120円から240円へ 〜To pieces
from piece〜/360円
16回目の夏が又巡ってきた
夏の空ってこんなに青く遠い物なんだって
毎年巡ってくるたびに感じるけど
今年は余計そう感じるのはなぜだろう?
中三の夏の忘れられない旅(おもいで)
揺れる緑の木の葉見つめて思い出す
汽車の中で流れていった時間
永遠に見えたけど一瞬だったんだね
この教室に風が吹く
君らの場所にも風は吹く
離れたこの地で耳に響いている
あの360円(なかま)の声 この120円のかけらに
白い雲の下黒い陰が流れる
大きな飛行機が頭の上を遠ざかる
突き刺さるようなエンジン音の下で
仲間からのメールを待っている今年の夏
一年前は考えてもいなかった
もうなかなか会えなくなるなんてこと
目をつぶって風を感じると
君らといる ギターをもってあの場所で
君らのいない日々を今過ごしているけど
今になっても強く思えるんだ
僕が今までやってこれたのも
君らがそして君らの音楽があったからなんだ
君らがいない自分の弱さを知った日・・・
そして仲間を360円を再確認した日々・・・