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「茜と水の惑星 第参話」

引き出しの中には、小さな白い布きれが1枚入っていました。
茜は、さっそくそれを手に取ってみました。
茜「これって…キャミソール? でも、キャミソールにしては布地が少なすぎるわ。
これでは、前しか隠れないし…。」
茜は、とりあえず胸に布きれを当てて見ました。
茜「これって…エプロン?」それは、小さなエプロンのようでした。その証拠に4本のひもが付いていました。
とりあえず茜は、首と腰にひもを縛りつけて、布きれをエプロンのように着けてみました。
茜「ああーん。小さすぎますぅ。」エプロンを着け終わると、茜は色っぽい声を上げました。
このエプロンは、茜のエッチな体を隠すには小さすぎました。
全裸にエプロンを着けているので、当然お尻は丸見えです。
また、裾は股下5センチしかないので、おとなしくしていないとアソコが見えてしまいます。
布地は、茜の豊満な乳房を隠すには小さすぎて、乳首がかろうじて隠せる程度の大きさしかありませんでした。
ピンク色のかわいい乳首が、今にも飛び出しそうです。
また、生地はキャミソールのように薄いので、乳首の形がくっきりと浮き出ていました。
博士「着替え終わったようじゃのう。」博士は、覗き窓から茜の様子を覗きながら言いました。
ウィーン。そして、更衣室のドアを開けました。博士「しゃっ、茜しゃん。外に出なしゃい。」
茜は、乳首が飛び出さないように、またアソコが見えないように、小さなエプロンの胸部と裾を手で押さえ
ながら、ゆっくりと更衣室を出てきました。
茜は、博士にお尻を見られたくなかったので、博士に対しては常に正面に向き合うようにしていました。
茜「あ、あのー、博士。」茜は、恥ずかしさで顔を真っ赤にしながら、声をかけました。博士「何じゃ。」
茜「あのー…こ、これって本当に宇宙服なんですか?」茜はモジモジしながら、尋ねました。
博士「しょれはな。茜しゃん専用に作った特別な宇宙服なんじゃ。どうじゃ、サイズもピッタシじゃろう。」
茜「ちょ、ちょっと茜には小さすぎるような気が…。」
茜は、あまりにも恥ずかしいので、声が小さくなってしまいました。
博士「しょのサイズで丁度いいんじゃ。これで準備完了じゃ。しゃっそく宇宙船に乗り込むぞ。」
茜「あのー。博士は宇宙服に着替えないんですか?」博士はまだ白衣姿のままでした。
博士「おーっと。茜しゃんの着替えを見るのに夢中で、しゅっかりわしゅれていたわい。」
茜「えっ?」博士「むにゃむにゃ…今のは独り言じゃ。わしもしゅぐに着替えるから、しょこで待っておれ。」
博士はそう言うと、女子更衣室の隣にある男子更衣室へ入りました。
茜は一人になったので、エプロンを押さえている手を離してみました。
そして、自分の恥ずかしすぎる格好を眺めました。
茜(こんな宇宙服ってあるのかしら。茜の恥ずかしい部分が今にも顔を出しそうだし…。
いえ、既にお尻は顔を出しているわ。これではどっから見ても、裸エプロンと言う格好にしか見えないわ。)
茜は、疑問に思いました。しかし…。
茜(でも、茜ったらなんだかドキドキしているわ。恥ずかしいから…。いえ、それだけじゃないわ。
さすがの茜でも、ここまでエッチな格好はしたことはなかったからよ。)
茜は手を後ろに組んで、思い切って胸を張ってみました。
プルーン。すると、乳房が暴れて右側の乳首が飛び出してしまいました。
茜(いやーん。乳首が飛び出しちゃったわ。やっぱりエプロンが小さすぎるんだわ。もう少しエプロンを
右に寄せなくちゃ…。)
ゴソゴソ。茜はエプロンの布地を少し右に引っ張って、右の乳首を隠しました。
茜(ふー、なんとかオッパイが落ち着いたわ。でも、なんてエプロンなの。ちょっとオッパイが暴れただけで、
乳首が飛び出しちゃったわ…。)
博士「茜しゃん、お待たせじゃ。」いきなり、博士が更衣室から出てきて、茜の背後から声をかけてきました。
茜「ギクッ!」茜は更衣室に背を向けていたので、博士に剥き出しのお尻を思いっきり見られてしまいました。
博士「ふぉふぉふぉ。茜しゃんはかわいいお尻をしているのう。」
博士は、茜のお尻をじろじろと見つめながら言いました。
茜「いやーん、見ないで!」茜は、恥ずかしくて再び顔を真っ赤にしました。
クルッ。そして茜は、お尻が見えないようにするため、素早く博士の方へ回れ右をしました。
ボヨーン。しかし遠心力で乳房が暴れて、乳首がエプロンから飛び出してしまいました。
博士「ふぉふぉふぉ。茜しゃんのオッパイは大きくてええのう。乳首がピンク色でかわいいのう。」
博士は、今度は飛び出した乳首をじっくりと見つめていました。
茜「いやーん、見ないで!」ギュッ。茜は慌ててエプロンを引っ張り上げて、乳首を隠しました。
茜の乳首は、博士に見られて感じてしまい、ビンビンに立ってしまいました。
博士「ふぉふぉふぉ、茜しゃん。引っ張りすぎじゃよ。今度はオマンコが見えとるよ。」
博士の視線は、茜の股間に注がれていました。
茜「いやーん、見ないで!」ペタン。茜はその場に座り込んでしまいました。
茜は、今にも顔から火が出そうなくらい、真っ赤な顔をしていました。
プシュー…。顔から火は出ませんでしたが、アソコからは別のモノが出てしまいました。
茜「もー、いやっ! なんで茜は、こんな恥ずかしい格好をしなくちゃならないの?
茜はもう宇宙へ行くのはあきらめるわ。だから博士、服を返して下さい!」
早くも茜は、エプロン一枚の格好に我慢できなくなりました。茜は目に涙を浮かべながら、博士の顔をじっと
見つめていました。
博士「…す、すまんのう、茜しゃん。年甲斐もなく、ついつい調子に乗ってしまったわい。許して欲しい…。」
博士は茜に深々と頭を下げて、あやまりました。
茜「は、博士…。」あっさりと博士が非を認めたため、茜は拍子抜けしてしまいました。
博士「しょれに、これを見てくれ。せっかく茜しゃんの、しぇくしーな宇宙服姿を見れたのに…。残念ながら、
あしょこが立たないんじゃ。」博士は、自分の股間を指さしながら、悲しそうな顔をして言いました。
博士は銀色の、ウエットスーツに似た服に着替えていました。どうやら博士用の宇宙服のようです。
博士の言うとおり、宇宙服の股間には何も立っていませんでした。
茜「あ、茜こそ、怒鳴ったりしてごめなさい。でも…。」茜は立ち上がってあやまりました。
茜「でも、博士の宇宙服って、いかにもそれっぽいのね。それに比べて茜の宇宙服ときたら…。
説明して欲しいの。」茜は、博士の宇宙服を見つめながら言いました。
博士「しょれは今は言えんのじゃ。ただし、これだけは言える。別の星へ行くために、茜しゃんにはその宇宙服
を着てもらったんじゃ。茜しゃんはしぇくしー女子高生じゃから、この宇宙服でも、着こなせると思って
いたんじゃが…。」茜は、セクシーと言われて幾分気分が良くなりました。
茜「へへ。でも、さすがの茜でも、この宇宙服はちょっとセクシーすぎるわ。」
博士「すまんのう、茜しゃん。」
茜「いいの、博士。それにこの程度の服を着こなせなくて、セクシー女子高生だなんて言えないわ。
それより早く宇宙船に乗りましょうよ。」茜はあっさりと、宇宙服についてはこれ以上追求しないことに
しました。

茜と博士は、発射台のエレベーターに乗り込みました。これは、宇宙船を垂直に支えている柱の中を
通っていて、頂上で宇宙船のコックピットに接続していました。
エレベータは頂上へ向かって、どんどん上昇していきました。
茜「うわー、すっごい。さっきまで立っていた地面が、あっという間に小さくなっていくわ…。」
茜は、上昇中のエレベーターから外の景色を眺めながら、無邪気にはしゃいでいました。
茜は、小さいエプロン一枚の恥ずかしい格好にさせられていることなど、すっかり頭の中から消えていました。
しかし、乳首とアソコが顔を出さないように、無意識にエプロンの布地を手で押さえていました。
博士は、茜の背後に立っていました。
茜の剥き出しのお尻をじっくりと見つめてながら、考え事をしていました。
博士(ふー。一時はどうなることと思ったわい。せっかく手に入れたパーツに逃げられでもしたら、
計画がすべてパーになるところじゃった。まー、宇宙船に取り付けてしまえばこっちのものじゃがな…。)
博士「ふぉふぉふぉ。」博士は、思わず口に出して笑ってしまいました。
茜「えっ?」茜は博士の笑い声で、我に返りました。そして博士の方に向き直って、お尻を隠しました。
茜「もー、博士ったら、また茜のお尻を見ていたのね。エッチねぇ。」
茜は腰に手を当てて、博士に文句を言いました。
博士「い、いやー。ついつい茜しゃんのしぇくしーなお尻に目がいってしまい、見とれてしまったわい。」
博士は、頭をかきながら言いました。
茜「うふふ。茜のセクシーなお尻を目の前にして、見るなって言うのは無理な話だわ。
でも、博士。気持ち悪いから、笑い声は上げないでください。」
博士「分かった。すまんのう、茜しゃん。」博士は、口に出してはあやまりました。
博士(ふー、危なかったわい。笑い声だけだったから、よかったようなものじゃ。これからは気をつけないと
いかんな…。)博士は別の意味で反省しました。
ガタン…。間もなく、エレベーターは頂上に到着し、停止しました。
茜と博士は、エレベーターを降りて、コックピットへと続く短い通路を歩きました。
そして、通路の突き当たりにあるハッチの前で立ち止まりました。
博士「このハッチの向こうが、コックピットじゃ。」
茜「早く開けてよ!」茜は目を輝かせながら博士をせかしました。ドキドキ…。胸の鼓動が高まってきました。

ギー…ガシャン。博士がリモコンのスイッチを押すと、宇宙船のハッチが開きました。
博士「どうじゃ?」博士は自慢げに茜に言いました。
茜「へえー。宇宙船って、がたいが大きいわりにコックピットは狭いのね。でも、いろいろなスイッチや計器が
並んでいて、何だかかっこいいわね。」茜は率直な感想を言いました。
博士「ふぉふぉふぉ。茜しゃんに褒めていただけて光栄じゃ。」
コックピットは、十畳間くらいの広さでした。前方に椅子が2つあり、その周囲には様々なスイッチや計器が
所狭しと並べられていました。
茜「でも、椅子にはどうやって座るの? 宇宙船は垂直に立っているから、はしごか何かがないと椅子まで
たどりつけないわ。」ハッチはコックピット後方にあるため、椅子は茜たちの頭上に見えました。
博士「ふぉふぉふぉ。心配はいらんわい。コックピットへ入ってみるがよい。」
博士に言われて、茜はコックピットへ入ってみました。すると…。
ヒタ。茜「あれっ変だわ。足の裏が、床に吸い付いたわ。」
コックピットに入った瞬間、茜の裸足の足が床に吸い付きました。
なんと、コックピット内の引力は下ではなく床方向、つまり外から見ると横方向に働いていました。
茜は、剥き出しのお尻を博士の方に向けながら、呆然とつっ立っていました。
博士「ふぉふぉふぉ。驚くのも無理がない。これはわしの発明で”重力制御装置”って言う機械の仕業じゃ。
この装置のおかげで、コックピット内の引力は、常に床方向に保たれておる。よって、宇宙空間に出ても、
無重力状態になることはない。」博士は自慢げに言いました。
茜「へえー、すごいわ。博士って天才なのね。」茜は博士の方に向き直り、さりげなくお尻を隠しながら
言いました。
ガシャン。博士もコックピットに乗り込むと、ハッチを閉めました。
博士「茜しゃんは、そっちの椅子に座りなしゃい。」
茜「はーい。」茜は元気よく返事をして、すすめられた方の椅子に座りました。
プルーン。椅子に座った衝撃で、右の乳首がエプロンから飛び出してしまいましたが、
茜は気が付きませんでした。
茜の座った椅子は、金属製の肘掛け付き椅子で、クッションとなるものは何も付いていませんでした。
茜「きゃ、冷たいわ、この椅子。」
茜は、背中・お尻・太股の素肌が剥き出しなので、金属の冷たい感触が直に伝わってきました。
一方博士が座った椅子も金属製でしたが、表面にはクッション入りの皮が張られていました。
カチャ。博士は、椅子に座るとシートベルトを閉めました。
博士「茜しゃんもシートベルトを締めなしゃい。」博士が指示してきました。
茜「えーと。茜の椅子にはシートベルトは付いていないみたいだけど…。」
博士「両腕を肘掛けの上に乗せてみなしゃい。」
茜「分かったわ。」茜は、何も考えずに言われたとおりにしました。
ガチャン。茜「きゃ、何?」茜は腕を肘掛けに乗せた瞬間、肘掛けから金属製の枷が飛び出して、手首を肘掛け
に固定されてしまいました。
ガチャン、ガチャン…。茜は呆然としている間に、首・腰・太股・足首にも次々と枷をはめられて、
完璧に椅子に固定されてしまいました。
茜「いやんっ! 何よこれ。離して下さい。」茜は、モジモジと体を動かして枷を外そうとしましたが、
ビクともしませんでした。
プルーン。茜は、もがいているうちに乳房が暴れて、乳首が両方とも飛び出してしまいました。
博士「心配しゅることはない。おとなしくしていなしゃい。」見かねて、博士は声をかけてきました。
茜「はあはあはあ。は、博士ぇ。な、何のつもりなの? はあはあはあ。」
茜は、もがきすぎて息づかいが激しくなっていました。
ピクピク…。剥き出しになった乳首も小刻みに震えていました。
茜は首を回して博士の方に顔だけ向けると、疑いのまなざしを送りました。
博士「ふぉふぉふぉ。茜しゃんは、宇宙へ行くのは初めてじゃろ?」博士はにこやかに言いました。
茜「はあはあ…。も、もちろん、そうよ。」
博士「それでは、経験者のわしの言うことの方が正しいわけじゃな。」
茜「ま、まあ、そうね。そう言うからには、博士は宇宙へ行ったことがあるの?」
博士「無論じゃ。このコリンティア号で一度だけ行ったことがある。」
茜「へえー、そうなんだ。」
博士「その当時のコリンティア号には、星間航行能力は備わっていなかったから、太陽系内を飛行しただけ
じゃがな。」
茜「でも、それだけでもすばらしいことだわ。」茜は、目を輝かせながら博士の話を聞いていました。
すでに茜は、無理矢理椅子に固定されてしまったことなど忘れていました。
博士「今回の宇宙飛行では、完成したばかりの星間航行システムを試すことになるんじゃ。
しょのためには、茜しゃんの協力がぜひとも必要なんじゃ。」
茜「あ、茜の…? 確か博士は、最初に出会ったときもそう言っていたわね。」
博士「そうじゃ。じゃが、まだ茜しゃんには、このシステムのことを話すわけにはいかんのじゃ…。
その時になれば必ず話すから、今は我慢して欲しい。」博士は、真剣なまなざしで茜を見つめました。
茜「分かったわ。茜、我慢するわ。」茜は恥ずかしい格好にさせられた上、身動きできないように椅子に
無理矢理固定されてしまったにもかかわらず、あっさりと博士を信じて、我慢することにしました。
茜は相変わらず短絡的でした。
博士「ありがとう、茜しゃん…。うぉほん。しょれでは、これよりコリンティア号の発射準備にかかる。」
茜「はい!」茜は元気よく返事をしました。
カチ…ゴゴゴゴ…。博士がボタンを押すと地響きを立てながら、格納庫を覆っていた山が真っ二つに割れて、
開いていきました。
ガコン。間もなく、格納庫は完全に開き、宇宙船は白日の下にさらされました。
博士「航行用重力制御装置作動!」ウィーン…。
博士「補助ロケット点火!」ゴゴゴゴゴ…。
博士「発射5秒前、4、3、2、1、発射ぁ!」
ガチ…。かけ声と同時に、博士はスロットルレバーを最大まで引きました。
その瞬間、重力制御装置と補助ロケットの出力は最大になり、宇宙船はゆっくりと上昇を始めました。
ゴゴゴゴゴ…。茜(す、すごいわ。なんて振動なの。こ、これが発射の衝撃なのね。)
茜は全身に振動を感じながら、感動に打ち震えていました。

間もなく、ステレス爆撃機の形をした宇宙船コリンティア号は、ものすごい勢いで加速しながら空の彼方に
消えました。
博士「補助ロケット分離。」ドー…。コリンティア号は、途中で機体の下部に取り付けられている補助ロケット
を切り離しました。そして、間もなく大気圏外に出ました。
博士「コリンティア号は地球周回軌道に乗った。」
茜「うわー。きれーい。あれが地球ね。」茜は、眼下に広がる青い地球を見つめながら、
感動の声を上げました。
博士「どうじゃ?」博士が感想を求めてきました。
茜「茜、もーとっても感激よ。宇宙にこれてよかったと思っているわ。」
博士「それはなによりじゃ。」博士は、どこか後ろめたそうな顔をしていました。
コリンティア号は、間もなく地球の周回軌道を外れて、太陽から遠ざかる方向へ航行を始めました。

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