、カイン様を包み込むように抱き締めた。

「もっとだ」

「え、もっとですか」

なので、もう少しきつく抱き締めてみる。カイン様のお考えを察した上で、わざとふざけているだけだが。

「違う。まだまだ青いな」

・・・私も一応、もうすぐミソジなのだが、17の少年に青いと言われるとは。私は、シャツを剥ぎ取り始めるカイン様を、為されるがままに

眺めていた。そして首元にキスを重ねてくるカイン様の髪を掻きながらまた意地悪い事を聞きたくなってしまった。

「・・カイン様・・・もしかして、したかったんですか?」

そう言ってちょっと笑うと、ムッとした顔で睨んでくる。

「・・・・帰る!」

「今さらそれはないでしょう」

逃げようとするカイン様の上体を引き寄せ、ベッドに組み敷いた。

「ふざけてないで、早く抱け!いくら仕事が忙しいからといって全く俺を放っておくとはどういうことだ。俺との行為も全て、お前の仕事の

 うちなんだからな!」

そんな無茶苦茶な。

しかし私は笑って「わかりました」というと、この憎まれ口で自分の欲望を曝け出す可愛いご主人様の仰せの通り、

その夜も淫らなお仕事に従事したのだった・・・

 

あぁ・・・今日こそは睡眠取ろう・・・

 

 

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執事、徹夜でご奉仕(笑)

ねぇ俺にもかまってくれよーっていう俺様受けカインが可愛いです。

それに誘われる執事の気持ちもわかるが・・・・単純。

今回はエロ無し、あんまりエロエロ日記ばかりもどうかと思いまして・・・

でもまぁ・・・すでに私のHPではエロ執事のレッテルは貼られてるかと思いますが。

あはは。がんばれ、執事♂(笑)

 

 

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