スプートニク










ぼくはきっと



空から闇へと吸い込まれてしまう












「ねえ兄さん。もしもあの夜、ぼくが死んでいたら
どうなっていだろうね、」




ぼくは時々ひねくれたことを言って兄を困らせる




兄が困った顔をするのを見たいから?
本当はぼくのことを思ってほしいから?




「そんなこと言うな」




どちらもぼくの気持ち




「そんな悲しいこと」




兄は酷く困惑するくせに月並みなことしか言えない




どうして?




つくりものだからだ




兄さんは嘘をついてるんだ




本当はぼくなんて心配じゃない




本当はぼくのことなんて思ってくれない




その目にぼくは映りもしない




「嘘つき」





兄さんの目は酷くよどんでいて




それは困惑のせいじゃなくて




怒りのせいでもなくて



「大嫌いだ。兄さんなんて・・・・・・」




つくりものの涙をいっぱいに浮かべているから




ああ、どうか泣かないで




本当に気が遠くなるほどに




痛いほどに




この胸に血が滲むまで




「・・・・・消えてしまえばいい」




思ってしまうから




たとえこの体が果てしなく冷たく
生きるのをやめてしまっても




灰になって地に帰ったとしても




ぼくは思いつづける




「痛い」












ぼくはきっと




空から闇へと吸い込まれてしまう






見えない闇へと・・・・・・
















うぎゃっはあ!?これでも一応ロンとパーシーですよ!?
「スプートニク」っ て歌が ありまして。それの歌詞を一部、引用しています。
友人にすすめていただいた のですが、
良い曲なんですよっ!これがまた!!
私の悲惨な文章で曲の良さをさっぱりダメにしていますがネ!

                                 02・2・ 25

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