無題/終
毎日の朝のあどけない声で「おはよう」
その一言で俺の1日は始まっています
いつも絶えることのない笑顔
いつまでも一緒に どこまでも一緒に
学校が休みになるとあなたに会えなくなることが
最近何だかとても苦痛になっています
あなたが今何を考え どこにいるのか
そればっかり夜の布団で考えます
いつも後ろにいたあなたが離れていったあの時
あなたの感情だけが知りたかった
いつもあなたの思いを知ることが出来たら
素直にこの気持ちを届けられるでしょうか?
暖かい布団からはい出ることで今日も
また1日が始まってしまうけど
あなたに会えることが今日1日の楽しみです
薄明るい自販機の前の長いすに
あなたと二人 座りながら笑って
一緒に肩寄せ合いながら時間だけが過ぎる
その幻の一瞬は小さなガラスの中
落としたらすぐ壊れてしまいそうで
どうやっても取り出せないガラスの中 だけど・・・
それでもまた1日は布団の中から
俺を包み込んでくれる布団は何?
あなたを優しく包んでいたい
また新しい1日がくれていくときも・・・