麻薬(ドラッグ)/終
この土手から見上げる街の光が
僕たちの喜びを鮮やかにいろどる
君の閉ざされた口から漏れる声は
僕の心を狂わせる麻薬
さあこの空が見下ろす下
あなたの声をもっと聞かせてくれ
荒くなって濡れた息づかいと
肌の擦れ合う音だけが響く
もうそろそろ眠りにつく街の中
今夜は一晩中君と一緒に
明日のことなんか考えなくていい
そう思わせてくれる君は麻薬
朝を迎えるたび苦しくなる
禁断症状的現象(フラッシュバック)に心奪われ
もう後戻りは出来なくなってる
裸の心の自分が求めている
いつしか一緒に歩くだけでは
もう物足りなくなってた
もっとありのままの君が欲しいと
やっぱり君は愛する麻薬