夏美ちゃんの初体験~最終融合承認~中編そこは綺麗なお花畑。蝶が舞い、仔犬が駆け回る。何故か自分も陽気にステップを踏んでいる。 川が流れている。透き通った水。工業廃水垂れ流しの川とは別世界。 例えるならばなんか仙人でも住んでそうな山から湧き出た、ご利益でもありそうな清水。 川の向こうではデコ禿げの熟年と美白の王様が仲よさそうに肩を組んで手を振ってくれている。 さあ、僕も。 「さあ、僕もじゃなぁぁいっ!!!」 何とか気力を振り絞ってキールは目覚める。少し前後の記憶があやふやだ。 なんか身体が壁に潰された蛙のようにへばりついたような感触がする。っていうか全身痛い。 筋肉が、骨格がきしんでいる。 「キール…よかった…よかったぁ!」 「えっ…あっ…夏美…。」 泣きながら彼を見つめる夏美の視線に気付く。ここへ来てようやくどういうことがあったのか思い出す。 (そうか…気を失っていたのか…。) なんか言葉にするにも情けない話である。念願の恋人との情事。いざ、と挑んだところ先が少し入るかは入らないかというところで夏美が暴れだしたのである。 人によって程度の差はあれ初めての性交というものは女の側に苦痛を強いる。 破瓜の痛みに耐えかねて相手が暴れだす事も珍しい事ではない。 ただし、この場合暴れた少女の力が多少規格外すぎたのだ。何せ片や雑魚敵を横切り一発で一撃昇天させる無敵の誓約者。片やクリティカル一発でお陀仏のモヤシ召喚士である。 なんとか一命を取り留めただけでも奇跡かもしれない。 「ごめんね…キール…あたし…」 がっくりと肩を落として夏美はうなだれる。こんなはずではなかった。せっかく夢見た彼との初体験。 それがこんな事になるなんて。アレをするとき痛いらしいというのは聞いてはいた。覚悟もしていた。 だが想像以上の痛みに耐えかねて、ほんの先ほども受け入れられずに暴れだしこのざまである。 自分が不甲斐なくてしょうがない。 「大丈夫だよ、夏美。」 そんな夏美の気持ちを汲み取ったのかキールは優しく声をかける。 落ち込んだ夏美の気分をやわらげるようにして続ける。 「さっきは…その僕の方が悪かったと思う…すまない。」 言いながら先ほどの行動を思い返す。夏美と結ばれる。そのことに頭がいっぱいで配慮を怠った事を恥じる。自分に女にとって一番大切なものを捧げてくれる少女。 そんな彼女を少しでも苦しませないように気を使うべきだったと今さら悔やむ。 「今度は…ちゃんとしよう。その…君がよければだけど…。」 「…うん…。」 少しだけ気持ちを楽にして夏美は彼の言葉に頷いた。 「それで…どうしたらいいのかな…?」 「あたしに聞かないでよ!」 気を取り直しての再開。そうことがすんなり運ぶわけではない。 何しろ互いにこういう経験に関してはほとんど素人である。どうしていいか戸惑うのにも無理はない。 「いや…でも…その…何から始めていいのやら…」 (しっかりしてよ。もうっ!) マゴマゴとしているキールの様子に夏美はむずかゆい感じを覚える。 さっきはちょっとカッコいいかなと思ってしまった自分が恥ずかしい。 (キールがしっかりしてくれないと…あたし…あ~ん!!やっぱ恥かしいよう。) 本当に今更の事だがこの状況に羞恥心が働く。今まで異性相手に裸体を晒すようなこと自体ほとんどなかったのだ。実を言うと肌を見られる視線を感じるだけで逃げ出したくもなる。 ふと、自分の身体を見やる。生まれてから18年、一緒に過ごしてきた身体。 何と言うか外を駆け回ったり、部活動に勤しんだり、スラムの不良を撃退したりやれ、テロ組織だ。やれ悪魔の大軍だ。終いには魔王だかとドンパチやらかしたおおよそ乙女らしさとはかけ離れた日々をすごしてきた身体。 (う~ん…我ながらトンデモな人生歩んできたなあ…) それも今や美しい思い出などという事もできるがこれでいいのかあたしの人生と思わないでもない。 考えている内に視線が一点に注がれる。なんとか胸と呼べる程度の膨らみに。 (ふっ…あははは…) 自分で少し虚しくなる。そりゃまあ胸の大きさで人生がすべて決まるわけではない。 でもやっぱ少しは大きいものにも憧れはする。 (やっぱ…ちっちゃいなあ…もうちょっとせめてもうちょっとでいいから…) まあ世の中には夏美の持つ僅かな膨らみさえ持ちえないいい年したツルペタも存在する。 やかましいとゼラムの辺りにいる誰かさんから突っ込みが飛びそうな気もするが置いておく。 (やっぱ大きくするには…) ふにふにと乳房を手がまさぐる。 (そうそう…揉むのは基本よねえ…) くりくりと乳首を刺激される。 (ひゃふっ!…刺激も必要…って…!!!) 「何やっとんかぁ己はぁぁぁっ!!!」 いつの間にやら夏美の胸をまさぐっていたキールのこめかみに渾身の右がヒットした。 「ぐはぁ!!」 直撃を食らってキールは思わずうめく。また意識が飛びそうになるがなんとか踏みとどまれた。 「イキナリ変な事しないでよ!もうっ!!…………って…ごめん…。」 勢いに任せて怒鳴りつけるがすぐに思い出す。今が情事の真っ只中である事を。 その最中に他ごとに気をとられて怒りに任せて殴る行為に大人気なさを感じる。 「いや…いいんだ…」 シュンと小さくなっている夏美に痛むこめかみを抑えながらキールは言う。 「ほんと…ごめんね…」 少しうつむきかげんで謝る夏美。少し恥らいながらも身体を開いてキールに身を任せる。今度こそは手が出るのを止めようと心に言い聞かせて。 「じゃあ……」 「うん…。」 しばし見詰め合って頷く。しばらくするとキールの指先が夏美の胸元に伸ばされる。 クニクニと乳肉を撫でまわしながら次第に乳首にも触れる。 「く…ひっ…あひゃんッ…あっ…」 小さい胸ほど感度は敏感とはよく言われる。薄桃色の乳頭に指先が触れるだけで頭がジンジンする。 優しく撫でまわされているだけで何か全身がむず痒くなる。 「…だめ…やっ…ひっ…あっ…」 コリッと指先でつままれた瞬間、脳に電気が走った。どこか遠いところまで意識が飛ばされる。 (感じちゃう…感じちゃうよぉ…あたし・・・もう…) なおも愛撫は続く。触れられるだけで頭がとろけそうになっていく。 「…へっ!…嫌っ…ちょっと!だめぇっ!!」 瞬間、滑った感触が乳房に伝わる。キールの舌が夏美の胸を這い始めたのだ。 「あひぃっ!!ひあっ…あっ…あひぃ!!」 ピチャピチャと唾液が塗りこまれる度に言いようもない感覚に捕らわれる。 快感と不快感が同居したような奇妙な気分。それと同時に羞恥心が膨れてくる。 (やだ…だめ…恥かしすぎるよぉ…だめだよ…もう…) 頭の中を虫が這いずり回るようだ。胸を舌で犯されるたびにむずかゆくなっていく。 なんかくすぐったい。にちゃにちゃした触感が伝わってきて、なめくじにでも這いずられているかのような心地がする もう堪えきれない。 「ふぁうぁっ!!」 「グハッ!!」 乳頭をあま噛みされた瞬間、夏美は無意識の内にキールを蹴り上げていた。 またしてもよろめくキール。 「あっ…また…」 「大丈夫だ…多分…」 夏美は謝ろうとするが腹を抑えてうずくまるキールに制される。 キールは構わずに夏美の秘所へと手を伸ばす。 にゅぷっ 「あ…ひぃ…う…あうぁ…」 少女のままである夏美のそこに指が入り込んだ。初めて他人に触れられる感触に悶える。 続けて陰毛も薄いそこをほぐす。秘肉が次第にならされていく。 くにゅくにゅと膣肉がほぐされるうちに夏美の秘所から蜜は滲み出てくる。 夏美は朱に染まった顔で喘ぎ声が何とか漏れる事を堪える。 (い…何も…考えられない…溶けちゃう…) 自分の秘部が次第に濡れていくのがわかる。ぴちゃぴちゃ卑猥な音が耳に入る。 死んでしまいたいぐらいに恥ずかしい。だが同時に天にも登るような解放感にも包まれる。 ぴちゃり またしても湿ったものが触れる感触。 キールの舌が今度は夏美の秘所を舐めようとしていた。 (え?ええええ???え~~~~!!!) 流石に夏美にも限度というものがあった。ただでさえ恥ずかしいのに… 肌を見られるだけでも…それなのに…今度はじかに…自分の… (アソコを…見られて…舐められ…ダメ!そんなの…あううう!!) 「変態!!止めて!!やだっ!!やだぁっ!!!」 「ふぐぅっ!!ぐふぉ!!はぐあっ!!」 キールの顔面に夏美の連続キックがヒットした。 「今度こそ…いくよ…」 ボコボコに腫らした顔でキールは言う。もう何と言うか朝まで寝ていたい気分だったがなんとかことをやり遂げようと気力を振り絞る。 もう十分に前戯は済ませた。十分に濡れた夏美のソコ。 散々ボコにされつつもここまでなんとか辿り着いた。 (やっと…やっとここまで辿り着いた。とうとう僕はナツミと…) 愛する少女。何ものにも替えられない自分の居場所。そんな彼女と結ばれる幸福にキールは酔いしれていた。自分はなんて幸せ者なのだろう。そう思う。 夏美の全てが愛しかった。可愛らしい胸も、毛も薄いアソコも…。 もう少し年少に見られそうな小柄な体。思わず抱き締めたくなる。 そんな幸福感に浸りながら己の一部を少しづつ近づける。 そんなキールに夏美は無言で頷いた。身体の力を抜く。今度こそは上手くいくと信じて。 (…えっ!) ふと気付く。改めて結合せんと使用とする部位を見て。 (キールのって…あんなに大きいんだ…) 意識してみると初めてその肉棒の大きさが実感できた。 先ほどの痛みはなにも夏美が処女であったからだけではない。 キールのそれはおそらくはある程度経験をつんだものでも受け入れるのには厳しいサイズであった。 (あんなの…入るの…?入るわけない…裂けちゃう…。) 途端に恐怖に震える。あんなに大きなものを入れられたら自分はショック死してしまう。 そんな不安が頭に広がって…。 (…大丈夫…信じなきゃ…でも…でも…) 初めて彼と結ばれるのだ。彼を信じなくては…そう頭に言い聞かせる。 それでも本能的な恐怖だけは拭えなくて……。 (大丈夫…怖くない…怖くない…怖くない…) 何度も呪文のように胸中で囁いた。亀頭の先がピタリと触れ合う時、拳銃を押し付けられた気分になった。そして亀頭の先が少しだけ埋没し… 「ギッ…!」 また激痛が走った。 「嫌ぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」 痛みが走った瞬間に恐怖心は理性を上回り 夏美の足がキールの股間を蹴り上げていた。 「NOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!! 続く 前へ | 目次 | 次へ |
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