「茜と水の惑星 第参拾壱話」 |
傷心の茜はぼんやりと、入り口近くのロビーにあるソファーの上に腰を掛けていました。 もちろん今は黒いマントを羽織って、卑猥な巫女装束を隠しています。 股間丸出しで、しかも裸体が透けて見えるミニキャミソール。 常に極太バイブをはめられているアソコ。 汚物処理がメインの巫女修行。屈辱的なバイブ責め。絶頂…。 そして今日は、大勢の信者たちの見ている前で、恥辱にまみれた変態ショーをやらされました。 今や茜にとっては、極太バイブが挿入されているアソコ以上に見せたくない拡張済みのアヌスを、 大勢の信者たちの目の前にさらしたのです。 茜の頭の中では、悪夢のような教団生活がよぎっていました。
茜「ふぅ…。」茜はため息をつきました。
博士を助けに行くためとは言え、いま茜の受けている待遇は奴隷同然…いや、それ以下でした。
時刻は午後5時を丁度回ったところでした。
受付嬢「巫女の茜さーん。至急受付まで来てください。」
突然ロビーに、受付嬢の声が響きました。 茜はすぐに受付の方へ行きました。 茜「なんでしょうか?」茜は、受付嬢の表情をうかがいながら聞きました。
彼女は、茜の変態ショーは見ていない様子でした。 しかし受付という立場上、変態ショーが行われたことくらいは知っているはずです。 しかし彼女は、相変わらず気さくな態度で接してくれました。
受付嬢「茜さんに、教団本部に行っている岡島さんから、至急本部の方へ来るようにとの連絡があったの。」
受付嬢は笑みを浮かべながら、用件を告げました。 そう言えば、今日は岡島を見かけていませんでした。 どうやら朝から教団本部へ行っていて、修行所にはいなかったようです。
茜「教団本部ですか?」もちろん茜は、教団本部については何も知りませんでした。
受付嬢「そうよ。でも、珍しいこともあるものね。だって茜さんって、おととい来たばかりでしょ。 フツー巫女さんって2,3ヶ月はここで修行して、それから教団本部へ行くものなのよ。」
受付嬢は、親切に教えてくれました。
茜「そ、そんなに調教…じゃなくて修行しなくちゃならないんですか…。」
あんな修行を2,3ヶ月もやらされると思うとぞっとしました。
受付嬢「でも、今回は特別に早かったみたいね。きっと茜さんが優秀で、もう修行の必要はないと判断されたからじゃないかしら。」
受付嬢は、相変わらず笑みを浮かべながら言いました。 修行の内容など、もちろん知らないからでしょう。 茜はきっと、例の宇宙船がらみのことで呼ばれたのだろうと思いました。 それ以外のことで、教団が茜を特別扱いする理由などないように思えるからです。
受付嬢「はい、茜さん。これが本部までの行き方で、これが回数券よ。」
受付嬢は茜に、本部までの行き方が書かれた紙ぺらと、電車の回数券を手渡しました。
茜「ありがとうございます。」茜はお礼言って、受け取りました。
茜「あっ! あの…受付さん。」茜は、何かを思い出したように言いました。
受付嬢「何かしら?」
茜「あ、あの…茜。本部には、この格好で行かなくちゃならないんでしょうか?」
茜は、さも聞きずらそうに言いました。
受付嬢「うふふ。そんな訳ないじゃない。私服でいいのよ。向こうに着いてから、巫女の衣装に着替え直せばオッケーよ。」
受付嬢は茜の心を見透かしたのか、笑いながら答えました。
茜「ほっ。」茜は胸をなで下ろしました。
受付嬢「更衣室のおばさんに言えば、巫女の衣装を入れる鞄を貸してもらえるわ。」
受付嬢は親切に教えてくれました。 そして茜は、更衣室へ行って、Tシャツとミニスカートと言うまっとうな服装に着替えると、 修行所を後にしました。
修行所を出てから約10分後。茜は最寄り駅に到着しました。 ここから教団本部の最寄り駅までは快速を使えば1駅で、時間にすれば20分くらいでした。 改札を抜けてホームへ行くと、そこは会社帰りのサラリーマンや部活帰りの学生たちでごった返していました。
ザワザワ…。
間もなくホームに電車が入って来ました。 すると茜は、なぜか変な胸騒ぎがしました。 電車に乗り込むと、車内は超満員状態になりました。身動きも出来ない状態です。 そしてドアが閉まり電車が動き出すと、すぐに茜はお尻に違和感を感じました。 なんと背後に立っている男が、茜のお尻に手を当てているのです。 男は、ミニスカートの上から茜の肉付きのよいお尻を撫で回していました。
サワサワ…。
男は明らかに痴漢でした。 茜は男の手を振り払おうとしましたが、車内はお互いの肌が密着するほど混んでいるので、 お尻に手を回すほどの余裕すらありませんでした。 しかも運が良いのか悪いのか、茜の乗った電車は快速で、茜の降りる次の駅まで20分近くは 停まりませんでした。
茜「あっ!」茜は思わず声を上げました。
男の手がミニスカートの下から侵入してきたからです。 すぐに手は、茜の”生尻”に触れました。
男「!?」男は驚いたようです。
茜の肉付きのよいお尻の上には、男が当然あるはずだと思っていたパンティの布地が存在しませんでした。 手は生尻を直接撫で回した後、腰からまわって前方へと移動しました。 そして、茜の薄めの陰毛に触れると、やさしく撫でました。
茜「あ…ああ…。」手は、陰毛の中央を走る革ベルトに触れました。
すると手は、するするとベルトを伝わりながら下へと伸び、ついにアソコに挿入されている極太パイプを見つけました。
男「!? 何だコレは…。おまえ、変態か?」
手の男は、茜の耳元に小声で問いかけてきました。 茜は、恥ずかしさで顔を真っ赤に染めて、何も言えませんでした。
男「おまえ、ひょっとして…オトコに飢えているのか?」
男は意地悪な質問を重ねてきました。 茜「………。」当然、茜は答えられませんでした。
男「それじゃ、おれが飢えをいやしてやるぜ。」
男は一方的に言うと、ベルトの隙間から指を挿し入れて、茜の感じる肉芽の皮を剥きました。
ムキ…。
もう一方の手もミニスカートの中へ侵入し、ベルトを押しのけて、茜の最も感じるアヌスへ指を 挿し入れてきました。
ズニュ…。
茜「びっくん…。い、いいかげんにしてください。」茜は、小声で男に文句を言いました。
男「おいおい。おとなしくしていないと、アレのこと。この場のみんなにばらしちまうぜ。」
男は茜を脅迫しました。 教団の人間だったら、極太バイブのことを知られても、巫女ならそれが当前とされているので我慢できますが、この車内にいるのは教団とは全く無関係の人々ばかりです。 茜は、男に完璧な弱みを握られてしまいました。
茜「………。」
こうなってしまったら茜はされるがままで、黙って耐えるより他はありませんでした。 前の手はさっそく爪を立てて、剥きたての肉芽を弄び始めました。
コリコリ…。
一方後ろの手は、アヌスの奥へまで深々と指を挿入し、中で動かし始めました。
クチュクチュ…。
茜「あ…あぁーん…あふぅ…。」
茜は口に手を当てて、喘ぎ声が漏れないように懸命に我慢しました。 茜は、いつまで理性を保てるのか疑問でした。 肉芽とアヌスへの同時責め。 しかも茜のアソコは、極太バイブによって常に目一杯まで開かされた状態になっている…。 そう思っただけで、茜の理性のたがが緩んできました。 すると、たちまち膝がガクガク言い出し、腰が震え出しました。
ヒク、ヒク…。
茜(こ…こんなところで…。)茜は焦りました。
こんなところで腰を振り出したら、たちまち他の人にも気づかれてしまいます。 しかし腰は茜の意に反して、しきりに振りたがっていました。 とろけるような下半身への責め。 熟練した痴漢のテクニックは、ずるずると茜を快楽の泥沼へと引きずり込んでいきました。
茜(もう…だ…め…。)
茜は薄く目を閉じて、手で押さえている口をだらしなく開け放ちながら、いまにも絶頂を迎える表情をしていました。 野獣のメスと化した下半身を押さえ込むのも、そろそろ限界のようです。
キ…キキキー…。
茜「!?」すると突然、電車がブレーキをかけ始めました。
どうやらようやく20分が経ち、次の駅へ到着するようです。
男「おっと。もたもたしちゃいらねないな。早くイっちまいなよ。」
男は肉芽から指を離すと、今度は極太バイブの根本をつかんで、激しく動かしました。
グリグリ…。
すでに愛液で濡れそぼっている極太バイブは、アソコの中で動く度にいやらしい音を立てました。
クチャクチャクチャ…。
しかも後ろでアヌスを掻き回している指は、いつの間にか3本に増えていました。
クチャクチャクチャ…。
前後の穴からいやらしい音を上げさせられて、茜は…。
茜(もうダメ…茜イっちゃう…イっちゃうぅーっ! ああぁーっ!)
茜は心の中で絶叫を上げながら、ついに絶頂を迎えてしまいました。
ブシュゥーッ。
その瞬間、茜のアソコからは、潮を吹いたように愛液が吐き出されました。
キキ…プシュー。
しかし間一髪、茜の潮吹きの音と重なり、電車のドアが開きました。 どうやら駅に到着したようです。 茜は放心したまま、人々に押されながら電車を降りました。 ふと気づくと、痴漢の男はすでに茜の近くにはいませんでした。 一緒に電車を降りたのか降りなかったのか。それすらも分かりませんでした。 男は右手に愛液、左手にウンコをまみらせたまま、逃げ去ってしまったのです。
しばらくの間、茜はホームの片隅でたたずんでいました。
ブルッ…。
茜(ああ…股間がスースーするわ。)
愛液にまみれた股間に風が当たり、茜は身震いしました。 茜がパンティを穿かなくなってから、どのくらい経ったのだろうか。 最後に穿いたのは、たしか博士と別れる間際でした。それもひも同然のTバック…。
茜(あのパンティ、どうなっちゃったのかしら。)茜はふと考えました。
どうでも良いことのように思えますが、あのパンティは、博士のインポを復活させた恐るべき破壊力を秘めたTバックでした。
茜(うふふ。パンティのことなんかより、博士の方が心配よね。博士ったら今頃、どうしているのかしら…。)
茜は、まだ明るい空を眺めながら思いました。 すでに車内で痴漢に犯されたことなど、頭の中にはありませんでした。 茜は、この程度の目にはすでに何度も遭っているので、いちいち気に病んでたら心身がもたないからです。 茜は再び視線を地上に戻すと、教団本部目指して歩き始めました。
辺りは夕闇に包まれてきました。 教団本部は駅から約40分と、かなり歩いたところにありました。 タクシーを使えば済むところでしたが、茜はお金を持ち合わせていませんでした。 近所にある修行所へ行くのに、いちいちお金を持っていく必要はないと判断したからです。 もちろんひとりで教団本部へ行かされるなんて、夢にも思っていませんでした。
教団本部の建物は、古びた西洋風のお屋敷でした。 これは5階建てと、それほど高くはありませんが、奥行きはかなりあるようでした。 また、建物の周りには和風の庭園が取り囲み、その更に外側には高い塀が取り囲んでいました。 ただし塀は鉄格子でできているので、道路から塀越しに敷地内を見渡すことができました。 閉鎖的な宗教団体の総本山とは思えないような、開放的な雰囲気が漂っています。 また、建物の入り口から伸びている私道と道路との接点には門があり、門をくぐってすぐのところには守衛所がありました。
尚、門のところには、”宗教法人ダミアム教団本部”とだけ書かれた質素な看板が立っていました。 茜は門をくぐって、守衛所へと行きました。
茜「あの…。」茜は、守衛所のカウンターに座っている男に声をかけました。
男は、守衛と言うには似つかわしくない、めがねをかけた神経質そうな男でした。 もちろん信者なので、例の中国服のような白い宗教服に身を包んでいました。
守衛「じろ。」守衛は茜を、めがねの奥のギョロッとした目でひと舐めしました。
そして一言も発せずに、視線をカウンター上にあるディスプレイに向けて、コンソールのキーを たたきました。
カタカタ…。
すると、ディスプレイ上に茜の画像とプロフィールが表示されました。 これは修行所の受付にあるのと同じシステムです。
守衛「名前:茜、身分:巫女、年齢:16歳、身長:***、体重:##、バスト:○○、ウエスト:××、ヒップ:△△…。」
守衛はまるでマシンのように、茜のプロフィールを読み上げていきました。 教団は、茜のことを事細かに調べ上げていました。 茜の恥ずかしいデータまでもが読み上げられているので、茜は思わず赤面してしまいました。 何だか茜は、この男の目の前で裸をさらしているような気分になってきました。 暇なのか、守衛は茜のプロフィールを全部読み上げてしまいました。
茜「あ…あの…。」
茜は来訪の目的を告げようとしましたが、この守衛は話しかけづらく口ごもりました。 すると、守衛は視線を茜に向けました。
守衛「総大主教様がお待ちだ。建物を入ると、すぐ右に女子更衣室がある。 そこで巫女の装束に着替えた後、突き当たりにあるエレベーターに乗って5階へ行け。 エレベーターを降りたところに巫女が待機しているから、その者に総大主教様のところまで案内してもらえ。」
守衛は必要最小限のことだけを告げると、再び視線をディスプレイに戻しました。 なんと茜を教団本部に呼びつけたのは、教団の最高権力者である”総大主教”でした。 茜はペコリと頭を下げると、建物へと向かいました。 中に入ると、そこは最上階の5階まで吹き抜けになっている大ホールになっていました。 また守衛の言ったとおり、右手には女子更衣室、突き当たりにはエレベーターが見えました。
茜は女子更衣室に入って、巫女装束に着替えました。 もちろんその上には、黒いマントを羽織りました。 そしてエレベーターに乗り込みました。 この屋敷内には、まるで人の気配が感じられませんでした。 茜はなんだか心細くなってきました。
ウィーン…。
茜は、エレベーターの窓から大ホールを見下ろしていました。 エレベーターはゆっくりと上昇していき、大ホールは次第に小さくなっていきました。
ガコン…。
間もなく、エレベーターは5階で停まりました。 ドアが開くと、茜はエレベーターから降りました。 するとそこには、守衛の言ったとおり、ひとりの巫女装束に身を包んだ少女が待ちかまえていました。