Princess Brave!~不遇な姫の蛮勇のStoryこれはあるおひめさまのものがたりです。むかしむかしあるところにひとりのおひめさまがいました。 そのおひめさまはもともとはしがないへいみんのむすめでした。ただおかあさんがようせいだったので うまれつきふしぎなちからをもっていました。そのちからにめをつけたへたれなめがねのおにいさんが おひめさまをまんまと『ひめ』にしたてあげたのです。いろいろあってへたれなめがねのおにいさんは やどやさんにけんかをうってけちょんけちょんにたたきのめされました。おひめさまはやどやさんとなかなおりをして めでたしめでたしとなるはずでした。ですがしかしおひめさまにはひさんなまつろがまちかまえていたのです。 『しくしく…しくしく…しくしく…』 かわいそうなことにおひめさまはわるい『きちくのえるご』におきにいりとうろくされてしまったのです。 『きちくのえるご』はおひめさまのようなぜんしんから『いじめてくださいおーら』をはっしているむすめを さんざんにいたぶりつくすのがしゅみのすてきなきちくげどうです。そんなふぎやろうにめをつけられたがさいご。 さまざまなくなんがおひめさまのみにふりかかりました。 『痛いっ!痛いぃぃぃ!!止めてぇ!!やだぁっ!!ぎぃぃ!!いぎぃっ!!』 『ハハハ……エニシア……エニシア!!』 ざだんかいのこねたにとちくるっためがねのおにいさんにれいぷされたのをかわぎりにして 『嫌あぁぁあ!!ぎっ……あぁ!ひぎあぁぁぁああああ!!!』 『ぎっ…いぃ…痛いぃぃ……痛いぃぃぃ!!』 『く……苦し……きひぃ!やぁぁああ!あぐぅぅぅ!!』 『やあぁあぁああ!!熱いっ!熱いぃぃいい!!』 わるいげどうしょうかんしにつかまっておかされたりもしました。しろいおしっこをたくさんおなかにそそがれました。 『嫌ぁぁぁああ!!嫌ぁぁぁあああ!嫌ぁぁああああ!!!』 『やぁあああ!!嫌ぁぁぁあああ!やだよぉぉぉぉおおお!!!』 『ぎあぁぁあああああ!!!ひぎあぁぁぁああああああ!!!』 にんげんだけではなくばけものにもれいぷされたのです。ばけもののあかちゃんをたねつけするためにえんえんと。 『あぁ……あうぁぁ…あっ…ぐぁ……がぁぁ……ぁ……』 『あぐっ…ぎっ…っひ……んぎっ…ぐっ…うっ…ぐぅぅうう!!』 『……んあぁっ……あっ……ぁ……あぅ…あぅあぁ!!』 あるときはじゅうじんさんのにくべんきにもされました。たくさんのせいえきをなんどもなんどもはきだされて おひめさまはいきたままみじめな『せいえきべんじょ』にされたのです。 『んあぁぁぁあああ!!らめなのほぉぉおおお!!ミルリーフのおちんちん、ギュウギュウされてるのぉぉおお!! おねえちゃんのおまんこでギュウギュウされてるのぉぉおお!!らめへえぇぇぇぇえ!!すぐにでちゃうぅぅぅ!』 『んぎあぁぁああああああ!!!ぎあぁぁぁああああああああああああああ!!』 『らめへぇぇぇえええ!!ちんぽみるくぅぅぅうう!!ミルリーフのちんぽみるくぅぅぅうう!!でちゃうぅぅぅぅう!! どぴゅどぴゅしちゃふぅぅぅう!!でりゅぅぅぅうぅう!!でてりゅのほぉぉぉお!イっちゃうのぉぉおおおおおお!!』 『嫌ぁぁぁぁあああああ!!!嫌ぁぁぁぁあああ!!ぎやぁぁっぁぁぁぁあああああああああああああ!!』 『孕んでぇぇぇえええ!!エニシアおねえちゃんっ!ミルリーフの赤ちゃん孕んでぇぇぇえええ!!お願いなのぉぉぉおおお!!』 『嫌ぁぁ!!嫌ぁぁぁあ!!嫌ぁぁぁあああ!!嫌嫌嫌ああああぁあぁぁぁぁあああああああああ!!!』 きわめつけには『ふたなり』にされちゃったりゅうのおんなのこにもおかされておひめさまはにんしんさせられたのです。 はらまされてからもおひめさまはふぐうでした。まいにちおしりのあなをおかされて『あなるふぁっく』をされながら りゅうのこどもをしゅっさんさせられて。 『ハァ……ハァ……いいぜ。母さんの中……すっげぇ温けぇ…母さん……もっと……もっと気持ちよくなろうな…へへ……』 『エニシアおかーさんのお尻……気持ちいい……』 『止めてぇぇ……嫌ぁぁぁあ!もう妊娠は嫌ぁぁああ!もう二度と産みたくないんだよぉぉ!!』 『あはは♪これからもミルリーフたちの赤ちゃん産んでね。エニシアおねえちゃん。たくさん、たくさん孕ませてあげる♪ 新しい子が生まれたらその子とも一緒にエニシアを嬲ってあげる。ずっと…ずっと……これからもずっと……永遠に♪』 おひめさまはじぶんがうんだこどもにおかされてまたはらまされるという『あくむのえいえんるーぷ』にはまったのです。 とてもひさんです。とてもかわいそうです。けれどだれもおひめさまをしあわせにはしてくれません。 『あはは♪エニシアちゃんったらとっても惨め。いいわね。昔のあたしみたい』 『絵美達は仲間なんですよぉぉ。こうしてずっと惨めに嬲られ続けるんですよぉ』 『やぁぁ……嫌ぁぁぁ……あぁぁ……』 そうしておひめさまはおなじように『きちくのえるご』のおきにいりとうろくされたせんぱいたちにもいじめられます。 とてもみじめです。とてもぶざまです。だれかまじでしあわせにしてあげてください。 『うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!』 深夜のラウスブルグ。その叫び声は天空城一帯に響き渡って木霊した。 「何事だいったい!」 「この声は姫様の部屋の方からじゃぞ!」 「姫サマ……大変デス!姫サマが危ナイ!」 忠臣たちは奇声の轟く姫の間にかけつける。 「「「姫様っ!!!」」」 扉は勢いよく開く。そこにおわすのは彼らの姫様。 「………ふしゅー……ふしゅるるー……ふしゅーー……ぷす……ぷすぷす……」 だがその様子はいつもとは違っていた。まるでネズミのネの字を聞いただけでジャンボガンを人に向けて乱射する。 そんな発狂時の未来の猫型ロボットのような様相を姫様はなしていた。臨界寸前。ちょっとでも刺激すれば爆発する。 「「「……………………………」」」 そんな姫様に忠臣たちは動けずにいた。できればこのまま沈静化するまでやりすごせればと心で願いながら。 しかし、いつだってそんなときには間の悪い輩が現れるものである。 「大丈夫か!エニシアっ!」 折り悪く駆けつけたのは我らがヘタレ眼鏡。姫様は現れたヘタレ眼鏡を見据える。 思い出す。冒頭の悪夢の回想シーン。そのトップバッターは誰であったかを。そして狂ったように笑い出す。 「ふひー……ふひー……ふひーっひっひ!ひっ…ふははは……ふはーっははははははは!」 それはさながら地球破●爆弾をポケットから取り出したときの件の猫型ロボットのようであった。 狂気に歪んだその顔に涎を垂らしながら姫様は臨界を迎えていた。 「落ち着くんだ。エニシア。今の君は錯乱している!」 そうして肩に手を置いて落ち着かせようとするヘタレ眼鏡。後ろの三人から『馬鹿っ』と声が飛ぶ。 何も自分から地雷をふみぬかなくったっていいのに。 「……ね………ンジ………が……」 「へ?」 突如響いた低い呻き声にヘタレ眼鏡の目が天になる。そして次の瞬間、ヘタレ眼鏡は自分の失策を思い知る。 「とっとと死にさらせぇぇぇぇえええ!!この腐れオレンジ!炎の変態孕ませ博士がぁぁぁぁぁぁあああ!!」 「のぐわぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!」 雷光一閃。どこからか取り出した斬馬刀でヘタレ眼鏡は姫様に見事にホームランにされる。 壁に叩きつけられて見事にバウンド。うーんナイスショット。 「ち…違う……それは僕じゃ……のごぉぉおおお!!ほげぇぇええ!ひげぶぅぅぅううう!!」 「黙れぇぇぇええ!!元はといえば全てっ!おんどれのっ!おんどれのせいじゃぁぁぁ!!いっぺん死んどけゴルァァァァ!!!」 追い討ちをかけるように姫様は倒れたヘタレ眼鏡を斬馬刀でざしゅざしゅ斬りつける。 なんかもろもろのつもりつもった怨恨を吐き出すかのように。瞬く間にボロ雑巾にされるへたれ眼鏡。いと哀れ。 「ふしゅーーー……ふしゅるるる……はひ……はひひ……ひは……」 そしてくるりと向き直る。一度暴走した姫様の狂気はおさまること知らない。 びくっ!晒される忠臣たちの背筋は凍る。 「ぬおおお!姫様がまた暴走しておられる!」 「ええい、全軍団出動!なんとしても姫様をお止めしろ!」 「姫サマっ!どうカ落ち着イテ下サイ!!」 開き直って忠臣たちは奮戦する。しかしそれでも姫様の暴走は止まらない。 「あひゃひゃひゃひゃひゃ!ひゃはははははは!ひゃーっはっはははははは!!」 「「「ほげれふげれほげおごぼぁぁぁぁぁあぁああああ!!!」」」 雷光を撒き散らし斬馬刀を二つに割った双剣を振り回し、狂気にとりつかれた姫様はその蛮勇を存分にふるうのであった。 「ひっく……ひっく……ぐす……くすん……」 惨劇が終わって、正気を取り戻したエニシアは一人すすり泣く。そこらに転がる無数の屍に囲まれながら。 「やっちゃったよぉ……またやっちゃったよぉ……うぅぅ……ひっく……」 こんな惨劇も一度や二度ではなかった。というかここのところはずっとそうだ。悪夢にうなされる度、 平行世界の自分の無惨な姿を見せ付けられるたびにこんな暴走を引き起こしている。なんとも物騒な。 「幸せになりたいよぉ……幸せになりたいだけ…なのに…ぐすっ……ぐすん……」 幸せを望む切なる願い。その願いこそが鬼畜のエルゴの嗜虐心をそそらせることに不幸なことにエニシアは気づいていなかった。 ああ、無情。いつまで続くかこの仕打ち。これがエルゴのお気に入り登録されたものの運命。 「嫌ぁぁ……もう嫌ぁぁぁぁぁああ!嫌なんだよぉぉぉおおお!」 泣き声は今日も空しく響く。ふいに響くのは先輩方のありがたいお言葉。 『エニシアちゃん。あたし達は闇の住人なの。光を求めようなんて思っちゃいけないの』 『絵美達はずっと一緒ですよぉ。出口のない無間地獄で一生もがき苦しみ続けるんですよぉ』 「違うぅぅぅうう!違うよぉぉぉおお!!」 懸命に否定するも心は既に折れかけていた。ああ、どうすればこんな暗黒魔界から抜け出すことができるのか。 考えれども良案は一つも思い浮かばず。 「うぅ……やっぱり私はそういう星の元に生まれちゃったんだね……しくしく……」 そんな諦観さえ頭をよぎる。そんな刹那。 『何を迷うことがありますか。奪い取るのです!この作者の書くSSは悪魔が微笑む時代なのです』 「っ!!」 頭に響いたのはいつぞやの悪魔の囁き。思い返してエニシアはハッとなる。 『仕方がないんだよ……わたしみたいなタイプのキャラは黒化でもしないと陵辱担当さんにされちゃうんだよ』 『だから決心したんだ私。変わらなきゃって。もっと強くならなきゃって』 更に響くのはいつかの自分の台詞。そうだ。答えは当の昔に出ていたではないか。 モロに鬼畜のエルゴの大好物な本編準拠の箱入り姫の殻を破ってもっと強く生きると。 「そうか……そうだったんだ……」 ほろり。涙が零れ落ちた。そして気づいた。自分はまだなにも始まっていないということに。 「私……なにも始まってなかったんだ……なにも始まらないまま終わる……そんなの悔しいよね……」 血染めの斬馬刀を抱えながらエニシアは女泣きする。なにやらかっこいいBGMまで流れてきた。 淀んだ空気 抜け出せるように 教えてくれたよね 込み上げてくる 静かな願い 自分を取り戻そう 「あおいだそらーのはてー♪ きみのまなざしー♪ おもいやりのあめにー♪ れーみっだんっ♪とーまらないー♪」 と自分でも口ずさみながら。 「行こう。上手くできるか分からないけれど……本当の自分を始めるために」 そうして決意を新たにエニシアは踏み出す。新しい自分への最初の一歩を。 「はじめてきづいて ゆだねて てくあしょー♪ みわたしたらきみがいてー♪ためらうことなく たたかういみはー♪ あざやかにさきーほこれるよーにー♪ よわいこころとむきあうことー♪」 BGMを自分で歌いながら。 「というわけで勝負を挑みに来たんだよ」 「はあ?」 ブロンクス邸、いきなり現れてそんなことを言い出すエニシアにリシェルは面食らう。 「気づいたんだよ。私がヒロインとしての誇りを取り戻すにはともかくも『勝利』。その二文字が必要だったんだ」 唖然とするリシェルを他所にエニシアは勝手に盛り上がる。 「数々の生き地獄を潜り抜けて私は悟ったんだよ。所詮この世は弱肉強食。強ければ生き、 弱ければ食い物にされると。さようなら弱かった私。こんにちわ生まれ変わった私。 そう、今の私は『勝利』をリスペクトする半妖精。地獄の姫様。ヘルエニシアなんだよ」 意気揚々となにやら色んなもんが混ざった口上をエニシアはまくし立てる。 そんなエニシアをリシェルは哀れみのこもった視線で見つめていた。 ああ、この娘……この歳でもう酸素欠乏症に……というような感じの目で。 「で、あんたがどこぞの『グォルェンダ!!』みたく勝利ヲタクになったのはいいとして……なんで相手があたしなわけ?」 「ふっ……知れたこと。25スレでつけられなかったあのときの決着をつけにきたまでだよ」 思い返すのは最早サモナイSSを逸脱しまくったあのぶっ壊れSS。あんな変態バトルは二度する気が起らなかった。 「あのね……言っとくけどあたし、そんなのいちいち付き合う気なんか……」 溜息を吐いてリシェルは断りを入れようとする。だが、リシェルが言い切るよりも早く。 「おまかせくださいまし」 「ちょっ!ポムニット!」 しゃしゃりでてくるのが他人の揉め事は蜜の味のこのメイドである。 「うふふ。こんなこともあろうかとこの不肖ポムニット、お二人のための決戦の場を用意させていただきました」 「用意すんな!んなもん!」 「ああ、互いに火花を散らし鎬を削る宿命のライバル同士。なんと眩しいご関係」 「んな美しいもんかぁ!これがっ!」 「ありがとう。ポムニットさん。私、頑張るよ」 「ちょっと待てぇぇぇええ!あたしはまだ受けるとは言ってないっ!!」 わめき散らすリシェル。だが妙なトリップを起こした二人はリシェルそっちのけで勝手に盛り上がる。 そんなこんなでふってわいたリシェルVSエニシア再び。果たしてポムニットの用意した決戦の舞台とは? 「ということで次回に続きます。皆様方どうかお待ちくださいませ」 「続くなぁぁぁあああ!」 Princess Brave!~不遇な姫の蛮勇のStory ~ 終わり 次回 リシェルVSエニシアRETURNSに続く 目次 |
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