実験体E24A「うぅ……あぅ……うっ……ぐっ……」 グチュッ。グチュッ。濡れた音が身体の内で響いていた。粘膜に覆われた肉同士が擦れる音。 陰毛も生え揃わぬ幼い割れ目。そこに食い入る肉の棒。グチュッ。グチュッ。掻き分ける。 ズルズルと膣肉を引きずりその奥に衝動と絶望を叩き込む。 「うぁぁ……ぁぁ……うっ……うぅぅ……」 グチュッ。グチュッ。挿入はなおも続く。肉のピストン。蹂躙される胎内。一突きごとに削られる。 希望。尊厳。なにもかも全て。そして思い知らされる。惨めな奴隷でしかない自分の身上を。 「うあっ……ひいっ……い…やぁ……あぁ……」 ぺチン。ぺチン。しなりを上げて別の肉竿が頬を叩く。先っぽから滲み出る先走りの汁。 頬っぺたにベットリと塗り込められる。これもまた儀式の一つ。奴隷として在るべき姿を魂に刻むための。 「んぐっ……ふむぐぅぅぅぅ……んぐぅうう……んぐっ……んごぉおおおおおお」 ジュポッ。ジュポッ。そうして口にも捻じ込まれる肉棒。口いっぱいに咥えさせられる極太ペニス。 口内で暴れて喉肉を犯す。上の口も下の口も両方とも犯されていた。人としての一切の意思全部。 根こそぎ削りとられて踏みにじられる。これぞまさに陵辱。 「んぶっ……あぶっ……ぶあっ……ふぁっ……ふむあぁぁぁぁぁっ!!」 ブピュッ。勢いよく飛び出す射精。多量の白濁が飛び散ってベチャリと顔を汚す。ダラダラと頬を垂れる精液。 スペルマまみれの醜い顔。惨めだった。この上もなく惨め。 「んぎっ……ふひぃぃいいいいい!……んぁぁぁっ!!熱いぃぃいいい!!熱いぃぃいいいい!!」 ビュクッ。ビュクッ。ビュクッ。射精は膣の中でも弾ける。特濃の精子ミルク。問答無用で子宮に叩き込まれる。 ドクドクドク。流れ込んできた。ビュー、ビュー、ビュー。まだ射精されてる。胎内を駆け巡る熱汁。 熱気とともに感じる確かな絶望。奴隷の刻印。魂に刻まれる。埋めることなどできないぐらい深く。 「うぁぁぁ……あっ……ぁ……」 ズルリ。肉棒が引き抜かれると共に膣口から精液が垂れる。とろり。太腿を伝って生温かい。ああ、現実だ。 これは夢でもなんでもなく確かな現実。 「あうっ……うっ……許……してぇ……お願……い……許し……てぇ……」 涙ながらに許しを乞う。それが無為と知りつつも。ビクッ。ビクッ。ビクッ。ほれ、見たことか。 そそり立つ肉竿の群れ群れ。ほら、どれも主張している。膣内に入れたい。汚したいと。ああ、無情。 押し寄せる圧倒的な肉量。それに抗う術などある筈もなく。 「い……やぁ……嫌ぁぁ……嫌ァァァァアアアアああああああああああああああ!!!!!!!!」 そうしてエニシア。外道召喚師に捕らえられて、その慰みモノ兼実験動物とされた 哀れな半妖精の娘は今日も悲痛な叫びをただあげ続ける。 「うぁ……あぅ……あっ……あぅぅ……」 ドロドロだった。身体の内も外もグチョグチョだった。満遍なく身に刷り込まされた白濁の粘液。 可憐なる花の精を穢す。心を折るためのレイプ。捕らえられた日からずっとエニシアはその身に受け続けている。 (嫌ぁぁ……こんなのはもう……嫌ぁぁ……) 捕らえられたサンプルにまず施される調教。決して逆らうことなどかなわぬこと身をもってを教えられる。 捕獲されたその日の内にエニシアはレイプされた。まだ穢れを知らなかった処女丘。見るも無惨に踏み荒らされた。 色づき始めの蕾を無理に引き千切られて、処女肉を抉られながら叩き込まれる無情のスペルマ。 悲鳴をあげる余力がなくなるまでエニシアは犯され続けた。それからも毎日、毎日。レイプは続いた。 朝、昼、晩。夜になってもずっと。自分は奴隷。陵辱者達が主人。そんな上下関係を肉体に叩き込まれ続けた。 惨めだった。家畜には衣服など必要ないと裸に剥かれて、肉穴に捻じ込まれる無数のペニス。時には複数による輪姦。 膣もアナルも口も、精液を吐き出されるための道具でしかなかった。精液便所。肉便器。そんな表現が似つかわしい。 そうして心も身体も白濁に埋め尽くされて、ズタボロにされたエニシアはただ泣き喘ぐ。 「っ!?」 ガチャッ。牢の掛け金が外される音。条件反射的にエニシアは怯え竦む。ああ、まただ。また犯される。 もう膣肉も赤く腫れて充血しているというのに、子宮も腸も吐き出されたスペルマでグチョグチョだというのに。 それでもまだ犯される。終わりのない。そんな永遠の悪夢。 「ひぃぃいっ……嫌ぁぁぁぁぁああっ!嫌ァァァァアアアアアッ!!!」 さらに最悪なのはこの悪夢は日を重ねるごとにより苛烈になっていくということ。檻の中に入る外道召喚師。 その手には注射器が握られている。本能で悟る。アレが自分をより絶望の底に突き落とす代物であると。 ジリジリ。にじり寄る。思わず『嫌ぁ!』と泣き叫ぶ。けれど鎖で繋がれた身体は何処へ行く事もできない。 逃げられない。ガシッ。掴まれた。ガチャン。枷をはめられる。ろくに四肢も動かせぬまま仰向けで貼り付け。 さながら実験台の上で腹をさばかれる蛙のように、鋭利な針が惨めなサンプルの肉へと。 「ひっ……ぎぃぃぃぃいいいいいい!!!」 プスッ。針は乳頭につき立てられる。ほのかな桜色の乳首。そこに突き刺された注射の針が ピストンとともに中の液体をぐいっと体内に押し込む。ちゅるるるる。ジリジリと身体が内側から焼かれる感じがした。 それに喘ぐ間もなくプスッ。もう片方の乳首も注射針で穿たれる。ちゅるるるる。こちらにも液体は入る。 「あうっ……あうっ……ふぁっ……ぁ……」 ぴゅくっ。ぴゅくっ。薬を打たれたエニシアの乳首はペニスのように勃起していた。先端から垂れ出る汁。 打たれた薬が乳腺から滲み出してくる。それとともに鋭敏になる感覚。身体の神経を剥き出しにされたように。 「ぎあぁぁぁああああああああ!!あぎぁぁぁあああああああああああああああっ!!!!!」 そうして針はもう一箇所にも突き刺される。陰核。女性にとってもっとも敏感な部分。愛らしい肉豆を貫く無情の針。 ちゅるるるる。中身を押し込まれる刺激がエニシアの脳を焼く。性感帯にダイレクトに為されるドープ。 狂おしいまでの衝動が身を突き抜ける。掻き毟る。捩り切る。 「あはぁぁああああ!あぐぅぅぅう!!ぐぁっ!!あがぁぁぁあああっ!!」 薬の効果は即効で現れた。血液に溶け込み身体中を循環する化学物質。ビクンッ。ビクンッ。体内で脈づく。 血液の循環とともに耐えようのない熱にエニシアの身体は包まれる。苦しい。苦しい。苦しい。そしてたまらなく熱い。 脳をしめつけるバッドトリップ。本当の悪夢というものをエニシアは思い知らされる。 「あひっ……はひっ……はひひぃぃ……くひっ……ひはひひふぁぁぁぁ……はっふ……あぶぅぅううう!!」 白目を剥いて口からは泡まで吹き出した。全身を包む痙攣。ビクッ。ビクッ。小さな身体が揺れ動く。 飛ばされる意識。けれど感覚だけは過敏。わずかな刺激にも敏感に反応してしまう。ほれ、ピトリ。 指先で乳首を軽く摘まれる。ただそれだけで。 「ぎゃひぃぃいいいいいいいいいいい!!!あぎゃぴぃぃいいいいいいいいいいいいいい!!!!」 この世のものとも思えぬ刺激がエニシアの神経系統を貫く。通常の数倍は敏感にされた性感帯。 やめて。触らないで。これ以上触られたら狂ってしまう。頭が、脳みその中身がおかしくなってしまう。 「らめぇぇ……やめ……らめ……やめ……へぇ……」 呂律の回らなくなった舌で涙ながらに哀願する。けれど聞き届けられることなどなくて。 「ひぃいいいいいっ!!嫌ァァァああアアアア!!!嫌嫌ァァァアアアアアアアア!!!!!」 取り出せたるは肉色の注射器。ズブリとさされる。白濁の内容液を子袋に注入される。それもこんな身体で。 「ひぎやぁぁあああああああああああ!!!!あぎぁぁぁあぁああああああ!!ひぎゃぴぁぁぁあああああああああああ!!!」 そうしてエニシアはまた犯された。いつもの数倍感じやすくされた身体で数倍の量のスペルマを子宮にぶち込まれた。 「あひぃぃ……はひぃぃ……はひはひぃぃ……」 数日が経過した。あれからも毎日、エニシアは投薬されながら輪姦を受け続けた。非情なまでの人体実験。 その成果は着実にエニシアの身体に現れている。 「ひはっ……はひはひぃぃ……はひぃぃ……」 ぶらーん。あいも変わらず平坦なエニシアの胸板。だが突起部だけは変異していた。肥大化したニプル。 乳牛のそれのように大きく垂れ下がったそれは手で握って搾れてしまいそうだった。その先端からは乳汁が垂れる。 「あふっ……はふぅぅううう……あぐっ……ふぁ……ぁがぁ……」 肥大化させられたのはニプルだけではない。乳首同様に投薬され続けたクリトリスもまた醜く肥大化していた。 もはやペニス。それもかなりの長大な巨根とよべるほどのものに。 「うぁ……あっ……ろし……てぇ……がい……ろし……てぇ……」 繰り返された陵辱と実験の果てに、かくも醜い身体にされたエニシアは泣き喘ぐ。そんな彼女を嘲笑うかのように。 非道の研究は今日も繰り返される。哀れなサンプルのことなどお構い無しに。 「はびぃぃいいいいい!!ふびぎぃいいいいい!!ひゃぶぁぁあああああああ!!」 ブピュッ。ブピュッ。ブピュッ。取り付けられた搾乳器。ペニス状に勃起した乳首をギュウギュウと搾り出す。 飛び散るエニシアミルク。それをゴウンゴウンと機械的に搾り取られよがり喘ぐエニシア。 ピュッピュッと射乳を続けるその表情。口は大きく開かれ涎を垂らし、目は白目の方が大きく瞳は焦点が定まらない。 典型的なアヘ顔。それでもエニシアはまだ嬲られる。無情にも。 「りゃめへぇぇええええええ!!しゅごかないひひぇぇぇええええ!!おひんひんしゅごか……はぎあぁぁああああああ!!」 しゅこ。しゅこ。しゅこ。すっかりペニスと化した肥大化クリトリスもまた扱かれる。ゴシッ。ゴシッ。ゴシッ。 擦り付けるように強く。大きく反り返るエニシアペニス。ビクッ。ビクッ。ビクッ。強く脈打つ。 海綿は溜まった内容物ではち切れんばかりに膨れる。 「らめぇぇ!りゃめぇえ!ひゃめへぇえええええ!!でりゅううう!!でりゅっ!でりゅうぅぅぅうううううう!!! おちんちんみるくでりゅぅぅううう!!でちゃふぅぅうう!!いやぁぁあああ!!ドピュドピュしちゃふぅぅぅうう!!」 ビュクッ。ビュクッ。ビュクッ。そして生やされたフタナリペニスからもエニシアは白濁ミルクを放出する。 放物線を描いて射出されるエニシアチンポミルク。数メートル先まで飛んで落ちた先に白濁の水溜りをつくる。 ドピュッ。ドピュッ。ドピュッ。ビュクッ。ビュクッ。ビュクッ。上からも下からも飛び出すミルクシャワー。 搾乳と搾精。本来なら同時にはありえない行為を同時に為される改造された肉体。 「あびぃいいいい!ひゃびひぃいいいい!!ぶるぁぁああああ!ひがはぁああああああっ!!!」 ビュクッ。ビュクッ。ああ、射精してる。おちんちんミルクたっぷり射精してる。ビュクビュク。ビュクビュク。 止まらない。おちんちんシュコシュコ気持ち良い。らめぇぇぇ!止めてぇぇえええ!!おかしくなりゅぅぅぅぅう!! 頭の中身が真っ白になりゅぅぅうううう!!りゃめへぇええええ!やめへぇぇえええ!シコシコシコ。 ああ、射精る!射精るっ!射精ちゃうぅぅうううう!!おちんぽミルクいっぱい射精ちゃうぅぅううう!! 「ふぎぃぃぃいいいいい!!ふむぎひぃぃいいいい!!ひぶぁあああああ!!はぶぁぁぁああああああ!!!」 ビュー。ビュー。ビュー。おっぱいもたくさん射乳てる。ピュッ。ピュッ。ピュッ。まるで牛さんみたい おっぱい止まらないよぉおおお!おっぱい搾られるの気持ち良いよぉおお!気持ちよすぎて狂っちゃうよぉおお! 嫌ぁぁあああ!嫌ぁぁぁああああっ!嫌ぁぁぁあああああああ!!わたしもうバケモノだ。こんな醜い身体にされちゃった。 悲しいよぉ。苦しいよぉ。惨めだよぉぉ。だけど気持ちいいよぉぉ。おっぱいミルクいいよほぉおお。 おちんちんミルクもっといいよほぉぉおお!ドピュドピュしちゃうのすごく気持ち良いよぉおぉ!!。 だけどあれ?頬っぺたが熱い。涙、流れてる。おっぱいドピュドピュ、おちんちんドピュドピュしながらわたし泣いてる。 あは。あははは。そうだよね。嫌にきまってるよね。こんなの。いっぱい酷いことされて。家畜扱いされて。 私の人生っていったいなんだったのかなあ。あは。あははははは。もう……どうでも……いいや…… 「あひゃひぃいいいい!!ひびぎぁぁああああああ!!ひゃびぁぁあああああああああああああ!!!!!」 そうして夥しい量の白濁の液汁を噴出しながら果てるエニシア。純度の高いマナを含んだ搾り汁。 それを供給するための素体にされた哀れな少女が堕ち果てる。 「……はっ……ひぃ……はひぃ……ひっ……ふ……ひっ!?」 けれど悪夢はまだまだ終わらない。むしろここからが本番であった。射精と射乳を終えた直後のエニシアの身体。 今が一番受胎しやすい状態なのである。外道の研究はエニシアの子袋も無駄なく有効に活用する。 「グルゥゥウウウ。グルォォォオオオオ」 「バウッ!バウバウッ!!」 「ブヒヒーンン!ブヒッ!ブヒーンッ!!」 気がつくとエニシアは取り囲まれていた。逞しい男根を携えた彼女の夫達に。幻獣界メイトルパの魔獣達。 どれもが類稀なケダモノペニスの所有者だ。その彼らにこぞって愛される。ケダモノ達の慰みの花嫁。 子宮に注がれるはケダモノ汁。異種交配。こんなところまでも家畜。 「はひっ……ひははっ……」 凶悪なまでのペニスの大群に囲まれてエニシアの心は既に壊れていた。もうどうとでもなれ。私なんてただの肉便器。 白いオシッコお腹の中にドピュドピュされて、そして私もおっぱいとおちんちんからいっぱいミルクドピュドピュしちゃうの。 だってそうでしょう。私はもうヒトじゃないから。家畜さんなのだから。実験動物なのだから。こうされるのがお似合い。 お似合いなんだ。そうなんだ。そうに決まってる。あれ?変だな。私泣いてる。どうして泣いてる。わかんない。 わかんないけど胸がモヤモヤする。あははは。叫びたいな。いっぱい叫びたいなあ。そうすれば少しは気が紛れるかなあ。 あは。あははは。うん、いいね。いっぱい。叫ぼう。いっぱい泣いちゃおう。そのぐらいしか私、存在価値がないから。 私が生きてきた証し。もうここで泣き叫ぶことでしか残せそうもないから。ねえ、誰か聞いて。私の悲鳴をたっぷり聞いて。 それで思って。とっても惨めだって。こんなにも惨めで惨めでしょうがない可愛そうな女の子がここにいるって。 少しでもいいから覚えていてね。私のこと覚えていてね。こんなにも醜く惨めな私のことを。いっぱい泣いちゃうから。 いっぱい泣き叫んじゃうから。だからお願い。 「あひっ……はひっ……はひひっ……」 涎はダラダラ。涙はポトポト。愛液も乳液も精液も垂らして。一切の光を失った虚無の瞳。狂い笑いながら少女は叫ぶ。 自分がこの世に生きた証し。精一杯の断末魔を今。 「嫌ァァアアアアあアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアああアアアアああアアアアアアアアアアアア アアアアアアアアアアアああアアアアアアアアああアアアアああアアアアアアアアアアアアああアアアアアア アアアアアアアアああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアああアアアアアアアアア アアアアアアアアアアアアアアアああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアああアアアアアアアアアアア アアアアアアアアアアアアアああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアああアアアアアアアアアアアア アアアアアアアアああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア アああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア アああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア アアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 そうして響いた無常の叫び。狂い叫びながらこうして一人の哀れな少女はそのヒトとしての生を終えるのであった。 「ひっく……ひっく……ぐすっ……うぇっ……」 少女は連れられていた。外道の住まう鬼畜の巣に。銀の髪に金の瞳。純粋なリィンバウムの人間ではないその容姿。 また一人、哀れな子羊が網にかかった。魑魅魍魎の跋扈する苛烈なる畜生の世界に。 「うっ……おとう……さんっ……おとうさんっ……」 保護者である父とはぐれた半妖精の少女はどこまでも無力だった。容易くも人買いにかどわかされて売り飛ばされた。 研究用の素材を求める外道召喚師の元に。これから自分を待ち受ける運命。少女は怯え震えた。そうして辿りつく。 いっさいの希望を放棄させられる絶望の扉へと。 「ひっ……ひぃぃ……」 ギギィ 扉は開く。そこには世界が会った。これまで少女が知らなかった暗黒の世界が。 「ひっ!……なっ……あっ……嫌ぁぁああああ!!!嫌嫌ァぁぁあああああああああ!!!!」 扉の中の惨状の世界。一目見ただけで少女は発狂した。そこにあるのはオブジェ。暴虐の限りを尽くされた醜悪なオブジェ。 「はひっ……あひっ…・・・あひひひ……」 そのオブジェはヒトのような形をしていた。少女と同じぐらいの年頃の娘のような形を。けれど明らかな異形の姿。 乳房はツルぺタだというのに乳首だけが大きく肥大化している。まるで勃起ペニス。ビュッ。ビュッ。ビュッ。 射乳している。老廃物のたまった黄ばんだミルクを。ドピュ。ドピュ。ドピュ。ミルクは下の方からも噴出していた。 股から生えた長大なフタナリペニス。大きく反り返る肉竿からも汚汁をオブジェは吐き出す。ビュー。ビュー。ビュー。 とまらない。おちんちんミルクが止まらない。 「はひひひひ……ひひひひひ……ふひひひひひ……」 そして目を引くのは大きく膨れたそのお腹だった。なにかの生命をその子宮に宿しているのは明らか。人間の子ではない。 それは大きくパックリと開かれた肉のクレバスを見れば明らかだった。正真正銘の肉の便器と化したそれはその入り口からニュルニュルとした触手が飛び出ている。その触手が肥大化したニプルペニスとフタナリペニスに巻きついて扱いている。 にゅる。にゅる。にゅる。ギュッ。ギュッ。ギュッ。搾られている。おっぱいミルクいっぱい。おちんぽミルクもいっぱい。 「あぐっ!あぶっ!がふぅぅぅ……ふっ……あっ……あははははははは!」 オブジェは笑う。あひひあひひと狂い笑う。それしか出来ないのか涎を垂らして喘ぎ笑う。 「うぁぁぁ……あぁぁぁ………」 少女は悟った。これが自分の未来の姿であるのだと。自分もこの娘のように醜悪な肉のオブジェに成り果てるのだと。 実験サンプルE24A。そう大きくネームプレートに書かれたオブジェ。奇しくも少女と名前の頭文字が同じ。 「ひぃぃぃいいっ!やだぁぁあっ!!嫌ぁぁあああああああ!!!」 ガチャリ。そして少女もまた拘束される。E24Aがかつてされたように。手始めはレイプ。少女の尊厳もなにも奪い取る。 仰向けで実験台に磔にされて、見せ付けられる父親以外の異性のペニス。ビリリッ。衣服を破りちぎられた。 露わになるまだ異性を知らぬツルツルの割れ目。近づけられる肉根。ひたり。ひたり。ほら、もうすぐ。 「嫌ぁぁぁああああああ!!嫌嫌ぁぁああああ!!嫌ぁあああああ!!!ひぎゃぁぁあああああああああああああ!!!」 そうしてかつてE24Aがそのヒトとしての一切を奪われた実験台の上で一人の少女が地獄の入り口へと叩き落された。 エリカ。それが後に実験体E25Cと呼ばれることになる少女の名前であった。 ~BAD START~ 目次 |
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