「茜と水の惑星 第弐拾九話」 |
茜「…ん…んん…。ふあぁーあ、何かしら? また”アレ”が動き出したような気がしたわ…。」
今度はさすがに、茜は目を覚ましてしまいました。 茜は眠い目をこすりながら、起き上がりました。 するとすぐ目の前に、男が突っ立っていることに気づきました。
茜「ん?」
男は、極太バイブのベルトをつかんだまま硬直していました。
茜「ドキッ!」それを見た瞬間、茜も硬直しました。
そして、ゆっくりとアソコに視線を走らせました。 すると茜の目には、少し抜け出た極太バイブが映りました。 男の手にベルトが握られている以上、誰がこうしたのかは一目瞭然です。
茜「け、けけけ、健二ぃーっ!?」
茜は、すっとんきょうな叫び声を上げました。 なんと男の正体は、クラスメートの健二でした。 ちなみに健二は、茜のパンティを見るのが生き甲斐というアブナイやつです。
健二「あ、あかあか、茜ちゃん。げげ、元気ぃ?」
健二は、緊張のあまりあごをガクガクさせながら、らちもないセリフを吐きました。
茜「い、いいかげんその手を放してくれないかしら…。」
茜は、ベルトをつかんでいる手を睨みつけながら言いました。
健二「ご、ご、ごめんなさい。」
スル…。
健二は、茜の迫力に圧倒されて、ベルトから手を放しました。 すると茜は、健二の目の前で、素早く極太バイブを再び奥まで押し込むと、腰のベルトをきつく 締め直しました。
グニュ、カチャカチャ…。
健二「………。」健二は、その様子を無言で見つめていました。 茜「ちょ、ちょっとぉ。何見てるのよ。エッチ!」
茜は健二の様子に気づき、口を尖らせました。 そして、素早くまくられたスカートをおろして、股間を隠しました。
パサ…。
健二「…あ、茜ちゃん。ちょっと聞いてもいいかな?」
健二は神妙な面持ちで、茜の顔を見つめていました。
茜「ドキッ!」すると茜は、顔に出して驚いてしまいました。
健二「あ、茜ちゃんはその…いつも過激なパンティを穿いていて、とってもステキだと思うんだ。 やっぱボクは、かわいい女の子には過激なパンティこそが似合うと思うんだ。」
茜「………。」茜は口を挟まずに、健二の話をじっと聞いていました。
そして否応なしに胸の鼓動が高まってきました。
ドキドキドキ…。
健二「だから茜ちゃんは、ボクにとって最高の存在なんだ。とってもかわいいし、いつも過激なパンティを穿いてきてくれるし…。でも今日のはちょっと過激すぎると思うな。これじゃー変態…。」
茜「待って! 健二。」茜はそこで健二の言葉をさえぎりました。
顔を真っ赤に染めています。 それこそ、今にも顔から火が出そうな状態でした。
茜「そ、それ以上は言わないで。お願いだから…。」
茜は目に涙を浮かべていました。 教団以外の人間に、極太バイブをはめているところを見られてしまった。 それも、よりによってあの健二に…。
しかし茜は、うすうす気づいていました。 茜が過激なパンティを穿くのは、実は健二に見てもらいたいから…。 日頃は”エッチ、スケベ、変態”とののしっていますが、茜の本当の気持ちは、 そんな健二のことが好きだったみたいです。 もともと茜は、恥ずかしい格好を見られることに快感を感じる少女でした。 性的快感と言った方が正解ですが…。 今回の冒険が始まるまで茜にそれを与えてくれたのは、唯一、健二だけでした。
何を思ったのか茜は、いきなり健二に抱きついて唇を重ねました。
ガシ…チュッ…。
健二「!?」
健二は信じられないと言う表情で、大接近した茜の瞳を見つめていました。 胸には茜の豊満な乳房の柔らかい感触が広がっています。
茜「んっ…ん、んんー…。」茜はすぐに舌を挿し入れてきました。
健二「んっ…んんんん…。」健二は抵抗せずに受け入れました。
そして茜の舌に自分の舌を絡ませました。 その後しばらくの間、お互いの口の中を舌でなめ回したり、たっぷりと唾液の交換を行いました。 茜「ん…。」約5分後。茜はようやく唇を離しました。
ネバー…。
すると、お互いの唇の間には太くて粘っこい糸が張り、太陽の光を浴びてキラキラと光りました。
プッツン…。
健二は、切れた唾液の糸を口の端からだらしなく垂らしながら、呆然としていました。 バイブの件にかこつけて告白はしてみたものの、まさか茜が受け入れるとは夢にも思っていなかったからです。 もちろん健二は、茜には嫌われているとしか思っていませんでした。
健二(茜ちゃんって、なんてキスがうまいんだろう。えへへ…これってボクのファーストキスだな。 それもあこがれの茜ちゃんと…。)
健二が呆然と突っ立っている隙に、茜はその目の前でひざまづいて、ズボンのチャックを開けました。
ジーッ…。
そして、手慣れた手つきで健二の肉棒を取り出しました。
モゾモゾ…ベローン…。
健二の肉棒は、すでに張り裂けんばかりに勃起していました。 極太バイブが深々と挿入されている茜のアソコを目撃した上、その茜とのディープキス…。 健二の本能は肉棒を充血させて、まるで別の生き物のように脈打たせていました。
ピックン、ピックン…。
また肉棒の先端からは、先走りの液体がにじみ出ていました。
ジワー…
ちなみに茜にはオトコを好きになると、そのオトコにフェラチオをする習慣がありました。 健二のを味わって、そして飲み干したい…。茜の淫乱な本能がさかんに訴えかけていました。
茜(ちょっと小さいけど…。ま、いっか。)
パク…。
茜はさっそく健二の肉棒を口に含みました。 健二の肉棒は短小で包茎と、まるでいいところがありませんでした。 茜は口を使って肉棒をしごいて、皮を剥きました。
チュプ、チュプ…。
そして、舌の先で顔を出したばかりの亀頭を突っつくようにして舐め始めました。
レロレロ…。
健二(あっ…なんだかまた気持ちよくなってきたぞ。ボクのオチンチンが気持ちいいって…。)
健二は相変わらず、呆然と立ちつくしていました。 茜は、肉棒全体にまんべんなく唾液をまぶした後、吸い付くようにしてしゃぶりつきました。
チュバチュバ…ジュルジュル…。
茜は、肉棒をしゃぶりながら無意識のうちに、いやらしく腰を振っていました。
プリプリ…。
また、アソコに埋め込まれている極太バイブは、作動していないにもかかわらず、なぜかこれが生きた肉棒のように感じられてきました。 上の口も下の口も肉棒をくわえ込んでいるような不思議な感覚。 まるで、2人のオトコに同時に責められているような感覚でした。 ちなみに神具は、高性能バイブだけあって、形だけでなく肌触り…ぬくもりまでが本物そっくりに 出来ていました。
健二「うっ!」健二は、短小・包茎に加えて、”早漏”でした。
健二は、いわゆる男の三重苦を背負っていたのです。 よって茜は、これから絶頂に昇っていくと言うときになのに、健二の方は早くも絶頂を迎えてしまいました。 すると、張り裂けんばかりに勃起した肉棒の先端からは精液が発射され、いきよい良く茜の口内へと 注ぎ込まれていきました。
ドピュ、ドピュ、ドピュ…。
しかし音の割には、量は微々たるものでした。 健二は、茜をおかずにして毎日オナニーに励んでいるので、精液はまったくと言っていいほど溜まっていませんでした。
クチュクチュ…ゴックン。
茜は、わずかながらに注がれた精液を口の中で転がして味わった後、一気の飲み込みました。
茜「もー、健二ったら早すぎるわ! それにちょびっとしか出なかったじゃない。」
茜は不平を言いました。
健二「………。」しかし、健二は無言でした。
なんと健二は、立ったまま失神していました。
茜「え!?」気づくのが遅く、健二は茜に倒れかかってしまいました。
バッタン…ムギューッ。
茜「お、重いわ。いやっ!」
ドサッ!
茜は健二を押しのけました。 すると健二は、鈍い音を立てて地面に倒れ伏してしまいました。
茜「ふぅー…。せっかくのムードがぶちこわしになっちゃったわ。やっぱ、健二ってダメよねぇ。」
茜は、倒れている健二を見下ろしながら勝手な感想を述べました。
茜「よいしょっと。」茜は健二を抱え上げると、ベンチの上に寝かせました。
デローン…。
健二の股間には、生気を失った肉棒が力無く垂れ下がっていました。
茜「し、しまっておいた方が良さそうね。誰かに見られでもしたら大変だし…。」
ゴソゴソ、ジー…。
茜は肉棒をズボンに突っ込んで、チャックを閉めました。
茜「これでよし。」
女1「…で、さあ。あたしったらね。」
女2「うふふ。そうなんだ…。」
茜「ドキッ!」不意に背後から女同士の話し声が聞こえてきました。
茜(や、やばいわ。こんなところを目撃されたら、大変…。)
スタスタ…。
茜は薄情にも、健二をおいてさっさと逃げ出してしまいました。
その後茜は、一時家へ帰りました。 家へ着くと、すぐに教団からもらったTシャツとミニスカートに着替えて、近所にある修行所へと 向かいました。 健二はともかく、教団以外の人間にベルト付き極太バイブをはめているところを目撃されたら大変なので、茜は修行所以外の場所へは出かける気にはなりませんでした。 それならズボンでも穿けば良いはずですが、茜にはミニスカート以外のものを穿く習慣はありませんでした。
また、かつて博士の研究所へ持っていったトランクの中には、茜の私服と下着のほとんどが入っていました。それを丸々失った今となっては、教団にもらった服であろうと何であろうと着ざるを得ませんでした。尚、教団では、戒律により下着の着用を禁止されているので、タンスに残っている茜のエッチな下着コレクションも、今では無用の長物と化していました
今はお昼近く。まだ茜の調教…もとい修行の時間には、だいぶ間がありました。 修行所へ入ると受付のところには、昨日と同じ受付嬢が座っていました。
茜「こんにちは。」
受付嬢「あら。たしかあなたは、巫女の茜さんでしたっけ?」
茜「そうです。」
受付嬢「今日はずいぶんと早いじゃない。どうしたの?」
受付嬢は気さくに聞いてきました。
茜「その、茜は…もっとダミアム教のことを知りたくて、今日は早く来ました。」
茜は、もっともらしい理由を付けました。
受付嬢「ふーん。茜さんって勉強熱心なのね。うふ。見直しちゃったわ。だって昨日は、あんな格好で修行所内を歩き回っていたわけだし。」
茜「あ、茜は、巫女なんだから、あの格好がフツーなんじゃないですか?」
茜は受付嬢の意外な言葉に驚きました。 そして、昨日見せた痴態を思い出してしまい、思わず顔を赤らめました。
受付嬢「あの格好は、たしか巫女さんの正装だったと思うわ。正装は司教様以上の偉い人の御前や、 修行部屋で修行するとき以外はする必要はないはずよ。」
茜「えっ!?」茜は驚きました。
受付嬢「うふふ。正直言って、あたしもアレを生で見るのは初めてだったわ。でも…かわいい乳首が透けて見えちゃって。おまけに、うふふ…アソコに神具が突き刺さっているところまで丸見えで。きゃっ。おかげで、巫女さんってどういうことになっているのか、じっくりと観察することができたわ。」
茜「茜、その…お話がよく見えないんですけど。巫女って普段はどういう格好をしているんですか?」
受付嬢「えっ、知らないの?」受付嬢は驚きました。
茜「えっ、ええ。茜は、おととい入信したばかりですから…。」
受付嬢「ふーん。じゃー教えて上げるわ。巫女さんって、普段は黒いマントを羽織って正装を隠しているわ。」
茜「黒いマント?」
受付嬢「そうよ。たしか更衣室のおばさんに言えばもらえるはずよ。」
そう言えば、更衣室には、信者の着る宗教服の世話をするおばさんがいました。 このおばさんは、汚れた宗教服を洗ったり、着替えの宗教服を用意するのが仕事の一般信者でした。 昨日茜は、岡島の指示により、このおばさんに巫女の装束である”聖衣”を用意してもらいました。
茜(は…はめられたわ…。)
ようやく茜は岡島にはめられたことに気づき、愕然としました。 茜は、本来一般信者にはさらす必要のない卑猥な格好で、修行所内を連れ回されたのです。 岡島はひどい男でした。 受付嬢「あれ? 茜さんったら、どうしちゃったの?」
呆然と立ちつくしている茜を見かねて、受付嬢が声をかけてきました。
茜「えっ? うんーん。な、何でもないの。」茜は説得力のないセリフを吐きました。
受付嬢「そうなの。ところで茜さん。教団の活動に入るんだったら、私服は厳禁よ。
早く更衣室へ行って着替えた方がいいわ。」
茜「分かったわ。」受付嬢に促されて、茜はようやく更衣室へと向かいました。
更衣室には、例の世話係のおばさんがいました。
茜「こんにちは。」
おばさん「あらあら。あなたは昨日来た新人さんね?」
茜「そうです。巫女の茜です。」茜はペコリと頭を下げました。
おばさん「そう。」おばさんは、人好きの良い顔でにっこりと微笑んでいました。
おばさん「茜さんの聖衣は、ずいぶんと汚れていたから洗っておいたわ。ロッカーには替えの聖衣を 入れてあるわ。」
茜「ありがとうございます。」茜は素直にお礼を言いました。
そしてロッカーを開けて、聖衣と呼ばれるミニキャミソールに着替えました。 その間おばさんは、茜の方を見ないようにしていました。 おばさんは岡島とは大違いで、親切で礼儀正しい人でした。 尚、ロッカーの中には聖衣の他に、先程受付嬢が言っていた黒いマントも入っていました。
茜は聖衣の上に黒いマントを羽織りました。 このマントは、羽織った後、胸の辺りに付いている紐を結んで留めるようになっていました。 これを羽織ると、膝から上の体全体がすっぽりと覆われ、卑猥な巫女装束を隠すことが出来ました。 最後に茜は、スニーカーとソックスを脱いで裸足になりました。 巫女は、他の信者とは違い、靴を履くことが許されていないためです。