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「茜と水の惑星 第伍拾伍話」

しばらく歩くと、茜は見慣れた近所の町並みへと達しました。
茜(そ…そういえば…。)ふと茜は何かに気づき、一目散に走り出しました。
スタ…スタスタスタ…。暗くなったとは言えまだ9時前なので、通りには茜の他に誰か歩いていても
良さそうですが、不思議と誰も歩いていませんでした。
茜はそんな夜道を、”ある場所”目指して走っていました。
まるで、夢とも現実とも分からないような幻想的な世界を走り抜けているような感覚でした。
茜「はぁはぁはぁ…。」その場所の前まで達すると、茜は下を向いて息を切らせました。
茜「あっ!」そして顔を上げた瞬間、茜は驚きの声を上げました。
その場所は、あの夢の中で出てきた場所でした。スケスケのミニキャミソール一枚に、股間にベルト付き
極太バイブ一丁という姿で過ごした場所。そう、そこはダミアム教団の修行所がある場所でした。
しかし、現実の茜の前には、その建物は影も形もありませんでした。
まるで消しゴムか何かで消し去ってしまったように、そこにはだだっ広い空き地が広がっているだけでした。
茜(………。)茜は、しばらくの間呆然と立ち尽くしてしまいました。
アレは夢であったのだから、ダミアム教団の施設が現実に存在しないのも当前と言えます。
しかし茜は、修行所が存在していることを願ったのです。
今の生活より、ダミアム教団での恥辱に満ちた生活の方が幾分かマシなように思えるからです。
少なくとも、好意を抱いていた健二に裏切られるようなことはなかったわけですから。
茜(やっぱり…アレは夢だったのね…。)茜は、改めてそう結論付けました。

しかし、次の瞬間…。
ガシッ! 茜「えっ!?」茜は、何者かに背後から羽交い締めにされました。
力強さから言って、男に違いありません。
まったく気配を感じなかった。そもそも茜はここまで走ってきたので、一緒に走ってきたのなら、
途中で気づいてもよさそうです。とすると、男はここで茜を待ち伏せしていたのでしょうか?
茜「だ…誰なの?」茜は緊張した声で、背後の男に尋ねました。
男「………。」しかし、男は何も答えません。
茜「離してよっ!」茜はそう叫ぶと、男の手を振りほどこうとしました。
しかし男の力は凄まじく、ビクともしませんでした。
茜(ま…まさか、ストーカー!?)そう思った瞬間、茜の心は恐怖で満たされました。
もしそうだとしたら、茜はこの男にどんな目に遭わされるか分かったものではありません。
ガク…ガクガク…。茜は、恐怖で膝を震わせました。
その様子は直接肌越しに、男に伝わっているに違いありません。
男「………。」しかし、男はいまだ無言のままでした。
茜「け…健二なの?」茜は、声を震わせながら尋ねました。
まったく気配を感じさせずに茜の間合いに入り込める男は、茜の知る限り健二だけでした。
男「………。」しかし、男は依然無言のままです。つまりこの男は、健二ではないのでしょうか?
茜「あっ…!」ここで茜は”あること”を思い出しました。
茜「健二…様なの?」茜は、”様”を付けて聞き直してみました。
健二に、様付けで呼べと強要されたことを思い出したからです。
男「………。」しかし、それでも男は無言のままでした。
茜(健二じゃないとすると…この人はいったい誰なの?)茜は記憶の糸をたぐりました。
茜(…まったく見当がつかないわ。そもそもこの人は、なぜ茜がここへ来ることを知っていたのかしら?)
茜は、理論的に考えようとしました。
パッ…。茜「えっ!?」すると突然、男は茜から手を離しました。
茜は、振り返って男の正体を確めようと思いました。
茜(な…何なの? この胸騒ぎは…。)しかし茜は変な胸騒ぎを覚えて、振り返ることが出来ませんでした。
ゴソゴソ…。茜「ドキッ!」すると男は、茜のミニスカートの中へ手を侵入させてきました。
茜「きゃっ…。」茜は悲鳴を上げかけましたが、声になりませんでした。
恐怖のあまり声にならなかったのか、あるいは何か別の理由で声にならなかったのか、
茜自身にも分かりません。
シュル…ハラリ…。男の手は、手際よく茜のパンティのヒモの結び目を解きました。
まるで茜のスカートの”中味”を知っているようでした。
と言うのも、普通のヒモ付きパンティなら両側の2カ所でヒモを結びますが、茜の穿いているパンティは
特殊で、後ろの1カ所だけで結ぶようになっているからです。
初めからそのことを知っていなければ、こうも手際よくヒモを解くことは出来ないように思えます。
ヌズッ! 茜「えっ!?」次に、男はアヌス栓を引き抜きにかかりました。
茜(この人、茜のパンティのことを知っている!)アヌス栓を引き抜かれながら、茜はそう確信しました。
ヌズズズ…。茜(と言うことは…。やっぱり健二なのかしら?)
茜のパンティのことを知っている男と言えば、プレゼントした張本人である健二しかいないはずです。
しかし、先ほど様付けで呼んでみても返事がなかったことから、健二とは考えにくいです。
ヌズズズ…。茜(健二じゃないとすると…。)茜の思考は、再びそこで停止してしまいました。
グッポン! 茜「あぅっ! 痛っ…。」
思考が停止すると同時に、勢いよくアヌス栓が引き抜かれてしまいました。茜は痛みで美しい顔を歪めました。
極太のアヌス栓を勢いよく引き抜かれたのですから、たまったものではありません。
そもそも、昼間茜が意識を失っている間、女医にアヌス栓を引き抜かれて目を覚まさなかったのが
不思議に思えるほどです。
男「………。」男は、アヌス栓を引き抜いたあとも無言のままでした。
恐らく、”脱がし終えたパンティ”を手に持って、背後に立っているのでしょう。
ドキドキドキ…。茜の鼓動は、早鐘のように鳴り響いていました。
茜(つ…次はどうする気なのかしら?)茜には見当が付きませんでした。
パンティを脱がしたのなら、次は肉棒挿入といきそうな展開ですが、茜はなぜかそう言う展開には
ならないような気がしました。ではどういう展開になるかと考えると、まるっきり見当が付かないのです。
ジリ…。茜「ご…ゴク…。」男の気配を感じ取ると、茜は生唾を飲みました。
茜(く、来るわ!)茜は股間の2穴に神経を集中させました。パンティを脱がした以上、男の次の行動は、
股間の2穴のいずれかに対して行われる可能性が高いように思われるからです。
ズブッ! 茜「ひぃっ!」次の瞬間、茜はアヌスに何かを差し込まれました。
茜(な…何を入れられたの?)茜は、アヌスに神経を集中させました。
感触から言って、再びアヌス栓をはめられたわけではなさそうです。
しかし、肉棒にしては固すぎる感触です。とすると…。
茜(指…。これはきっと指だわ。この人、なぜ指なんていれたのかしら…。あっ!)
ここで茜は、過去にこれとまったく同じ体験をしたことを思い出しました。
茜(で…でも、そんなはずは…。)アヌスに指を差し込まれたまま、茜は考えました。
男「………。」男は、指を差し込んだあとも無言のままです。
茜(ちょ、ちょっと茜! 冷静に考えるのよ。アレは夢の中での出来事だったんでしょ?
だから、この人が”あの人”であるはずがないわ。そもそも、あの人が”地球にいるはずがない”じゃない。)
茜は、あくまでも理論的に考えようとしました。
茜(あの人でないとすると…。この人は誰なの? 女の子のパンティを脱がしておいて、お尻の穴に指を入れる
なんて…。いったいどういうつもりかしら?)
茜は理論的に考えようとすればするほど、混乱してきました。
男「………。」男は、指を差し込んだあとはじっとしていました。差し込んだ指はピクリとも動かしません。
茜「あ…あのー…。」茜は、恐る恐る声をかけてみました。
普通なら、助けを求めて叫び声を上げても良い状況ですが、なぜか茜はそうする気にはなりませんでした。
この男は、茜にとって何か重要な意味を持っていると感じたからです。
それなら、振り返って正体を確認すれば良いはずですが、茜にはその勇気がありませんでした。
男の正体を知った瞬間、何かとてつもないことが起こるような気がしてならないからです。
男「………。」男は、依然無言のままでした。
茜(ど…どうしよう。このままじゃ、らちがあかないわ。でも…。指を振り払って逃げるか、
振り返って正体を確かめるか…。そのどちらかしか道はなさそうだし…。)
茜は選択に迷いました。
ところで、”指を振り払って逃げる”ですが、茜はアヌスに指を深々と差し込まれているので、
容易に振り払えそうにはありません。仮に指を振り払って逃げだせたとしても、茜は脚力にはあまり
自信がないので、たちまち男に追いつかれてしまうように思えます。
つまり、茜はけっして男から逃れられない状態にあるのです。
茜(よーし! こうなったら、振り返って確かめるしかないわ!)茜は意を決しました。
クルッ! 次の瞬間、茜は勢いよく振り返りました。
スポンッ! その拍子に、アヌスに差し込まれている指が抜けてしまいました。
茜「あっ!? あなたは…。」男の顔を見た瞬間、茜は驚きの声を上げました。
男は満面に笑みを浮かべていました。何とも不気味な男です。
茜「な…なぜ、あなたがここに…? あぐぅっ!」
ズボッ! 茜がしゃべっている途中で、男は茜の口へ抜いたばかりのアヌス栓を突っ込みました。
茜「うぐっ!」茜は目に涙を浮かべました。つい先程までアヌスに差し込まれていたモノを
口へ突っ込まれたのでは、たまったものではありません。
アヌス栓には、ウンコがたっぷりとこびりついていました。
茜「うげっ! ぺっ!」ボテ…。
たちまち茜は吐き気を催し、胃液と一緒にアヌス栓を吐き出してしまいました。
茜「なにすんのよっ!」茜は涙目で男を睨み付けました。
男「………。」しかし、それでも男は無言のままでした。
相変わらず満面に笑みを浮かべながら、茜を見返しています。
ドキドキドキ…。茜(な…なんなの、この人は…。)茜はかなり動揺していました。
茜(ダミアム教団は現実には存在しないはず。その証拠に修行所は影も形もなかった…。
でも、この人は茜の目の前に立っている…。)
男はダミアム教団の宗教服に身を包んでいました。色は青…主教職を示す色です。
男の正体は、なんと武道僧の僧長である三沢主教でした。
茜「ダミアム教団なんて、存在しないはずよっ!」茜は、三沢に向かって叫びました。
三沢「おまえが望んだから、こうやってオレは現れてやったのさ。」すると、ついに三沢は口を開きました。
茜「茜が望んだからですって!?」三沢の意外な言葉に、茜は驚きました。
三沢「そうだ。おまえは現実の世界がイヤになって、ここへ逃げ込んできたんだろ?
つまり、おまえの安息の地は、ダミアム教団をおいて他になかったってことさ。」
茜「そ…そんなことは…。」茜は反論しかけましたが、三沢の言うことを認めざるを得ませんでした。
確かに茜は、三沢の言うとおり、現実の世界がイヤになってここへ逃げ込んできたわけですから。
三沢「振り返って後ろを見て見ろ。」茜は三沢に言われるままに、後ろを振り返りました。
茜「えっ!?」なんと茜の目の前には、つい先程まで影も形もなかった修行所の建物が建っていました。
茜「た…確か、さっきまで何もなかったのに…。」茜はただただ驚くばかりでした。
三沢「おらっ! ボーっとしてないで、さっさと服を脱いで裸になれ!」
三沢は、さも当たり前のように命令しました。
茜「な…なんなのっ! なんで茜が裸にならなくちゃいけないのよっ!」茜は三沢を睨み付けました。
先程口にアヌス栓を突っ込まれたこともあり、茜は三沢に対して怒りを覚えていました。
三沢「別にイヤならいいんだぜ。服を脱ぐのがイヤなら、さっさとコイツをケツの穴につっこんで消えな!」
三沢はそう言うと、先程茜が口から吐き出したアヌス栓付きのパンティを突き出しました。
茜「あっ…。」茜は、一瞬にして三沢がいわんとするところを理解しました。
三沢は、茜にダミアム教団に入る意志がないのなら、女医や健二の奴隷として生きる生活が待っていると
暗に言っているのです。
教団内では上位者の命令は絶対。三沢の命令に従わないのなら、茜は信者たる資格はないのです。
茜「わ…分かりました。」茜はあっさりと了解しました。
ダミアム教団での生活の方が幾分かマシだと思ったからこそ、茜はここへ逃げ込んできたのです。
すでに茜には、後戻りする気はありませんでした。
シュルシュル…パサ。茜は、ためらうことなくブラウスとスカートを脱ぎ捨てました。
下着は何も着けていないので、ブラウスとスカートを脱いだだけで全裸になりました。
もちろん、ルーズソックスやスニーカーも脱いで、茜は文字通り一糸まとわぬ全裸姿になりました。
三沢「よし。おまえを信者として認めてやる…。さっそくだが、”服を着る権利”を剥奪する。
つまり、これからおまえは裸で生活することが義務付けられる。それと…。」
ガチャン。茜「あっ…。」茜は後ろ手に手錠をかけられました。
三沢「”手を使う権利”も剥奪する。おまえは、今後一切手を使うことは許されない。」
三沢は、一方的に茜から2つの権利を剥奪しました。
茜「………。」茜は、美しい裸体をさらしながら三沢をじっと見つめました。
三沢「ふん。何か言いたいそうだな?」
茜「い…いえ…。」茜は、なぜか三沢に文句を言う気にはなりませんでした。
三沢「ふんっ。これからおまえは地下の修行部屋で、たっぷりといたぶってやる…。そら、とっとと歩け。
おらっ!」そう叫ぶと、三沢は例の神経鞭を取り出して茜のお尻を打ちました。
ビシッ! 茜「きゃーっ!」たちまちお尻に激痛が走り、茜は悲鳴を上げました。
SM部の女医に散々鞭でお尻を打たれた後だけに、その痛みは並大抵ではありませんでした。
シャー! ジョロジョロー…。その証拠に、オシッコを漏らしてしまいました。
三沢「おいっ! 誰がションベンをたれていいと言った? これからは、オレの許可なしにクソ
ションベンをたらすことは赦さねえからな!」三沢は高圧的に言い放ちました。
茜「ご…ごめんなさい。」茜は素直にあやまりました。
三沢「ふん。おい! 野郎ども。」三沢は、修行所へ向けて怒鳴りました。
ドカドカドカ…。すると、配下の武道僧が2人ほど飛び出してきました。
三沢「そこに転がっている服を処分しろ。こいつにはもう服など必要ないからな。それと…。
こいつのオマンコがよく見えるように、マン毛を剃ってツルツルにしろ!」三沢は武道僧達に命じました。
ビリッ、ビリビリビリー。ひとりの武道僧は、先程茜が脱ぎ捨てたブラウスとミニスカートを拾い上げて、
二度と着れないように細切れに引き裂きました。
一方もうひとりの武道僧は、全裸の茜の目の前にしゃがみ込みました。
そして、茜の股間にシェーバークリームをふきかけました。
プシュ! 茜「ひぃ!」瞬く間に茜の股間には、シェーバークリームの冷たい感触が広がりました。
ジョリ…ジョリ…。茜(ひ…酷いわ。茜をどれだけはずかしめれば気が済むのかしら…。)
陰毛を剃られながら、茜はそう思いました。
茜(でも…。茜ったら、あの人にまったく憎しみを感じていないわ。いえ、それどころか…。)
そうこうしているうちに股間からは陰毛がなくなり、茜の最も恥ずかしい穴が露わになりました。
三沢「これでよし。おっと言い忘れていたが、おまえの身分は”聖巫女”だ。聖巫女はフツーの巫女とは違い、
我らが唯一神ダミアム様に全てを捧げてお遣いしなければならない。よって、おまえは”服を着る権利”や
”手を使う権利”から”マン毛を生やす権利”に至るまで、全ての権利を剥奪される。」
茜「………。」
三沢「何か文句あるか?」
茜「い…いえ。ありません…。」
これほど酷い目に遭わされているにもかかわらず、なぜか茜は不平を漏らす気にはなりませんでした。
三沢「ふん。そんじゃ建物の中へ入れっ!」
三沢に促されると、茜はおぼつかない足取りで建物目指して歩き出しました。
後ろ手に手錠をかけられたままでは、思うように歩けません。
たっぷん、たっぷん…。
また茜の歩調に合わせて、束縛されるものがない豊満な乳房が、形を大きく変えながら左右に揺れました。
茜(きっと、修行所の中には大勢の信者の人たちが待ちかまえているのね。これから茜は、信者の人たちに
裸をさらしながら生きていくことになる…。でもなぜだろう? 何だかとってもすがすがしい気分だわ…。)
プシュ…。そう思った瞬間、茜のアソコから愛液が分泌されました。
分泌された愛液は、ヌラヌラと内股を濡らしました。
教団では、恥辱にまみれた地獄のような生活が待ち受けていると分かっているにもかかわらず、
茜はなぜか不安な気持ちになりませんでした。いやそれどころか、安心しているようでした。
修行所の入口を抜けると、すぐに広いロビーになっており、予想通り大勢の信者達が待ちかまえていました。
三沢を含めた3主教を筆頭に、更生所々長の河原主教、お説教を行った斉藤司祭、調教を行った教育僧の岡島、
それとそれぞれの施設の受付嬢達…。
そこには、茜が入信してから関わりを持ったほとんど信者達が一堂に会していました。
槙原「ダミアム教団へようこそ。もうあなたは、何も心配する必要はありません。
今までのことは全て忘れ、これからは”聖巫女”として、唯一神ダミアム様に全てを捧げてお遣いしなさい。
それがあなたに課せられた”使命”なのですから。」
槙原は、満面に笑みを浮かべながら言いました。
茜「………。」茜は無言で槙原を見つめていました。

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