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「茜と水の惑星 第弐拾弐話」

茜(終わったわ…全てが…。もうココにはいられない…。)
アヌスからプラグを抜かれると、なぜかそう感じました。 まるでこの世界と茜とを結びつけている全ての絆が断ちきられたような、そんな感じでした。 そして茜は、男たちに振り返ることはなく、海岸目指して歩き始めました。
ヒタ、ヒタ、ヒタ…。
オルグ「………。」
タウルス「………。」
男たちは一言も発せずに、ただ肌が露出している茜の後ろ姿を見送るだけでした。 男たちにとって茜を失った喪失感は、とてつもなく大きなものでした。 しばらく歩くと、茜は後ろを振り返りました。 しかしそこには、すでに男たちの姿は見えなくなっていました。
茜(何も言わずに別れてしまった…。でも、きっとそれで良かったのかも…。 つらいこともあったけど……楽しかった。)
茜はそう思うと、再び海岸目指して歩き始めました。 もう二度と振り返ることはありませんでした。

草木1本生えていない不毛の大地を抜けると、茜は砂浜になっている海岸へと到達しました。
茜「うわぁー!」
茜は思わず感嘆の叫びを上げました。 そこには巨大な海が広がっていました。
空の海と地上の海…。
この場所では、その双方を同時に見ることが出来ました。 それは、幻想的な光景でした。
茜「あったわ。」
茜は、1キロくらい離れた海上に浮かぶコリンティア号の姿を確認しました。 コリンティア号は、海面にミズスマシの様にぽっかりと浮かんでいました。 茜は安堵しました。 もしコリンティア号がいなくなっていたら、茜は行き場所を失ってしまうからです。
ジョポ、ジャブジャブ…。
茜はエプロンを着けたままの格好で、海の中へ入りました。 このエプロンは、布地がそれこそワンピースの水着より少ないので、着けたまでも泳ぎには なんら支障はありませんでした。 茜は泳ぎはあまり得意ではありませんが、なんとかコリンティア号までの1キロの距離を泳ぎ切ることが 出来ました。

コリンティア号のハッチは、出発したときと同じく開け放たれたままになっていました。 ハッチは海面から2メートルくらいの高さのところにあり、縄ばしごが降ろされていました。
茜は、縄ばしごを昇りました。
茜「ふぅー…。」
ようやく茜はハッチからコックピットへ入ると、床にへたり込んでため息をつきました。
ドキドキドキドキ…。
茜はかなり長い距離を泳いだので、鼓動が早鐘のように激しくなっていました。
ピチャ…ピチャ…シーン…。
コックピット内は茜の体についた水滴が滴る音以外の物音はなく、静まり返っていました。
茜(このままじゃ、風邪を引いちゃうわ…。)
ギュッ、ポタポタ…。
茜は、エプロンを脱いで全裸になると、エプロンを雑巾のように絞りました。 そして、絞ったエプロンで濡れた体を拭き取りました。
茜(ひとりぼっちなんだから、服を着る必要なんてないと思うけど…。)
茜は、キョロキョロとコックピット内を見回しました。 コックピット内にはもちろん人影はなく、前方に椅子が2つ並んでいるだけでした。
茜(でも、なんだか落ち着かないわ。)
茜は再びエプロンを身に着けながら、前方右側の操縦席目指して歩きました。
ぱふっ。
そして、クッションのきいた操縦席に座りました。 操縦席の周りには、操縦桿の他に様々な計器やモニターが並んでいました。
茜(ええっと…。)
茜はとりあえずディスプレイを見ました。 ディスプレイには、”Charged”と充電完了の表示がされていました。
茜(良かった。充電は終わっているみたい。さてと…。あっ!)
ここまできて茜は、ようやく肝心なことに気づきました。
茜(ど、どうしよう…。茜、宇宙船の操縦の方法なんて…まるっきり知らないわ。)
茜は、コリンティア号の操縦法など何一つ知りませんでした。
茜(どうすればいいの…。うーん…。)
茜は、しばらくの間考え込みました。
チラ…。
ふと茜は、操縦席の隣にある”茜専用の椅子”に目を向けました。 茜専用の椅子にはクッションなどは何もなく、金属面が剥き出しで相変わらず座り心地が悪そうでした。 何よりも…。
茜(いっ! いやーん…。)
茜は、思わず目を背けました。 椅子の股間が当たる部分には、相変わらずバイブが突き出したままになっていたからです。 このバイブは男性器にそっくりな形状で、不気味に黒光りしていました。
茜(アレ…きっと、また茜のお汁を吸うつもりなんだわ…。)
茜は、御神棒によって約1週間もアソコを責め続けられたため、いい加減バイブの類には嫌気が さしていました。 本物の肉棒で責められてみたい…。でないと、茜はますます変になっちゃう。 茜の思いは募るばかりでした。 しかし現実は甘くなく、無情にも椅子の上で待ちかまえていました。
スクッ…ヒタ、ヒタ…。
茜は、無意識のうちに操縦席から立ち上がると、裸足で茜専用の椅子目指して歩き始めました。
茜(えっ!?)
茜は、今自分自身が取っている行動に驚きを感じました。
茜(ど、どうしようって言うの?)
茜は、分かり切ったことを自分自身に問いかけました。
茜(ほら、茜。下のお口がアレを欲しがっているでしょう? 早くくわえさせてあげなさいよ…。)
茜は、自分でも気づかないうちに、股間への刺激を求めて止まない淫乱オンナと化していました。 タウルスはそのことに気づいていましたが、茜はまるで気づいていませんでした。 茜の体は、すでに理性より淫乱な本能によって支配されていました。
茜(ええっ! そんなのイヤよ!)
理性は必死になって否定するものの、本能はそれを許しませんでした。 茜は、たちまち椅子の上で腰を浮かせた格好になりました。 両腕で肘当てを押さえて、アソコの入り口にバイブの先端が今まさに触れようかという格好です。
茜(だっめぇーっ!)
茜は、わずかながら残された理性のかけらで、最後の叫び声を上げました。
しかし…。
ピトッ…。
理性の叫びもむなしく、バイブの先端がアソコに触れました。
ビリビリビリ…。
その瞬間、体中に快楽の電流が流れました。
茜「あぁーんっ!」
これで、残された理性は一瞬にして吹き飛んでしまいました。
ズブ、ズブズブズブ…。
そして、見る見るうちに体を支えていた腕の力が緩んでいき、アソコにバイブが突き刺さると言うより、 アソコがバイブを飲み込んで行きました。
茜「あっ、あっ、あっ…いいぃーっ!」
茜の喘ぎ声が収まると、バイブは完全に飲み込まれてしまいました。
茜「ふぅー…。また変なモノを入れちゃったわ。でも…なんだかとても落ち着く…。」
茜は独り言を言いました。
ピィーッ!
すると突然、操縦席の方からけたたましいブザーが鳴り響きました。
茜「な、な、何なの?」茜は驚きの声を上げました。
ガチャン。
すると今度は、後方からハッチの閉まる音が聞こえてきました。
茜「ビクッ。あ、茜ったら、ハッチを閉め忘れていたのね…。えっ!?」
ガチャン、ガチャン、ガチャン…。
茜がハッチの閉まる音に気を取られている隙に、今度は椅子の至る所から次々と枷が飛び出してきて、 茜は手首・腕・首・腰・太股・足首を拘束されてしまいました。 これで茜は、身動き一つ出来なくなってしまいました。
茜「ど、どういうことなの?」茜は焦りました。
アソコにバイブを入れただけなのに…。 まるで始動キーを回したように、コリンティア号は活動を開始してしまいました。
ウィーン…ドドドド…。
間もなく航行用重力制御装置が始動しました。 そしてコリンティア号は海面を離れて、まっすぐに上空の”クスタルの海”目指して上昇していきました。

ズッパーン。
コリンティア号は、クスタルの海に突入しました。 何とも異様な光景でした。 海面から飛び立って、別の海面に潜るというのは…。
この海の向こうには博士が待っている惑星の表層があります。
茜(ま、いっか。結果オーライってことで…。)
茜は、深く考えることは止めることにしました。 どうせこれも、博士が仕組んだセキュリティの一環か何かだろうと軽く考えました。
ビーッ、ビーッ、ビーッ…。
しかし再び、けたたましいブザーが鳴り響きました。
何だか様子が変です。
茜「こ、今度は何なの?」
茜は、操縦席の方へ顔を向けました。 枷で首を拘束されているので、首から上しか動かせませんでした。 操縦席のディスプレイを見ると、真っ赤な”Warning!”の文字で埋め尽くされていました。 ヴィンヴィンヴィン…。 そして突然、茜のアソコに埋め込んだバイブが暴れ出しました。
茜「あひぃーっ!…あっ、あっ、あぁーんっ…んんーっ…あーんっ…あふぅ…。」
たちまち茜は快楽の虜となり、甘い喘ぎ声を上げました。
茜「はぁはぁはぁ…んっ…あ、茜ったら…ひぃーっ…感じている場合じゃ…ないぃーいっ!…。」
茜はこの異常事態について、必死になって思考を働かせようと試みました。 しかし、頭の中があっという間に淫乱な本能に支配されてしまい、それどころではありませんでした。
ヴィンヴィンヴィン…。
茜「ああーんっ…いぃーのぉ…アソコをえぐってるわぁ…もっともっと深くえぐってぇー…あひぃーっ…。」
コリンティア号は、いまだクスタルの海を通過している最中でした。 この状況でバイブが作動するのは。どう考えても変でした。 バイブは、大気圏外で星間航行システムを作動させるにあたり、その源となる愛液を茜のアソコから 縛り取るために作動するはずでした。
茜「はぁはぁはぁ…つ、つまりぃ…ここでワープするぅ…あぁーん…気なのね…あぁーんっ…。」
茜は、涎を垂らしていやらしく腰を蠢かせながらも、何とか事態を把握しました。
茜「茜、もうだめ…イっちゃうぅ…あひぃーっ…イっちゃうわぁ…博士、まだ乗っていないのに…。」
ヴィンヴィンヴィン…。
バイブは、茜の気持ちなど無視して、アソコの中を大きく掘っていました。 まるで、アソコにドリルか削岩機を突っ込まれたような感覚でした。
茜「あっ…あぁーん…もう…だめぇーっ…茜、イっちゃいそう…で、でも…イっちゃだめぇーっ…。」
茜は、絶頂に達するのを必死にこらえました。
ズブ…ズブブブブ…。
茜「あひぃぃぃーーーっ!」
すると、システムがしびれを切らしたのか、今度は後ろの穴…アヌスにまでバイブが挿入されました。 茜のアヌスは奴隷訓練所で地獄のような猛調教を受けて、もっとも感じる性感体として開拓されていました。 そのアヌスへのバイブ責めは強烈でした。
ヴィンヴィンヴィン…。
茜「あひぃーっ!…や、やめっ…あぁーっ!…す、過ごすぎるぅ…うわぁーっ…。」
2つの穴の同時バイブ責めは、茜のとって初めての経験でした。 かつてない快感が、茜の精神に直撃しました。 たちまち茜のアソコからは、愛液がにじみ出てきました。
プシュ…ポタ…ポタ…ポタ…。
茜の耳にまで、愛液が滴り落ちる音が聞こえてきました。 茜の股の下では、星間航行システムが大きな口を開けて待っています。
ヴィンヴィンヴィン…。
茜「はぁはぁはぁ…もう………だめ…。」

茜は、絶頂を迎える心の中に、”あの男”の顔が浮かび上がりました。 あの男とは、散々茜を”身も心もエッチなオンナだ”と決めつけて、ひどい仕打ちをした男…。 最後は”誰にも茜を渡さない”と言ってコリンティア号を海へ突っ込んで果てた男…。
茜「茜、イっちゃうぅーっ!!」
茜は白目を剥いて絶叫を上げました。
プシュー、ブババババ…。
その瞬間茜は絶頂を迎え、アソコから勢いよく愛液を吐き出しました。
ピーッ!
愛液はあっという間に規定量に達し、ブザーが鳴ってコンソールのランプが青く光りました。
ピキーン、ブォー…。
すると間もなく、コリンティア号は鋭い光輝を放ちながら、亜空間へと突入を開始しました。

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