「茜と水の惑星 第弐拾六話」 |
茜は女子更衣室の中にいました。 室内は以前に入ったときと同じく、ガランとしていました。
茜(この部屋って…確か出発する前にエプロンに着替えた部屋だわ。)
茜の頭の中には、あの時の光景がよみがえってきました。
茜(博士ったら、エプロンのことを宇宙服だなんて言ってたけど…。 コレって、どう考えても宇宙服には見えないわね。)
茜は、エプロンを見つめながらそう思いました。
茜(そう言えば、”コリンティア号のあの人”…名前は教えてくれなかったけど… あの人が言うには、博士はスケベだから茜にこんなエッチなエプロンを着せたって言ってたっけ。 そうかもしれない…でも…。)
茜は物思いに老けていました。
茜「ん?」ふと床を見ると、お菓子箱程度の小さな箱が2つ置かれていました。
一つには”聖衣”と書かれ、もう一つには”神具”と書かれていました。 茜は床の上にひざまずくと、とりあえず”聖衣”と書かれた方の箱を開けてみました。
茜「こ、これは…。」
てっきり茜は、先ほどの男たちが着ていた中国服みたいな服が入っているものと思っていました。 しかし実際には、まったく違った服が入っていました。
茜「こ、これって…キャミソール?」
聖衣と呼ばれる服の正体は、なんと白いすけすけのキャミソールでした。 今度こそまともな服を着れると思ったのに…。
茜は愕然としました。
しかし茜は、この服を拒否することはできませんでした。 そもそも再び宇宙船に乗せて欲しいと言い出したのは茜本人ですし、そのための必須条件である ダミアム教団への入信を了解したのも茜本人だからです。
シュルシュル…パサ。
茜は覚悟を決めると、エプロンを脱ぎ捨てて全裸になりました。
そして、キャミソールのような”聖衣”を身にまといました。
茜「いやーん…。」キャミソールを着てみると、裾が極端に短いことが分かりました。
それも短いなんてものではなく、アソコやお尻が丸見えの股上10センチってところでした。
茜「こ、こんなんじゃ、アソコが丸見えじゃない。下に穿くものとかはないのかしら…。」
茜は、今一度箱の中を確認してみました。
しかし箱の中には、もう何も入っていませんでした。
茜「そうすると…こっちの箱かな。」
茜は、”神具”と書かれた方の箱を開けてみました。
茜「ああっ!?」茜は箱の中を見た瞬間、思わず大声を上げてしまいました。
箱の中には、下着らしきモノが入っていました。
しかしこれは、下着と言うよりはむしろ革製のベルトと言った方が正解でした。 幅は1センチと極細で、色は黒。 H型の形状をしており、4つある先端には留め金が付いていました。 どこを締めるベルトなのかは、形状を見れば一目瞭然でした。 なによりも…。
茜「こ…これって…。」茜は神具を手に取ってみました。
すると、神具のほぼ中央…アソコに当たる部分に、男性器の張り型をしたバイブが取り付けられていることが分かりました。色はベルトと同じく黒。太さは外人並と極太。 ベルトには太いねじのようなモノで固定されていました。 つまり神具とは、ベルト付きの極太バイブのことでした。
茜「こんなモノを、茜のアソコに入れろって言うのかしら…。ん?」
ここで茜は、箱の中に一枚の紙ペらが入っていることに気づきました。
紙ぺらには、ご丁寧にバイブの取り付け方が書かれていました。
茜「これが儀式…。」勘のいい茜は気づきました。
当然、茜には選択の余地などありませんでした。 アソコにこのバイブを入れなければ、茜の入信は認められないのです。 入信が認められなければ、宇宙船に乗って博士を救出に行けなくなってしまいます。 茜は覚悟を決めると、とりあえずバイブを口に含んで入れやすいように唾で濡らしました。
チュブ…。
茜(ふ、太いわ。こんな太いの、茜のアソコに入るのかしら…。)
茜は口に含んでみて、バイブの太さを実感しました。
ピトッ…。
茜「んっ!」アソコにバイブの先端が触れると、茜は甘い声を上げました。
しかし茜は、すかさずバイブの挿入を開始しました。
ズブ、ズブブブ…。
茜「あっ、ああ…。」
茜の不安をよそに、バイブはズブズブとアソコの奥へ奥へと飲み込まれていきました。
茜「あっ…。は、入ったわ…。」茜は声を震わせながら言いました。
茜のアソコは、茜が思っている以上に鍛え上げられていました。 水の惑星で約1週間もの長い間、生きたバイブである御神棒を入れっぱなしにして、生活していただけのことはあります。
カチャカチャ…。
バイブの挿入が終わると、茜はキャミソールをたくし上げて、腰の両側でベルトを締めました。
茜「ふぅー…。」儀式は無事終了し、茜はため息をつきました。
槙原「どうやら、儀式は無事終了したみたいですね。」
突然、扉の方から槙原の声が聞こえてきました。
茜「ビクッ!」(の、のぞいていたのね…。)
茜は、顔を真っ赤に染めました。
槙原「すぐに出てきて下さい。」続いて槙原が指示してきました。
まさか拒否するわけにもいかないので、茜は渋々と更衣室を出ました。
男たち「おおーっ!」
教団の男たちは皆、茜のこの卑猥な格好を見るなり驚きの声を上げました。 そしてすかさず20人ほどの男たちの視線が、一斉に茜の体に突き刺さりました。 茜は白いすけすけキャミソール一枚なので、豊満な乳房や乳首が透けて見えています。 また、裾が極端に短いので、股間やお尻は丸見えです。 何よりも丸見えのアソコには極太バイブが埋め込まれ、抜けないようにしっかりとベルトで固定されています。
茜は恥ずかしすぎるので、乳首とバイブが埋め込まれているアソコを手で隠しながら歩いていました。そして、槙原の前で立ち止まりました。
槙原「茜さん。よくぞ入信して下さいました。いやなーに。若い女性の方は、儀式をいやがってなかなか入信して下さらないものでして。」
槙原は、相変わらず笑みを浮かべながら言いました。
茜「そ…その、あ、ありがとうございます。司教様。」
茜はなんと言ったらよいのか分からず、とりあえずお礼を言ってぺこりと頭を下げました。
槙原「おっとこれからは、私は司教であなたは一般信者でしたな。よってこれからは、敬称は省かせてもらいますよ。それでは茜、まずはおまえの身分について説明する。」
ここで急に槙原の口調が変わりました。
茜「はい、司教様。」茜は素直に返事をしました。
槙原「んっ? 何だね、その手は。」
槙原は、乳首とアソコを隠している手を目ざとく見つめながら言いました。
茜「そ、その…。」茜は、どうしたらよいのか分かりませんでした。
槙原「ま、茜は入信したてだから、知らなくて当然か。」
茜「す、すみません…。」
槙原「それでは、まずはその服について説明しておこうか。 その服は”聖衣”と言って、おまえに与えられた身分である”巫女”専用の服だ。 これは聖なる服であるから、一部を手で隠したりすることは戒律により禁止されている。 それと、おまえのその汚らわしい穴の中に収まっているモノは”神具”と言って、 我らが唯一神ダミアム様に操を捧げる証となるものだ。 よって、これも隠したりすることはもちろん、勝手に外すことは戒律により禁止されている。
戒律を破ると、過酷な刑罰を受けなければならない。場合によっては破門となる。よいな。」
槙原は、最後のところを強調して言いました。 茜は自分から入信した以上、拒否するわけにはいきませんでした。
茜「はい、申し訳ありませんでした。」
茜は素直にあやまると、手を体の両脇へ移動させて、恥ずかしい部分をさらしました。 すけすけのキャミソール越しにくっきりと見える乳首。 極太バイブを丸々飲み込んでいるアソコ。
はっきり言って、裸エプロンの格好の方がまるかにましでした。 男たちは、一斉に茜の恥部に視線を集中させました。 今にも生つばを飲み込む音が聞こえてきそうな程でした。
槙原「よし、行こうか、茜。」
槙原は茜に背を向けると、研究所の建物へと続くエレベーター目指して歩き始めました。 茜もすぐそのあとに続きました。 背後からは、残された男たちの視線が、茜の丸見えのお尻に集中していました。 おそらくお尻も隠してはいけないんだろうと思い、茜はお尻をさらしたまま歩き続けました。
茜は顔を真っ赤に染めていました。 茜は、まさかこんな大勢の前で裸同然…いやむしろ裸より恥ずかしい卑猥な格好をさせられるとは、 夢にも思っていませんでした。
プシュー、ポタポタ…。
そして、思わずアソコからは愛液が分泌されて、太ももを伝って足下まで滴ってしまいました。
茜は、槙原によって研究所の建物にある視聴覚室のような部屋へと連れて行かれました。
槙原「ここで”ダミアム教団へようこそ”というビデオを上映するから、しっかりと見ておくんだよ。」
茜「はい、司教様。」茜に許される返事は、もちろん”イエス”のみでした。
槙原「私はこれから宇宙船の整備に立ち会わなくてはならないから、これにて失礼する。」
そう言うと、槙原は退室しました。
茜は一人部屋に取り残されました。 間もなくビデオが上映されて、茜はこの教団のことをある程度知ることが出来ました。
ビデオは、教団内の身分の紹介から始まりました。 総大司教と大司教、司教までの上級幹部。 下級幹部である司祭の下には一般信者の身分がありますが、一般信者と一言に言っても、 中身は事細かに別れていました。
教団の戦闘集団である武闘僧。科学全般を取り扱う科学僧。医療を行う医療僧など。 ちなみに、先ほど槙原によって茜に与えられた身分は”巫女”でした。 これは、上級幹部への”奉仕”を行う身分と規定されていました。 また、信者が着る宗教服も紹介され、巫女以外の全ての信者が、先ほどの男たちが着ていた中国服のような服を身にまとうことになっていました。
これは階級ごとに色こそ違いますが、男女問わず全て同じデザインの服でした。 巫女だけが、今茜が着ている卑猥な服を身にまとうことになっていました。 股間丸見えのすけすけキャミソールにベルト付き極太バイブ。
茜は愕然としました。 茜は、槙原にまんまとはめられたのです。
槙原は茜の弱みにつけこんで、茜を巫女の身分に陥れることに成功しました。 巫女となる者は、容姿・性格などが抜群でなくてはならず、茜にはまさにうってつけでした。 その後教義に関する説明などが続くと、ビデオは30分ほどで終了しました。
ビデオが終わると、すぐに一人の男が入室してきました。 もちろん槙原ではありません。
岡島「俺は、巫女の調教…じゃなかった修行を専門に執り行っている”教育僧”の岡島という者だ。」
男は名乗りました。
岡島は、筋肉もりもりのマッチョ男でした。 服装は例の白い宗教服でしたが、服越しにも鋼のような筋肉が分かる程でした。 また顔は、体つきに見合ったごつい顔つきで、あごが大きいのが印象的でした。 茜はこんな男に、おそらく修行とは名ばかりの調教を施されるのか思うと、げっそりしました。
茜「巫女の茜と申します。」茜もとりあえず名乗りました。
岡島「ふん。礼儀正しいじゃないか。そんじゃ、これからおまえを修行所へ連れて行くからついてこい。」
岡島はそう言うと、ズカズカと部屋を出ていきました。 茜もすぐにそのあとに続きました。 2人は研究所の外へ出ました。 真夜中なので、外は真っ暗でした。 研究所の前には、たくさんの車が停まっていました。 全て教団関係者の車です。 2人は、その中の1台に乗り込みました。 そして岡島は、何処へと向けて車を走らせました。
1時間ほど走ると、岡島は車を停めました。 この場所は閑静な住宅街で、茜の家とはそれほど離れていないところでした。 茜は心細くなってきました。 真夜中とはいえ、茜はこんな場所…茜の見慣れた街角に降ろされて、超ミニのすけすけキャミソール一枚にベルト付き極太バイブ一丁と言う、常識では考えられないような格好をさせられているのです。
岡島「どうだ、茜。感じてきたか?」
岡島は、卑猥な笑みを浮かべながら問いかけてきました。
茜「そ…その、茜。すっごく恥ずかしいです…。」
茜は、蚊の鳴くような声で答えました。
岡島「そうか。よし、それなら今すぐここで、服を脱いで素っ裸になれ。」
茜「ええっ!」茜は驚きのあまり、思わず大声を上げてしまいました。
岡島「しっ! 静かにしろ。いま何時だと思っているんだ。」岡島は茜をたしなめました。
茜「す、すみません。で、でも…。」
真夜中とはいえ、茜に見慣れた住宅街でストリーキングをやれだなんて…。 誰も知らない水の惑星でならともかく、信じられないシチュエーションでした。
岡島「ふっ。今のは冗談だ。今やおまえの体は、総大司教様や大司教様にご奉仕するためにのみ 存在しているんだから、我がダミアム教団に縁のない者どもに見せるなんて、もったいないことだしな。」
そう言うと岡島は、茜を”宗教法人ダミアム教団 修行所”と言う看板が立っている建物の中へと 連れていきました。
茜は、ひとまずホッとしました。 万が一にも、こんな変態的な格好を近所の人にでも見られたら、大変なことになるからです。 ちなみに修行所の建物は鉄筋3階建てで、地下は2階までありました。 岡島は、茜をまっすぐに地下2階へと連れていきました。 地下2階は、まるで牢獄のようなところでした。 廊下には裸電球の光だけがゆらゆらと揺れていて、その両側には鉄格子が付いた鋼鉄製の扉が6つ程並んでいました。
茜「あ、あの…。こ、ここは?」
茜は牢獄同然の部屋を見るなり、とても不安になりました。
岡島「ここは、巫女の修行部屋だ。」
茜「そ…そうなんですか。」茜の不安は増すばかりでした。
茜(茜、博士を助けるためよ。我慢するの…。)
茜はこの絶対的な弱みを握られている以上、何をされようとも耐える以外道はありませんでした。