(総受け)ライの日常・午後ランチタイムの混雑もやっとおさまり、ライは誰もいない食堂の椅子に座り一息つく。 腰の痛みが今日の朝からの激務を物語っている。 しかしライに安息のときなど訪れる筈もなかった。 「ラ~イ~♪」 ドアの影から一人の少女が顔を出す。 紫の髪、輝く翼、清楚な白い服、御使いの天使リビエルだった。 またか、ライは下を向き首を横に振る。 「な...なんですのその反応は!」 リビエルはライの様子に文句を言いながら食堂内に入ってきた。 「それで、今日はありますの?」 少し興奮した様子で食堂内を見回す。 ライはうんざりしたように、厨房を指差した。 「ありましたわ!プ・リ・ン~♪」 リビエルの目的、それはランチタイムに売れ残ったプリンだった。 初めて食べたその日から、彼女はプリンの虜になってしまったのだ。 「んん~っ!あっま~~いっ!」 一口、プリンを食べたリビエルの顔が歓喜に染まる。 次々とプリンを口へと運ぶリビエルを、ライは横目で見ながらそーっと食堂を後にしようとした。 「......どこにいきますの?」 普段のリビエルからは考えられない様なドスの利いた低い声に、ライの動きは止まる。 「ライ、わかってますでしょ?」 リビエルはプリンを食べ終えたのか、笑顔をライに向ける。 しかしライにはその笑顔が冷たく、恐怖の対象として映っていた。 「プリンの次は......貴方ですわよ!」 その言葉と同時にリビエルがライに飛びかかってきた。 予期せぬ行動に、ライは簡単に床に押し倒されてしまう。 「うふふふふ......それじゃこっちも...いただきますわ」 馬乗りになったリビエルの顔がライに近づき、小さな可愛らしい唇がライの唇に重なった。 「ん...む......」 二人の口から同時に声が漏れる。 リビエルは唇を重ねたまま顔を動かし、蹂躙するかのようにライの唇を責め立てていく。 やがてライの口内にリビエルの舌が侵入し、ライの舌と絡み合う。 「んふ......んん.........ふぁ...」 互いを求めるように絡み合う舌、その度にライは体の温度が上がっていく様な錯覚に見舞われた。 舌が引き抜かれると、先ほどの気丈な態度からは想像できない様なリビエルが目に飛び込んでくる。 馬乗りにはされているものの、涙目で頬を赤くしたリビエルは、むしろ陵辱している様な感覚である。 「つ...次ですわ......」 リビエルは馬乗りのまま服を脱いでいく。 複雑に見える服だが、意外に簡素な作りなのかリビエルはあっという間に上半身裸になった。 リシェルよりも小さな胸の頂点で、桜色の乳首が見て取れる程固くなっている。 「さぁ、ライも脱いで」 言葉とともに差し出された小さな両手によって、ライの服は取り払われていく。 ライの胸板を見るリビエルの目が、プリンを見るときのようにトロンとしてきた。 「はぁぁ......たくましいですわ.........」 体重をかけていたリビエルの体が急に軽くなる、どうやら膝を浮かせたようだ。 「さぁライ...私に重なって......」 リビエルは言葉とともに床に寝そべった。 先ほどとは逆の位置関係になった少年と少女は、上気した頬でお互いの顔を見つめていた。 「ライ......脱がせて.........」 リビエルは潤んだ瞳で懇願する、その魅力をライははねのける事が出来なかった。 言われるがままにリビエルを生まれたままの姿にする。 「貴方も......」 その言葉でライも裸になる。 裸の男女は食堂の冷たい床の上で重なった。 リビエルの腹の上に熱く硬直した男根があたる。 「熱くて...固くて......相変わらず素敵」 リビエルは小さな手でライの男根を掴むと、上下にしごく。 「くっ......」 ライの口から短い声が漏れる。 「凄い......早くコレを私の膣内に.........」 リビエルは少し体をずらすと、男根のすぐ下に自分の秘所を導いていく。 「早く......早くぅ!」 リビエルに乞われるがまま、ライは腰を沈めていく。 じゅぷじゅぷとした水音と共に、未発達の秘所に男根が飲み込まれていく。 リビエルの膣内は狭く、ぎちぎちとライを締め付ける。 「ふああぁぁぁあぁ!」 歓喜の声がリビエルの口から漏れる。 「はぁ...はぁ......は...激しくついてぇ!」 リビエルの声と同時にライの腰が動き始める。 最初はゆっくりと動いていた腰だが、慣れていくにつれその動きはドンドンと速くなっていく。 「ひぃぃ!んああぁぁ!いいのぉ!もっとぉぉ!」 快楽を求める天使はライの首の後ろに両手をまわす。 大量に噴き出る愛液が床へと流れ出し、水たまりとなっていく。 「んむうぅぅ!んんんーーっ!」 ライの唇と重なったリビエルの口から、くぐもった喘ぎ声が漏れる。 腰の動きは更に激しさを増し、パンパンという音が響く。 「ぷはぁ!んやあぁぁぁ!イクぅ!イっちゃうぅぅーーーっ!」 リビエルの膣内がさらにきつくライを締め付けた。 「ひやあぁぁぁぁ!」 「くっ!」 リビエルが絶頂を迎えると同時に、ライは男根を引き抜く。 そしてリビエルの体の上で絶頂を迎え、大量の精液がリビエルの体と顔を汚していく。 紫の髪、広い額、大きなメガネ、小さな唇と胸、その全てに白い精液が降り注ぐ。 「はぁぁ...精液ぃぃ.........んむぅ」 自分の体にかかった精液を、リビエルは指で掬い口へと運ぶ。 「んむっ......美味しいですわ......」 何度も精液を口に運ぶリビエルを横目に、ライはふらふらと部屋を出て行った。 疲れた体を引きずって、ライはある場所へと向かっていた。 おそらくそこならば誰も自分を求めてはこないであろう、そう考えた為である。 しかしそれは甘い考えであったと、後々判明する事になるが、この時のライは本気で大丈夫だろうと考えていたのだ。 ライの向かった先、それは宿屋内にある従業員用の風呂であった。 自分以外の人間は使っていない小さな風呂は、すぐにお湯がためられるうえに疲れも取れるのだ。 脱衣所へとついたライはすぐに服を脱ぎ裸になると、風呂場のドアを勢い良く開けた。 「誰だっ!」 風呂場から聞こえる筈のない声が聞こえた。 その声の主が湯煙によって誰であるかまでは判別できなかったが、声質と影からそれが女性であるとすぐに解った。 「ご、ごめんっ!」 ライはすぐに後ろを向くと、脱衣所へ入り勢い良くドアを閉めた。 「その声......ライか?」 風呂場からの声、その時ライは風呂場にいたのがアロエリだと悟った。 やばい、ライの脳裏にその言葉が浮かぶ。 男勝りのアロエリがこのような行為を許す筈がない、きっと後で何かしらの報復を受けるだろう。 改めて脱衣所を見回すと、確かにアロエリの服がたたまれていた。 「ライ...お前も風呂か?」 自分の注意力のなさを後悔しているライに、アロエリが問いかける。 「あぁ...」 「ならお前も一緒に入るか?オレが背中でも流してやろう」 ライの短い返事に、アロエリから信じられない言葉が返ってきた。 そして何の前触れもなく扉が開けられる。 ライが開けられた扉に目をやると、そこには惜しげもなく裸を披露するアロエリがいた。 湯に濡れた褐色の肌と引き締まった腰がライの頬を赤く染める。 「疲れているんだろ?遠慮するな」 ライがぼーっとしている隙に、アロエリはライを風呂場へと引きずり込む。 そして用意された木の椅子に座らせると、タオルに石けんをくるませる。 「普段は人にやってもらうことなんてないだろう?」 アロエリはたっぷりと泡立ったタオルでライの背中を擦り始める。 程よい力加減で汚れを落としていくアロエリに、ライは心地よさを感じていた。 「ふぅ~......」 安堵の声がライの口から漏れる。 一通り背中を洗い終えたアロエリは、桶にためたお湯でライの背中を洗い流す。 「ほら、次は前だ」 この言葉がライの意識を急に覚醒させる。 「いや...前はいいよ......」 「遠慮するなって......ほら」 アロエリは隙をついてライの体を反転させる。 「あ......」 アロエリの目がある一点へと注がれる。 そこはライの男根であった。 「い...いいって」 ライは恥ずかしさのあまり立ち上がろうとするが、それはアロエリが腕を掴む事によって阻止された。 腕を掴まれバランスを失ったライは、そのままアロエリの上へと倒れ込んでしまった。 「うわぁっ!」 ふにゅ、とライの顔に柔らかいものがあたる。 「ん.........」 それと共に発されるアロエリの短い声、ライの顔が当たっていたのはもちろんアロエリの胸だった。 「わわっ!ごめん!」 ライは顔をどかすため体を浮かそうとするが、それはアロエリの手によって遮られた。 「わぷっ!」 再び顔に柔らかい感触、アロエリの褐色の胸が押し付けられる。 「ライ......このままオレを抱いてくれないか?」 ライの顔を両手で固定したまま、アロエリはライにキスをする。 口内に侵入してくる舌、本日何度目か解らないディープキス。 絡み合う舌はくちゅくちゅと水音を風呂場に響かせる。 「んん......はぁぁ.........なぁライ...頼む」 頬を上気させ、瞳を潤ませながら懇願するアロエリを、ライは止める事が出来なかった。 「ここが......切ないんだ.........触ってくれ...」 ライの右手を自らの秘所に導くアロエリ。 くちゅっと、ライの指がアロエリの秘所を撫でる。 「んっ!」 口を真一文字に結び、声をあげまいとする。 しかしその両手はライの右手を固定し、自分の秘所をいじるように無言の命令をしていた。 何度も何度もライの指がアロエリの秘所を撫で上げる。 しだいにお湯とは違った、粘度の高い液体が秘所から溢れ出してくる。 「んんっ!んぁっ!くぅっ!」 くぐもった喘ぎ声が風呂場に響く。 秘所を擦り上げる度に、愛液は滲みだし風呂場の石床へぽたぽたと垂れる。 「ライ......オレも...」 アロエリのしなやかな指がライの男根を優しく掴み、上下にしごきだす。 緩やかな快感がライを襲う。 「んんっ!はあぁっ!くぅっ!」 「はぁ.......はぁ......うっ!」 2人の声が風呂場に響き、お互いの興奮を更に助長させる。 「アロエリ...そろそろいいか?」 ライは今日初めて自分から女性を求める発言をした。 その言葉にアロエリは静かにうなずく。 タオルを敷いた石床にアロエリを優しく寝かせると、足を開かせその間に体を割り込ませる。 くちゅ、と男根と秘所が触れ合う。 「いくぞ......」 「ん...くうぅぅぅっ!」 水音を立てながら、アロエリの秘所にライの男根が飲み込まれていく。 程よい締め付けとぬめぬめとした感触が、強い快感となってライの体に駆け巡る。 「ふあぁぁぁっ!」 男根がアロエリの子宮口を叩くと同時に、アロエリから一際高い嬌声が漏れる。 ライは腰を動かし始める。 「んあぁっ!あっ!ひゃあぁぁっ!」 普段の気丈なアロエリからは聞けない様な声が、ライの耳に届く。 目からは涙が、口の端からは涎が垂れ、アロエリの顔をさらに淫らに美しく彩っていく。 「ライ...ライぃぃ!」 「くっ!アロエリ!」 お互いがお互いの名を呼び合い、それと同時に絶頂を悟る。 ライは男根が引き抜かれるギリギリまで腰を引くと、一気に奥まで突きいれた。 「は...ひいぃぃぃいぃぃ!」 それと同時にアロエリの秘所の中に大量の精液が流れ込む。 「あぁぁ......ライの子種が.........子供ができてしまう......」 言葉とは裏腹に嬉しそうな顔をしながら、アロエリは意識を失った。 ライは湯で体を流すと、アロエリを脱衣所に寝かせタオルをかけた。 そして自分は服を着ると、アロエリをそのままにして脱衣所を出て行った。 ライの疲れはピークに達していた。 もはや食堂を切り盛りする体力も残っていないと悟ったライは、食堂の看板を閉店にし部屋へと戻った。 「あっ、おかえりなさいませ」 部屋で待っていたのは意外な人物、ポムニットであった。 「あれ、なんでポムニットさんが?」 「今日のライさん、お疲れのようでしたから、マッサージをしてあげようかと思いまして」 ポムニットは綺麗に整えられたベッドにライを導く。 「ミルリーフは?」 「リシェルおじょうさまにお世話を見ていただいております。いては疲れがとれないだろうと思いまして」 ライは導かれるがままにベッドにうつぶせになる。 「わたくしのマッサージは旦那様にも褒められているんですよ?さぁ、力を抜いて下さい」 ポムニットがライの背中をぐいぐいと親指で押し始める。 言うだけあってなかなか気持ちが良く、体から疲れが取れていった。 それと同時に強い眠気がライを襲う。 「う...んん......」 「眠かったらどうぞ。そのほうが疲れもとれますから」 言われるまでもなく、ライは眠りに落ちていった。 しばらくしてライは目を覚ました。 朦朧とした意識でマッサージを受けていた事を思い出す。 目をこすろうと手を動かそうとするが、なぜか顔の前に手が来る事はなかった。 やがて意識が徐々にはっきりとしてくる。 「な......なんだこれは!」 覚醒したライは自分の置かれている状況にようやく気がついた。 縄でしばられたベッドの上に大の字に寝かされて裸にされた自分。 そして、その傍らで淫らな笑顔を浮かべながら佇むポムニット。 「ポ...ポムニット...んむぅっ!」 言葉を良い終える前にポムニットの唇がライの唇に重なる。 「んんっ!」 間髪入れずに舌を潜り込ませてくる。 長い口内の蹂躙の後、ようやくライは解放された。 「うふふ......ライさん、わたくしのおじょうさまに手を出しましたね?」 ライの顔に同様の色が浮かぶ。 「いけませんよ、人のものに手を出しては......少しお仕置きをさせていただきます」 ポムニットの顔から笑顔が消えた。 「まずは......おじょうさまを貫いたこれからですね」 ポムニットはライの男根を手で掴む。 「くっ!」 ライの口から短い悲鳴が漏れる。 ポムニットの力は思いのほか強く、快感よりも痛みが強くライを襲う。 「こんなに固くして......責められて感じてるんですか?」 そのまま手を上下させ、硬直した男根をしごくポムニット。 「あらあら、もうこんなに先走り汁が漏れていますよ?」 ポムニットの言葉通り、ライの男根からはとろとろと先走り汁が垂れていた。 「ほらほらぁ!」 まるでおもちゃで遊ぶ子供のように、ポムニットはライの男根を弄ぶ。 「ふ~っ」 ポムニットの吐息、それすらもライには強い快感となって襲う。 「あ......くっ!」 短い声とともに放出される精液、その勢いは凄まじく、息を吹きかけてるため近づいていたポムニットの顔を白く染めていく。 「あぁ......凄い.........」 恍惚の表情を浮かべながら精液を浴びるポムニット、それはまさしく淫魔と呼ぶにふさわしい姿だった。 「ポムニットさん......もうやめ...」 涙を浮かべ懇願するライ、しかしその表情が更にポムニットの嗜虐心を刺激する事になる。 「だめですよ...今度は私を気持ち良くしていただかないと...ね?」 淫らな笑顔を浮かべるポムニットが、ライの体に股がった。 「それじゃあ...いきますよ?」 射精したばかりにも関わらず今だそそり立つライの男根が、ポムニットの熟した秘所へと飲み込まれていく。 じゅぷじゅぷという水音が部屋に響き、それが二人を更に興奮させていく。 「んん......あぁぁ......はあぁぁ...」 息を吐きながら男根をゆっくりと飲み込んでいくポムニットの秘所、それはぬめぬめと絡み付きライを責め立てる。 「はあぁぁ......ライさんの...すごく太くて..........おいしいですよ?」 完全に男根を飲み込んだポムニットが、淫らに微笑みかける。 「ライさん...動いて欲しいですか?」 その言葉に素直に頷くライ。 ポムニットの腰がゆっくりと動き始める。 「んん...ふあぁ!」 それとともに発せられる嬌声が部屋の中に響き渡る。 「ライ...さん......んあぁ!あはぁぁ!」 ポムニットの腰の動きが徐々に速くなっていき、結合部からは愛液がとめどなく溢れ出す。 引き抜かれる寸前まで腰を浮かせ一気に落としたり、腰をくねらせたりとポムニットの淫技は多才だ。 「んああぁぁ!ライさぁぁん!いひぃぃ!気持ちいいですぅぅ!」 髪を振り乱し快楽を求めるポムニット、淫らなメイドは腰を降り続ける。 「ポムニットさん......出るっ!」 「んはあぁぁ!膣内にぃぃ!膣内に出してくださいませえぇぇぇ!」 ライの男根がポムニットの子宮口を突くと同時に、大量の精液が噴き出す。 「あひゃあぁぁぁ!奥に...いいぃぃぃ!出てますぅぅぅ!」 自らの体の最も奥に吐き出される精液の感覚に、ポムニットも絶頂を迎える。 ポムニットの秘所はぬめぬめとライを締め付け、一滴も残さずに精液を絞り出す。 「あぁぁ.......素敵ですぅぅ.........」 恍惚の表情で視線を虚空に泳がせるポムニット。 やっと解放される、そう心の底で喜んだライだったが、その考えが甘いものであるとすぐに悟った。 「まだ......逃がしませんよ?」 未だライの男根を銜え込んだままのポムニットが、淫らに笑いながらライを見下ろす。 食堂を休みにしてよかった......ライは本気でそう思った。 おわり 前へ | 目次 |
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