第2話 「ゆっくりとした家庭崩壊」
この一週間、毎日2匹づつ兄弟を食べる事で、14あまあまをゲットした。
両親は、赤ゆっくりが25匹から4匹になっても、たくさんいるとしか思っておらず、減っていることに気付いていない。
ちなみに食べたのは14匹だが、食べていない残り7匹は、巣であんよを傷つけて餡子を漏らして死んで、ゲス赤れいむに食べられたり、巣の中に吹き込んだ風で、飾りが取れた赤まりさが親に制裁されたりといろいろ事故があった。
(そろそろ子ゆっくりになって、子ゆっくりの兄弟を食べるべきか?この一週間、いろいろとこの家庭を見てきていたが、いつ自分が死んでもおかしくないくらいに、兄弟が死亡している。)
子ゆっくりに進化するべく、ステータス画面を表示し、進化項目の子ゆっくりをおす。
赤ゆっくりまりさ 状態 普通 満腹度 70% ストレス50 ストレスがたまってるよ!はやく改善してね!
所有あまあま 15.7あまあま
耐性 ゆっくり耐性 ゆっくりせずに行動できる。
↓ 10あまあま消費して、子まりさに進化!
子ゆっくりまりさ 状態 普通 満腹度 10% ストレス10 ゆーお腹が空いてるよ!とっととご飯もってきてね!たくさんでいいよ!
所有あまあま 5.7あまあま
耐性 ゆっくり耐性 ゆっくりせずに行動できる。
両親と兄弟が寝ている隙に、子ゆっくりに進化した。しかし、進化の影響か、腹が減って仕方が無い。
赤まりさ×1 赤れいむ×1を美味しくいただく事にした。食べることに苦労したまりさの帽子も今では手際よく食べることができる。
できれば、虐待とやらも楽しみたいところだが、それは将来の楽しみという事で。
昼になると親と兄弟達は起き出してご飯を食べていた。
俺は食べるふりをしながら、両親の様子がいつもと違うことに気付く。
「ゆー可愛い赤ちゃんが少ないよー?」
「皆成長したんだぜ!いい事なのだぜ!」
しかし、親れいむは、赤ゆっくりが少なくてゆっくりできないのか
「まりさ・・・・今夜・・・子供を作らない?」
「駄目なんだぜ!子供がたくさんいるとゆっくりできないんだぜ!」
「でも、赤ちゃんはゆっくりできるんだよ!?!」
「狩りをするのも大変なんだぜ!子供が永遠にゆっくりするよりもましなんだぜ!」
赤くなりながら、すっきりーの催促をしてくる親れいむに、親まりさが反論する。
(子供を作っても、全部俺が食べてやるから、さっさと作れよ。)
両親が子供を生んでくることそのものが安全にあまあまを貯める近道である。正直、外にでるのは成体ゆっくりになってからにしたい。
しばらくの間、両親の口論が続いていたが、お互いに疲れたのかゆっくりと眠っていた。
俺は、子ゆっくりはどんな味をするのか楽しみに兄弟達が寝るのを待ち、子まりさと赤ゆっくりで唯一残っていた赤まりさを食べたのだった。
翌日、俺が起きると親れいむが叫んでいた。今回は珍しく、昼ではなく、午前中に親が起きていた。
「どおじて!赤ちゃんが1人もいないのぉぉぉぉぉぉっぉぉぉう!!!!!!」
「うるさいんだぜ!ゆっくりするのぜ!」
「赤ちゃんがいないとゆっくりできないよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
「きっと成長したんだぜ!」
単純に親まりさは面倒に思っているだけだな。こりゃ。ひょっとしたら、子供の事はどうでもいいのかもしれない。
昨日と同じように両親は口論をしていた。しかし、昨日と違うところは親まりさが帽子から枝を取り出したことだ。
「れいむはうるさいんだぜ!ゆっくりできないゆっくりは死ぬんだぜ!」
「どぼじでぇぇぇえ!ぞんなごどをいヴのおおおおおおおお!!!!」
親まりさは、口に咥えた枝で、親れいむを貫く。
「ゆぎいいいいいいいいい!!!」
「まりさをゆっくりさせないはゆっくりしんでね!!」
親まりさは執拗に親れいむを突き刺す。
(やばい!親れいむを殺し終えた後は、俺達まで殺される恐れがある!)
急いで、巣の入り口へと逃げる。殺ゆっくりを平然とやる親のもとで生活などしたくないからだ。無論、俺の事は棚に上げている。
巣の入り口から外へ出る時に親まりさの口から
「子供たちはまりさの再婚に邪魔だから、ゆっくり死んでね!」
という声が聞こえた気がした。
「どうすればいいんだろう・・・・。」
木の根元にあった巣から逃げ出したのはいいが、子ゆっくりでは自然界を生き残るのは難しい。
しかも、舌が肥えすぎて、甘味以外は受け付けない体になっている以上、ゆっくりを襲うしかない。
途中で落ちていた子ゆっくりでも扱えそうな枝を帽子に格納しながら、俺は周辺を探索していた。
「あら?おちびちゃんどうしたの?」
俺はその声に振り返ると・・・ゆっくりありすがいた。
(レイパーか?)
虐待小説の定番では、成体まりさを、巣に連れ込んですっきりーして殺したり、子まりさが1人で行動しているとわかるとその場でレイプしてくる恐ろしい存在だ。
「家族と一緒にピクニックにきてるんだよ!」
これが一番妥当だと思った。帽子から枝を取り出せるように準備をしながら、ありすの様子を伺う。
「あら・・・そうなの・・・」
なぜか残念そうにしてる。1人で行動していると喋っていたらレイプするつもりだったに違いない。
「でも・・・親と離れてるなら・・・」
こちらが、どんな選択を選んでも、やっぱりレイパーはレイパーだった。ちくしょう。
(先手必勝で相手を行動不能にするしかない!)
「おちびちゃん!都会派なありすとすっ」
グサッ
「とがいばなありすのおめめがぁっぁぁぁあ!!」
帽子から取り出した枝でありす目掛けて思いっきり刺す。身体を横向きにして刺しているため、どこに刺したかはわからないが、ありすの言葉から目を刺したのだろう。
すぐさまに、俺は枝を引き抜き、何度も何度もありすが死ぬまで刺した。
「レイパーは死ね!くそが!」
今日はいろいろな事がありすぎて、飯を食べていない俺は腹が減っていた。だから、ありすの死骸を食べる。さすがに多すぎて、6あまあま分しか食べれなかった・・・うん、5分の1も食べてないのに、ポイントだけはがっぽり入る。不思議だ。
「眠くなってきたな・・・・くそ・・・」
激しい運動と激しい食事をやってしまったために、ゆっくり特有の激しい睡眠欲が俺に襲い掛かる。
野外で眠れば、高確率で死ねる。今は寝るときではない。
身体が睡魔に負けない内に、他のゆっくりの巣を探す。しかし、子ゆっくりの身体ではそんなに進めない。
(俺はこんなところで終わるのか?ちくしょう!)
必死になっても、他のゆっくりの巣は見当たらない。むしろ、必死に行動した分、余計に睡魔が襲い掛かってくる。
俺は睡眠欲に負けて・・・・危険な野外で寝てしまったのだった。
今回の収穫 12あまあまゲットだぜ!合計17,7あまあまなのぜ!
家庭 親まりさと自分を残して全滅。
捕食成体1匹子1匹赤3匹 。
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_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 ゲスなれいむを制裁したぜ!子供達はゲスなれいむに殺されたんだぜ!
::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7
r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ
`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ
,' ノ !'" ,___, "' i .レ'
( ,ハ ヽ _ン 人!
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