リプレママは 見 た !!~依存した少女~最近になって気になることがリプレにはあった。 フラットでの現状としては特に変わった事は無いのだが、それも妙に気にかかることがリプレにはあった。 今はフラットの早朝、今はリプレしか起きていないけれど、次第にレイド、エドス、ガゼルの順番で起きてくるだろう。 まぁその時間帯は基本的にはばらつきがあるのだけれども、いや、そんなことははっきりいってリプレにはどうでもよかった。 「やぁ、リプレおはよう」 まず起きてきたのはやはりレイド、仕事が無くてもいかにも早起きをしそうな人でもある。 それからしばらくして、エドスやガゼルも起きてきた、さて、そろそろであろうか。 そんなことを考えていたリプレの予想は的中した―――嫌な路線で――― 「あぁ…皆おはよう…」 「おはようございます」 今日も「また」二人一緒に起きてきた、ハヤトとクラレットだった。 その状況をみてガゼルはちょっとしたからかいをこぼしたりするが、大して効力は無い。 それにしても、これが本当に妙であった。 何から何までも。 ここのところ、ハヤトとクラレットは何故か同時に起きてくることが多い、それも必ず大人の中では一番遅くの時間帯に起きてくる。 面白くない、それがリプレの心情。 リプレはこれまで今までたくさんあった事件の中で次第にハヤトに惹かれていた。 しかし当の本人はかなりの鈍感でもあり、これまで自分の中で最大とも言えるアプローチをせども通用しない。 さらに彼の傍にはパートナーを自任する少女クラレット、彼女は当初は人付き合いも何から何まで下手であったが、ハヤトと関わるうちに次第に心を開いていく。 今ではリプレから見ても分かるような可愛らしい笑顔を浮かべるようになった。 そしてもう一つ、彼女もまた、ハヤトに惹かれているというのも女の勘と言うべきものか、感づいていた リプレにとってもハヤトは自分が惹かれた存在、クラレットが一緒に起きてくるというものははっきりいえば不愉快極まりないことである。 かといって、それを種にクラレットを責めることも出来ないのだが。 フラットの一日はまた今日も始まる。 また今日も一日が終わった、既に夜は後数時間で日時が変化していく時間帯である。 「ふぅ…これで終わりかしら?」 リプレもようやく全ての食器洗いや選択などといった作業が全て終わる、いくら慣れているとはいえ、女一人で大量の食器や、選択、掃除などを行うとさすがのリプレも疲労が溜まっていく。 終わった疲労の溜まる体を洗い流す為にまずはシャワー。 着用していた衣服を脱ぎ、その魅惑的な肉体をさらけ出し、そのままシャワーを浴びる。 言ってしまえばリプレ一つの休養の一つである。 そうやって疲れた肉体を癒す、中、リプレは一つあることを考えていた 何故――クラレットがハヤトと一緒に起きてくるのか 今まではそんなことは無かった、間違いなく。 殆どの事でクラレットの方が早起きだったはずだ、エドスやガゼルよりも早い日も多かった 何故今になってハヤトと一緒に起きることが増えてきたのか、それがわからなかった。 なにより、このままでは自分にとって不利であることは否めない …そもそも最近一緒に起きるどころかあの二人は一緒に行動することが多くないだろうか? 特に変わった様子も無いのだけれども一体二人の間に何があったのだろうか? もしこのままあの二人が結婚というゴールインしてしまったら… それの恐れも無いとは言い切れなかった、やはり焦りを感じてしまう この状況にならない為には、やはりどうにかしてハヤトに自分の想いを気付かせること それが例えこの肉体を捧げようとも――― 「って何考えてるのよあたしは!!」 段々と異性との関わりの事になっていくことに気付いて顔を赤らめながらリプレは首を横に振る。 さすがにそこまでは行き過ぎである、そう考える いろいろと危ない思考までも考えてしまったリプレはささっと寝ることに決め、浴びていたシャワーも止めて、タオルで濡れた身体を拭いて衣服を着、部屋に移動しようとした ようやく自室に戻るところであった。 そこで思いも寄らぬ事が起きていたのだから。 「…ん…トォ…」 何処かで艶かしい声が響く、それも間違えることは無く、クラレットのだった。 シャワーを浴びた直後に耳にこだまするこの声、リプレにはわかっていない。 興味があった、リプレにとってそれは間違っていたのかもしれない。 だが、クラレットの弱みでも見つかるかもしれない、場合によってはそれで脅迫してハヤトに近づく機会を… (だから何考えているのよ!!あたしは!!) それはさて置き、兎に角リプレは妙に気にかかった、多分これは確認しないことには眠れる事は無いだろうから。 クラレットの声なのだから恐らく彼女の部屋からだろう、ひとまず、部屋を覗き見してみたが、特に変わったところはない。 けれどあの声は聞こえる 「はぁ…ハヤトォ…」 喘ぎ声、まさにそれに相応しい声だった、 まさか――― 直感に頼ってリプレはハヤトの部屋に駆け出してドアの入り口から「そこ」を見た。 思いもがけない光景が目に飛び込んできた、少なくともリプレには 部屋を輝かせる火の灯し火は既に消えていて、夜の暗い部屋であるが確かにそこには二人の人影が写っていた、 ハヤトとクラレット、そのふたいが交じり合っているその光景を ベットの軋む音が今耳を傾けるだけでも響いてくる 「ん…はぁ…ハヤトォ…」 何度もハヤトによって優しく…の様に見えるのはそのクラレットの穏やかな喘ぎ声の為だろうか、揉みしだかれていた 次第にハヤトの口もまた、その豊かに実った乳房へと行き渡り、先端を含む形になる。 「んあ、はや、ふぁ…ん…!!」 その喘ぎを聞くだけでもリプレにとって何か、煮えたぎる何かがあった それがよくわからない、本来なら止めるべき…いや自分が止めたいところなのにその手はひたすらに動かない。 ただ分かることはひとつ 近づける可能性としてわずかに残っていたそれもまたクラレットに奪われていたと言うこと。 意識をはっきりさせるとそこではまた二人の交じり合いは大きいものになっていた ハヤトの「それ」がクラレットの内部に侵入している其場面が 「あ―――ふぅ…んんっ!ハヤトォ…!!んあ…」 長い間にあったその融合は次第に解き放たれる 既に耐え切れなくなったハヤトのそれはクラレットの中で大きくなっていたらしく、直にでも侵入は免れなかったそうだ、 「んぁ…ハヤト…んあぁぁぁぁぁぁ!!」 その喘ぎ声を終着点に二人は達していた。 リプレはただ、それを見るだけだった。 「はや、と…もう一度…いいですよ?」 そうクラレットが言うのには意味がある、それはリプレにも分っていることだった。 だがハヤトクラレットを攻める手つきは止まり、その止まった手は頭を書く、 「いや…なんていうかさ…もう十分だろ?クラレット…それじゃ身体が壊れるって」 十分、身体が壊れる、その言葉から想像できることはリプレにもできた そして次の言葉はそのまま、直接的にリプレに伝わるように言葉が漏れてきた 「駄目…もっと…」 そういってクラレットはハヤトを抱き寄せ、唇を重ねてくる 離した直後に橋が出来たのはそれの深さ故だろう 「もっと、傍にいて…ハヤト…ハヤトハヤトハヤト…」 その姿のハヤトはリプレにとって苦笑している様に見えた。 翌朝また二人は一緒に起きてきた 理由を知っているリプレは一言も二人とは話せなかった。 ハヤトの全てを彼女は奪っていたから、話すことすらできなかった。 おわり 目次 | 次へ |
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