冬の時間/終
僕の目に映りこんできた 泣いてる君の後ろ姿
本気で君を好きだから 何かが心を曇らせた
君が何かにつまずいて 一人で寂しくなった時は
僕を呼んで欲しい そしたらいつでも君に会いに行くから
君が心で泣いてても 何もしてやれない僕がいる
「あのときなぜ・・・。」と思う日が来るから だから今何かをしておきたい
少しでも君の顔が濡れないように 少しでも君の心が晴れるように
少しでも君の力になれるように 心の歌を君に送ります
あのオリオン座の右下の星 リゲルの青い光が輝く夜
君思う気持ちは 誰にも負けられない そして負けない
夕暮れから夜になって 硝子(ガラス)に息吹きかけてみたら
曇ってすぐ消えたそのあとには 君の顔だけが残っていた
下の国道を行き交う車の音 近づいては遠ざかる音
ずっと遠くで聞こえなくなったとき聞こえる 君への思い・・・
想い残る心の部屋に 散らばったままの本と写真
立てかけてあるさびついたギター 時計 ラジオ そして君・・・