エルエル×ガルマザリア食堂で2つの召喚石を見比べて難しい顔をしているクノイチが1人。 「んんんん…」 「どうしたアカネ、悩み事か?」 「あ、良いトコに来てくれた店長!」 アカネが良いとこ、と言っただけで何だか嫌な予感がしたライであったが、聴けば予想外に他愛ない事だったので快諾した。 そして食堂に2体の天使と悪魔が召喚される。 「む、出番か!何処へ魔氷葬冥刃すれば良いのだ店主!」 「いやしなくて良いよ」 店内で中範囲の魔法なぞされたら堪ったものではない。 この血気盛んな悪魔は氷魔コバルティア。 「このアカネが2人に聞きたい事あるみたいでさ」 「私で良ければ何なりとお答えしますが…」 闘争の場で無い事を察して礼儀正しく座っているのは天使ロティエル。 こんな対照的な2人にアカネが聞きたい事、それは――― 「エルエル殿と」 「ガルマザリア殿の行方か」 そう、アカネが2人に聞きたい事とは慣れ親しんだ天使と悪魔の召喚獣の行方の事だったのだ。 何でもそっくりさんだから知ってるだろうと思ったらしい。シンプルイズベターな発想である。 そう、アカネが2人に聞きたい事とは慣れ親しんだ天使と悪魔の召喚獣の行方の事だったのだ。 何でもそっくりさんだから知ってるだろうと思ったらしい。シンプルイズベターな発想である。 「そういえばガルマザリア殿を最近お見掛けしないなー」 茶請けに出されたアストラルパイをむしゃむしゃ頬張りながら言うコバルティア。 ちなみにこれで5皿目。この数分の間に面白いぐらいレベルアップしている。 「それはそうですよ、だって天使側に居ますもの」 突然の衝撃発言にぶばーと氷の息吹と共に頬張っていたアストラルパイを吹き出すコバルティア。 「どどどどどういう事だ説明しろ防戦マニア!!」 「誰が防戦マニアですか脳筋悪魔。あれは確か数年前にこちらの世界でメルギトスが暴れて暫く経った頃…」 ロティエルが遠い目をして語り始める。 意識がはっきりとして来る。思考はまだぼやけている。 「此処は…」 水晶で造られた牢獄。 確か…あの高位天使と雌雄を決するべく闘い、そして敗れた。 傷が原因で気絶して、気付けばこの水晶の牢獄に鎖で繋がれていた。 「魔力も使えない、か…」 …どうやらこの牢獄を構成する水晶に魔力を封じられてるようだと察する。 厄介な所へ閉じ込められたものだ、と彼女…魔臣ガルマザリアは嘆息した。 ――ふと、気配。気付かれぬよう押し殺してはいるが解る。よく知った感覚。 間違いない、ヤツが来る。 「…魔軍のいち指揮官ともあろう者が無様な姿だな」 「黙れ、天使…ッ!」 先の闘いでガルマザリアを打ち負かし、こんな所へと追いやった張本人。 光の賢者こと、天使エルエル。 檻を開け、獄の中へ入ってガルマザリアへと歩を進めて来る。 悪魔である自分にとって毒々しい光を放つ賢者から目を逸らすガルマザリア。 「さて、見苦しい命乞いでも聴こうか?」 髪を掴み、強引に視線を合わせるエルエル。 「…くたばれ」 笑い、吐き捨てる様に言って唾を吐く。 瞬間、星光がガルマザリアを見舞った。 「ッガあ!」 「矯正が必要と見える」 顔に付着した唾液を指で拭き取り、見下す様に――事実、見下して言う。 「かは、ガっぁ、貴ッ、様ァ…!!」 星光を受けた衝撃で倒れ、無様にエルエルを見上げるガルマザリア。 魔力を封じられた状態では効き目抜群なのか、目には涙が浮かんでいる。 無様に倒れ、威厳も何も無くなったガルマザリアを無視し、呪文を唱え始めるエルエル。 …その呪文には聞き覚えがあった。あれは確か肉欲を司る女悪魔が捕らえた天使を犯す際に使っていた―― 気付いた時には、既にエルエルの股間に゛それ゛は生えていた。 正に怒張、剛直と呼ぶに相応しい男性器。 太さも、長さも規格外。血管が浮き出、どくどくと激しく脈打っている。 「ヒッ…」 思わず短く悲鳴を上げるガルマザリア。 …これから起こる事を考えれば、悲鳴のひとつも上げたくなると言うものだろう。 上級悪魔であり、獰猛な魔族の戦士たちを束ねる自分が犯される。 しかも互いに認めあった宿敵、幾度も闘ってきた天使に。そんな現実は、認めたくない。 「イ…ヤダ…ッ」 涙を浮かべて懸命に首を振るガルマザリア。 力を封じられた身で満足な抵抗など出来るはずも無く、口を強引に開けられ、怒張を押し込まれる。 どんっ、と爆ぜる音がした気がする。 それは口淫などと言うものでは無く。ただ口を貫かれる、それだけの行為。 「~~~~ッ!」 声にならない声で叫ぶ。 ガルマザリアの痛みなど知る由もなく、両手で頭を掴んでグラインドを始めるエルエル。 喉の最奥まで達しても、その長さの半分も口に入っていない。 口内を蹂躙されながら、絶望するガルマザリア。 (こんな、モノで…) 精液が口内に吐き出される。 …否、喉に直接注ぎ込まれた。 (ワタシの…) 衣服を切り裂かれ、四つん這いにさせられる。 口からは精液と涎が混ざりあって、秘所からは愛液がぼたぼたと垂れ落ちている。 (初メテ、ガ…) 膜などまるで無い物のように、子宮まで一気に貫かれた。 「いッ、ギャアアアア!!」 白目を剥き、びくびくと身体を痙攣させて喉が張り裂けんばかりに叫ぶガルマザリア。 「イぎッ、あ゙ッ、たす、だず、けッ!」 こんな時手を差し伸べてくれる者など居はしない。 悪魔である自分がその事を解ってない筈がないのに。ガルマザリアはただ叫んだ。 「悪魔の癖に純潔を気取るか、全く…」 腰を打ち付けながら不愉快そうに呟くエルエル。 終了? 「全く持って、おこがましい」 徐々に自ら腰を振り始める彼女を汚らわしい物の様に見下して、貫き続ける。 「アッ、ひアッ、ヒ、良ひぃッ!!もっとぉ、もっと突いてぇっ!」 徐々に悲鳴が嬌声に変わり始める。 赤子の様に涎を撒き散らし、淫らに腰を振る。 「出して、私の中に出してッ、エルエルぅっ!!」 「ああ、出すぞガルマザリア…ッ」 「と言うワケで産まれたのがベルエルです」 「マジで!?」 「無論。更に量産されてるといえばお察しして頂けますか」 済ました顔でとんでもない事を話すロティエルであった。 その他の面子はと言うと笑い話と取ったのかアカネは大笑いし、コバルは赤面して絶句しながらパイ喰ってた。レベルはもう上がらない。 「ま、まさかガルマ殿がそんな目に遭っていたとは…!!は、早くサプレスに戻って皆に伝えねばッ!!早く送還しろ店主!」 「あ、ああ解っt「あ、その前にちょっと部屋借りますね」 話を遮り、その上聴いておいて了承も取らずロティエルはコバルの首根っこ掴んで客室へと引き摺り込んで行った。 「うわーー離せ受け専天使ィィィ!私はガルマ殿を助けに…あっ、ひぃっ、て、天使ごときに……!悔しい…でも…」 「……あのコも災難だね」 「…町外れで良かった」 三日三晩嬌声が止む事はなかったとサ。ギャフン。 おわり 目次 |
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