「茜と水の惑星 第拾弐話」 |
城塞都市”メッサンティア”
それは、ネメディア族最大の都でした。
城門は東西南北に各1ヶ所ずつあり、茜とタウルスは、南門へとたどり着きました。
城門の手前には検問所があり、10人ほどの兵士が都へ出入りする者をチェックしていました。
当然、2人もチェックを受けました。
兵士「身分と入城の目的を言え。」
タウルス「おれは、下級民のタウルスだ。シャマル地区の巡回兵をやっている。
入城の目的は、シャマル地区で捕らえたこのアスガルドオンナを奴隷訓練センターへ引き渡すことだ。」
タウルスは、簡潔に言いました。
兵士は、茜の体を頭の先から足の先まで、じろじろと眺めました。
兵士「どれ。」ピラーッ。そして、貫頭衣の短い裾をまくり上げました。
茜は、あらかじめこうなることをタウルスに言われていたので、顔を背けて我慢しました。
兵士「ほほう。服といい、マン毛を剃っていることといい。こいつは間違えなくアスガルド族のオンナだな。
それに、奴隷用のパンティもしっかり穿かせてあるしな…。よし、通っても良いぞ。」
2人は許可が下りたので、城門をくぐって城内へ入りました。
ネメディア族では、ノーパンはプテオル神への冒とくとなるので、元アスガルド族と言えどもノーパンでは
都へは入れませんでした。
茜は奴隷オンナなので、パンティとは名ばかりの”縄ふんどし”を締められていました。
城内には、石造りの民家が軒を連ねていました。中心へ行くほど、建物は大きくて立派なものに
なって行きました。これは身分が高い者ほど、中心に近いところに住んでいるためでした。
ちなみに都の中心には、都を統治する王族の宮殿がそびえ立ち、その周りを貴族の屋敷が取り囲んでいました。
よって、城壁付近の道々には、身分の低い下級民の人々が溢れていました。
彼らの服装は、タウルスと同じく草色のチュニックでした。これは茜が今着ている貫頭衣に似ていますが、
貫頭衣とは違い、体の両側は糸でしっかりと縫い合わされており、ワンピースのスカートに近いものでした。
これを男女の区別無く着ていました。
また、アスガルド族の人々とは違い、パンツを穿いており、裸足ではなくサンダルを履いていました。
タウルスが文明人だと言うだけのことはありました。
人々は茜が近寄ると、皆物珍しそうに眺めました。
茜は、貫頭衣という原始的な服を身に付けている上、裸足で、何よりも後ろ手に金属製の枷をはめられている
からでした。茜は、惨めな格好に恥ずかしくなり、うつむいて顔を赤く染めていました。
2人は、城門からまっすぐに中心へと続く、中央通りを歩いて行きました。
しばらく歩くと、上級民の居住区へと入りました。
上級民たちは、服装は白色のチュニックと、色が違う以外は下級民とは変わりありませんが、
そのほかに首飾り、耳飾り、髪飾り、指輪、腕輪などの様々な装飾具を身に付けていました。
タウルスが以前話したように、ネメディア族では、身分によって服装からそれこそパンツに至るまで、
厳密に規定されているようでした。
茜はそのことに気づくと、パンティ代わりに縄ふんどしを締められる奴隷オンナは、いったいどんな服を
着るんだろうと、少し気になりました。
城門から1時間くらい歩いて、ようやく2人は、上級民と貴族の居住区の間にある奴隷訓練センターへと
到着しました。
奴隷は貴族階級以上で”飼う”ことが許されている”モノ”であるため、奴隷訓練センターは、
貴族の居住区に隣接したところにありました。
奴隷訓練センターは、高い塀で囲まれていて、まるで刑務所のようでした。
門番に用件を言って、2人は塀の中へ入りました。
塀の中にはいくつかの建物があり、2人は門から一番近くにある”奴隷引き渡し所”がある建物に入りました。
ここへは、捕獲されたアスガルド族だけでなく、罪を犯して奴隷に降格になった者や、借金の返済代わりに
売られた女など、様々な素性の奴隷が運び込まれてきました。
しかし、戦時中でもないのに、茜のようなアスガルド族の女が運び込まれるケースは、かなり珍しいよう
でした。
建物へ入ると、すぐに20メートル四方の広間があり、広間の奥にはカウンターがありました。
ここが奴隷引き渡し所で、カウンターには貴族を示す黄色い服をまとった太った男が座っていました。
タウルス「審査官殿、シャマル地区の巡回兵を務めておりますタウルスです。シャマル地区へ不法に侵入した
アスガルドオンナを捕らえたため、連れて参りました。」タウルスは、カウンターの男に話しかけました。
タウルスとは思えないほどの丁寧な口調でしたが、これは上下の厳しい身分社会においては常識でした。
審査官「うむ。タウルスか久しいな。半年ぶりか…。」審査官とタウルスは顔見知りのようでした。
審査官「確か、前回もアスガルド族のオンナを連れてきたな…。」
審査官は、そう言うと卓上のベルを押しました。
ジリン、ジリン…。ベルが鳴るとすぐに、広間の横の扉が開いて、屈強な男が1人入ってきました。
この男は調教師でした。
服装は上半身裸で、腰には下級民を示す草色の巻きスカートをまとっているだけでした。
審査官「おい、このオンナが本当にアスガルド族のオンナかどうか確かめよ。」
調教師「はっ!」
審査官の命令が下ると、さっそく調教師は茜のそばに近寄り、着ている服と、裾をめくって陰毛が剃ってあるか
どうかの確認を行いました。
調教師「このオンナは、アスガルド族のオンナに間違えありません。」
審査官「そうか。タウルスよ、お手柄だったな。」
タウルス「ありがとうございます。」タウルスは一礼しました。
審査官「これを階級審査所へ持って行け。」審査官はそう言うと、一枚の紙ぺらをタウルスに手渡しました。
タウルス「それでは?」
審査官「そうじゃ。今回の手柄で、おまえの貢献度は規定値に達した。よって今回は、賞金の他に上級民への
昇進も行われる。大儀であった。下がって良いぞ。」
タウルス「ありがとうございます。」タウルスは今度は深々と一礼すると、喜び勇んで退室しました。
茜「………。」茜は、複雑な気持ちで退室するタウルスの背中を見送りました。
茜(タウルス様は、賞金や昇進目当てで茜を都へ連れてきたんだわ…。)
茜は沸々と怒りがわいてきました。
審査官「これ。アスガルド族のオンナよ。名をなんと申す。」
茜「………茜です。」茜は、しばらく沈黙した後に答えました。
審査官「ふむ。アカネとやら。おまえはアスガルド族ゆえ、ネメディア族の掟については何も知らぬかも
しれないから説明する。おまえの身分は今よりネメディア族の奴隷とする。不服はあるかな?」
茜は、どうせ不服を申し立てても痛い目に遭うだけだと思いました。実際その通りでした。
拒否すれば拷問にかけられて、無理矢理奴隷であることを認めさせられるだけでした。
茜「…いえ、ございません。」
審査官「よろしい。おまえは自らも奴隷であることを認めた。よって、まずは奴隷の身分について説明する。
奴隷は、ネメディア族にある6つの階級、王族・僧侶・貴族・上級民・下級民・奴隷の内で、最下級にあたる
ものである。奴隷だけは唯一、人ではなく”モノ”として扱われる。
奴隷は、飼い主には何を言われようと、絶対に従わなくてはならない。
また、奴隷の所持が許されるのは、貴族階級以上の栄えある者達である。
おまえはここでの調教が終わると、競売にかけられて、一番高い値を付けた者に買い取られることとなる…。
おい、この鍵でその者の枷を外してやれ。」審査官は、調教師に鍵を手渡しました。
ガチャン。茜は捕獲されてから、実に4日ぶりに枷を外されました。
茜の両手は、痛いと言うよりすでに麻痺しきっていました。
審査官「追っておまえには奴隷用の服が支給される。よって、まずはそのアスガルド族の服を脱ぎなさい。」
茜「…は、はい。」茜は素直に従うしかありませんでした。
シュルシュル、パサ。茜は、帯を解いて貫頭衣を脱ぎ捨てました。
審査官「ふーむ…。」
審査官は、今や縄ふんどし一丁になった茜の見事な裸体を眺めながら、ため息を付きました。
縄ふんどしは、茜の股間に痛々しく食い込んでいました。
しかし茜は、タウルスによってすでに4日間も縄ふんどしをさせられているため、幾分か慣れていました。
審査官「ふむ。しっかり奴隷用のパンティを穿いているようだな…。結構。」
茜「あ、ありがとうございます。」茜は、顔を真っ赤にしながら言いました。
審査官「次はアヌスの検査だ。アカネとやら。股縄を外して、尻をこちらへ向けなさい。」
シュル。茜は、言われた通りに股縄を外して、お尻を審査官の方へ向けました。
調教師「もっと股を開いて、ケツの力を抜くんだ。」茜は調教師に言われた通りにしました。
すると調教師は、いきなりアヌスに指を突っ込んできました。
ズボッ…スポッ。調教師「1本。」茜「くっ…。」
ズボッ…ヌズ、スポンッ。調教師「2本。」茜「うう…。」
調教師は、指の本数を増やしながら、アヌスに指を抜き差ししました。
ズブッ…ヌズズズズ、ズッポンッ。調教師「3本。」茜「あぅ、痛ぅー…。」茜は苦痛で顔を歪めました。
ズブッ、ズッ、ズッ、ズッ…。茜「ひぃー、い、痛いです! ゆ、許して下さい。」茜は許しを請いました。
さすがに、指4本は入りませんでした。
調教師「審査官殿。指は3本まで入りました。このオンナ、見かけに寄らずアヌスを鍛えているようです。」
審査官「うむ。妙だな…。アスガルド族では、アヌスでの性交は禁止されておるはず…。
これ、アカネとやら。どのようにして、アヌスを鍛えたのか正直に申せ?」
茜(来たっ!)ここで茜は、タウルスに言われたことを思い出しました。
茜「そ、それは…。」
茜(ここで、タウルス様にプラグを使って鍛えてもらいましたと言ったら、どうなるかしら。
きっとタウルス様は、反則技を使ったことで、お咎めを受けるんじゃないかしら…。
いい気味よ。所詮タウルス様は、出世のために茜を売ったオトコだし…。)
茜「…その、タウルス様にプ…。」
茜(ちょっと待って、茜。タウルス様、最初に言わなかったっけ。捕獲されたアスガルドオンナの
行き着く先は2つに1つ。殺されるか、奴隷オンナになるかのどちらかだと…。
タウルス様は、茜を殺さない道を選んでくれたのよ…。)
茜「…いえ、その、タウルス様のモノで鍛えていただいたからです。」
審査官「アカネとやら、ずいぶんと言いにくそうだったな。」
茜「ギクッ!」茜は審査官のこの一言で、思わず顔に出して驚いてしまいました。
審査官「………。」
茜「………。」
審査官「まあ、よい。タウルスの連れてくるオンナはなぜか皆、初めからアヌスが鍛えられておる。
タウルスのやつ…。道中は、オンナと相当遊んでいるみたいだな。」
茜「………。」
調教師「おら、アカネ。ボっとしてないで、さっさとパンティを穿かんか!」
茜「は、はい!」調教師に促されて、茜は初めて自分で縄ふんどしを締めました。
ギュッ、キリキリ…。茜「あんっ!」茜は、締め加減が分からずきつく締めすぎて、思いっきり感じて
しまいました。
プシュー、ピチャ、ピチャ…。そして、当然のように愛液を漏らしてしまいました。
所詮縄ふんどしでは、パンティを穿いていないに等しいので、審査官の目の前で、愛液はアソコから噴き出して
床に滴りました。
審査官「ほおー。聖水を出したぞ、このオンナ…。それも、こんなにたくさん…。」
審査官は、感心したふうに言いました。
茜「聖水…?」茜は、意外な言葉に疑問を抱きました。
審査官「アカネとやら。歳はいくつかな?」審査官は、唐突な質問をしてきました。
茜「…16です。」茜は正直に答えました。
審査官「なにぃ! 16だと。そのでかい乳でまだ16だと申すのか?」
茜「は、はい。」
審査官は驚いて、茜の豊満な乳房をまじまじと見つめました。
茜は乳首をさらしたまま、顔を赤らめました。手で隠すと、なんくせ付けられるに決まっているからです。
審査官「まあ、よい。わしはてっきり、おまえは20歳過ぎかと思っていた。
まあ、中には発育が良すぎるムスメもいることだろうし、言われてみれば、ずいぶんと幼い顔をしているな。
そうなるとだな。別の問題が生じる。
おまえは15歳から20歳までの歳だから、その豊潤な聖水を大神プテオル様に捧げなくてはならない。
儀式を執り行うのには、大神プテオル様にお仕えしている巫女様にお越しいただく必要があるんだが…。
お越しいただくとしても、2,3日はかかるな。」
調教師「それまでの間、このオンナ、どのようにいたしましょうか?」
審査官「とりあえず、調教は始めておけ。」
調教師「承知しました。おら、アカネ。俺に付いて来るんだ。」
調教師は、茜を連れて退室しました。
茜は、全裸に縄ふんどしだけという、恥ずかしさを通り越した格好で、奴隷訓練センターの敷地内を
歩かされました。
そして、アヌス調教を専門に行う建物の中へ連れて行かれました。
調教師「おら、ここがおまえの部屋だ。」茜の部屋は、石造りの牢屋同然の小部屋でした。
調教師「おーっと。おまえは入り口が違う。おまえはあっちの入り口から入るんだ。」
調教師は、扉から入ろうとした茜に、その隣にある小窓のような入り口を指さしました。
この入り口は、50センチ角の正方形で、丁度茜が直角に腰を折ってかがんだ高さにありました。
また、入り口の上下の壁には、大きな溝が掘られていました。
これは、ギロチン台の首を固定する枷にそっくりでした。
ただし、溝は異常に大きく、丁度茜の腰がはまる大きさでした。
茜は、これを見て非常に嫌な予感がしました。
しかし、今の茜には、どんなことでも受け入れるより他はありませんでした。
この屈強な調教師を倒し、奴隷訓練センターを脱走し、果てはこの都から脱出することなど、今の茜には
到底不可能でした。
茜は前屈みの姿勢で、そっと入り口に顔を突っ込みました。
入り口から部屋へ入ると、同じ高さの木製の台が置かれていて、茜は台の上に上半身だけうつぶせに
寝る格好になりました。
しかし、茜のお尻から下の下半身は、腰を折ったまま依然廊下に出たままでした。
調教師「よし。そのままで、じっとしていろ!」
茜「えっ?」
茜はまだ部屋に入りきっていないのに、調教師は言いました。
調教師は、上半身だけ部屋へ入った茜の両手を後ろ手にして、再び枷をはめて自由を奪いました。
ガチャン。そして、壁に付いているハンドルを回し始めました。
グリグリ…ズズズズ…。ハンドルを回すに連れて、入り口の上壁が下へと下がってきました。
ズシン。そして間もなく、上下の壁はピッチリと合わさりました。
茜「あのー…これは何なんでしょうか?」茜はわけが分からず、調教師に聞いてみました。
調教師「まだだ。」調教師はそれだけ言うと、部屋から出て行きました。
茜「あっ!」すぐに茜は、調教師に廊下に出ている下半身を触られました。
プルプル…。茜は、思わず身震いしました。
調教師「おとなしくしてろ!」壁の向こうで、調教師は茜のお尻を叩きました。
ビシッ。茜「あんっ!」
茜がおとなしくなると、調教師は茜の両足を思いっきり広げて、壁に付いている皮ベルトで固定しました。
これで茜の2つの穴は、パックリと口を開いた形で、見えない壁の向こう側にさらされることになりました。
しかも、ギロチン台のような枷で腰を、手枷で両手を、皮ベルトで両足を固定されているので、茜は身動き
一つできない状態でした。
茜「あ……。」茜は、ようやく何をされるのか気づきました。
茜は、壁の向こう側にいる姿の見えない男たちに、アヌスを調教されるのです。
茜は今までに、アヌスに指や触手やプラグなどを入れられたことはありましたが、肉棒を入れられたことは
一度もありませんでした。
ズポッ。準備が整ったのので、さっそく調教師は、茜のアヌスに肉棒を突っ込みました。
アヌス専門の調教師だけあって、その肉棒は、先程検査時に入れられた指4本分に相当する太さでした。
茜「いやぁーー!」茜は見えない男に犯される恐怖と、極太の肉棒を突っ込まれた痛みで、悲鳴を上げました。
ヌズズズズズ…。調教師はかまわず、更に奥へと肉棒を押し込みました。
茜「ギャァーー! 穴が裂けちゃうぅー!」痛みは激増し、茜は絶叫を上げました。
グポッ。調教師は、肉棒を突っ込めるだけ突っ込むと一気に抜き取りました。
茜「痛いぃ。痛いのぉー!」茜は激痛で、涙と涎を垂れ流しました。
シャー…。その上、オシッコまで漏らしてしまいました。
ピク、ピク…。そして、初体験の肉棒挿入に、茜のアヌスは力無く痙攣していました。
シーン…。それから1時間、アヌス調教は一時中断しました。