妖姫新妻(未定)奮闘記 6「ひ! …ん……あ!」 「気持ちいい?」 「ひん! ふぁ……や、ん!」 「………」 ぬっ 「ふあ…! ん…! ああ……んぅ! …え、なんで抜いちゃ」 「…答えてくれないんだもの」 「……! あ、あのクリュウさまごめんなさい、あまりによすぎて」 「じゃあ指で足りる、かな」 ぐじゅっぐじゅっ 「は……あ! ふぅん……ら…さないで…あ!」 「なに? 良く聞こえないよ」 指が更に激しくなる。 「ひゃあ! んん! じ、らさ、ない、でぇ!」 「どうして欲しいんだい?」 クリュウは意地悪そうなサド全開の表情をして、普段は彼女が自分を振り回していて、あり得ない立場を存分に楽しんでいる。 「ひあ! あ! い、れへ!」 「聞こえないなぁ」 「あ…は! ふあ! んん! ひ……もう…入れてぇ!」 「何を?」 「クリュウさまの……を入れてくださぃ!」 「よく言えたね…でもその前に」 「や!? は! だ、めぇ……! ふあああ!」 シュガレットは一度びくっと身を捩じらせた後、くたっと体をソファーに沈ませた。その体は痙攣していた。息は荒く、とても良い表情で横向きに倒れている。涙をうっすら目元に溜め、なにか複雑な表情で彼に訴えようとする。 「…綺麗だよ、シュガレット」 「はぁ、はぁ、は…ん……」 尤も、それすら彼は衝動の糧とした。 それから、彼らは異様なまでに感じ合った。クリュウは、更にピストンを早めた。 ばちゅ、ばちゅ、ばちゅ、ばちゅ、ばちゅ シュガレットはその快感に身を捩り、小刻みに体を振るわせた。 シュガレットがへたればクリュウが彼女を転がし腰を持ち上げて下から突き上げ、クリュウが横になればシュガレットが攻めに回った。 「はっ! ああ! んん…! くりゅう、さまぁん! は、あっ! きもちぃい、ですか?」 「うあ…! ……!」 クリュウに背中を向け、彼の上に座るようにして、激しくピストン。右手で陰核を弄られた。 「やっ! そこ…だめぇ…! あんっ! はんっ! おかしく…なっちゃうぅ…!」 「いいよ…! おかしくなっても…!」 クリュウは言葉遣いが荒くなっている。 「あんっ! だ…めぇ……!」 崩れ落ちた彼女の足を開かせ、片足を持ち上げがんがん突いた。奥にゴリゴリと当たった。 「あんっあんっあんっ! あっ、ううん! や、あうっ!」 「うく…だす……!」 「あ…! はぁ、はぁ、ん……」 シュガレットの体がびくっと震え、半身が崩れ落ちる。再び中で果てた。 「ひゃあ! や、うぅん! い、ひっ! はぁっ! も、もっと、もっとぉ!」 クリュウは、厭らしく歪んだ顔で、自分を望んでくるシュガレットに欲望を掻き立てられた。しかしこの体勢では、これ以上速度が上げられそうに無い。クリュウは一度腰を止め、彼女をひっくり返した。 「四つん這いに、なって」 シュガレットはピストンを止められても、クリュウのものを離そうとせず、時折痙攣しながらソファーに膝立ちになり、腰を上げた。そして後ろのクリュウの方を見て、 「こ、こうですか?」 と、呼吸を正しながら言う。その姿が、彼の欲望を更に掻き立てる。 クリュウは、彼女の問いには答えず、代わりに彼の物を彼女の奥まで突き立てた。 「はぁあん!」 彼女が歓喜に打ちひしがれている内に、彼女の外した首の鎖で手首を柱に素早く拘束し、後ろから激しく突いた。 「やっ! だっ! んんぅ…なん…で…しば…ああ!」 クリュウは、シュガレットの大きく形の良い尻を掴んだ。手触りはかなり良好。そして、 彼女の腰を強引に自分の腰に叩きつけた。 「あっ! ひぃん! すごぉ…い……あん! んん! くる、くるぅ!」 シュガレットは一人で果てた。だが彼は彼女の拘束を解くことが無く、そして彼女の片足を持ち上げ、叩きつけるようにして犯した。 「ま、ま、だ…!やんっ!いうっ!おく、おくにきますぅ!」 「まだって、こんなに絞めつけておいて?」 「だ、だってぇ…いはっ! あんっあんっあんっあんっ! や、ですっ!」 「だす……よ…!」 最早接合部から漏れているのが、シュガレットの愛液か、クリュウの精液か分からなくなっていた。 クリュウは、彼女を抱き上げてベッドの上に寝かせた。そして、彼女を最初と同じく正面から抱き、再び激しく腰を振り始めた。 「ふあ!」 「いくよ……終わりまで!」 その余りの激しさに、ベッドが喧しく音を立て、彼女の体ががくがくと震えた。 ばこばこばこばこばこばこばこばこばこ 「うぁあ! はぁんっ! ……も、だめ……んんぅ! ゆるし……て…!」 ついに出た白旗の宣言だった。そしてその時だった。 クリュウの顔が一瞬、獰猛に歪んだ。 それは普段のクリュウの面影等何処にも無い、鬼畜外道のカオだった。 尤もシュガレットは快楽の波に呑まれ、それどころではない。 クリュウは速度を緩めない。シュガレットの体は、壊れた玩具の様に震え、しかし、膣の絞めつけは全く衰えない。むしろ、いっそう絞めつけてくる。そして、仕上げと言わんばかりに、彼も今までで一番激しくピストンした。 「だめぇっ! も……しんじゃ…! ああっ! はぁはぁ、は、あ!やあっだ、いああ!き……!」 「…っふ!!!!」 「あ…ん…!」 シュガレットの体は、ぴくっ、ぴくっと敏感に動く。体が弓なりに反るが、彼女のその手は何時の間にかクリュウの後頭部に伸び、彼の頭を抱きしめていた。そして本当に壊れたかの様に、 びくびくと激しく痙攣した。クリュウのモノは、なけなしの一滴まで放ち終えた。 「ひゅう、ひゅう、ひゅ……」 クリュウは荒く息をしながら、数刻ぶりに彼女を静かな瞳で一瞥した。 「ひ、ひい、えひぃい……」 最早彼女は呼吸しか頭に無い。体は酸素を摂取する事に全身を傾けている。援助できない脳の機能は、全て快楽の余韻に回されたか。その肌は汗と唾液と体液で塗りたくられ、荒々しく指の跡が付き、とてつもなく汚らわしく、それでいて美しかった。そんな彼女を元の穏やかな顔で見た少年は、 「……………ふ」 ばたりと、彼女に覆い被さった。 ここで、時を少し遡る。 中々見事に晴れ渡った空。昼と言う時間枠から夜と言う時間枠へと太陽がバトンタッチし、月が蒼から紫へとがんばって色変えを行っていた。 それでも、ああ今日も平和だったねぇ…等と漏らしてしまうほど澄んでおり、つい一年程前にサイジェントやワイスタァンで大騒ぎがあった事なんか与太話にしか思えないほどだ。 そんな良い天気であった地平に、二人連れの旅人の姿があった。 二人は友達同士で、ちょっと前に“些細な事”で亀裂が生じていたが、 現在はある銀髪の少年の大活躍によって完全修復されている。おまけに その少年は二人の共通の師の息子ときている。親子二代に渡って恩義があり、 尚且つ、二代に渡って自分らの街の救世主だ。最早足を向けて眠れないと 言っていい。 特に片方の青年…槍を持って襲撃者と対峙しているウレクサに至っては、 迷惑を掛け捲り彼に刃を向けていたにも拘らず、幼馴染であり未来の義兄たる テュラムとの誤解を解いてもらい、大切な姉の呪いまで解いて貰った身だ、 全くもって頭が上がらない。 夕食(3日続きのカレー)を作っている最中に襲撃された為、おたまで戦って 三人を気絶させている青年…サクロにしても、大切な友人であるウレクサと ルマリを救ってもらった上、そのウレクサに対して暴言を吐いた“元”琥珀の鍛聖 ルベーテに本気で怒っていた件の少年には好意以上のものもあったり無かったり…? と、色んな意味でタイヘンだった。 ハッキリ言ってかなりの数の襲撃者であるが、二人は全く気にせず掛け合い漫才に 近い緩和を呑気に続けていた。そいつらが“いらん事”をいうまでは─── 「さっきからごちゃごちゃと理屈っぽい会話しやがって。いいだろう、 教えてやる…どうせお前らが今から帰っても間に合わねぇんだからな。 いいか槍使い……いや、ウレクサ! お前は所詮、保険なんだよ、今頃は ワイスタァンで、本命の方の鍛聖のガキが俺達の仲間にとっ捕ま………」 男は最後まで言えなかった。明らかに空気が変わった。 サクロは、料理の邪魔だと纏め上げていた髪を下ろし、おたまを鍋に入れ剣を抜き、ウレクサは今までの顔つきから冷徹な仮面になっていた。 「え、えと……?」 怯える襲撃者。だが、全ては既に遅しであった。 「お祈りは済ませたかい? 物陰でガタガタ震える準備はOK? 失禁を 誤魔化す為のオムツ穿いたかい? 見たところシルターン出身の様だが 戒名と遺言状は用意したかな? 安心したまえ、確実にヌッ殺してあげるから」 「まぁモチツケサクロ。ところでおまいら“ヴラド”というサプレスから 名も無き世界へ追放された吸血鬼を知っているか? そいつが罪人に 対してどういう処刑を行ったかを…ああ、辞書をひく必要は無いぞ。 どうせすぐに会える」 二人は、殺る気満々だった。 「ま、まて! お前ら仮にも鍛聖だったんだろ?!簡単にその、殺生していいのか?! バチがあたるぞ!!!」 自分達の事を棚に上げている上に言葉がムチャクチャであるから、よっぽど必死である事が手に取る様に分かる。かと言って、この二人が耳を貸す訳が無い。 「気にするな、俺は気にしていない。ここは大平原だ、“埋めてしまえばバレやしない”」 「(´・ω・`)うん“マジ”なんだ、すまない。エルゴの顔もっていうけどね、許してあげようとは思ってない」 「あ、あの…………」 「君達に贈る言葉は一つだけ」 「この言葉を受け入れて輪廻を回ってこい」 「「Di――――――e!!」」 「「「「「「「「あんぎゃああああああっ!!!」」」」」」」」 To be continued. 前へ | 目次 | 次へ |
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