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「茜と水の惑星 第伍拾六話」

槙原「では、聖巫女専用の”聖神具”をここへ…。」
槙原が命じると、巫女装束に身を包んだひとりの少女が進み出てきました。
彼女は、スケスケのミニキャミソール一枚に股間にベルト付き極太バイブという巫女装束に身を包んでいます。
また、”聖神具”が納められていると思われる小箱を両手で抱えています。
茜「や…弥生さん。」思わず茜は、少女の名を口にしました。
なんと少女の正体は弥生でした。
総大主教であるはずの弥生が、なぜこのような卑しい格好をしているのでしょうか?
ヒク…ヒクヒク…。また、よく見ると弥生は腰を小刻みに痙攣させています。
きっと槙原によって、アソコに埋め込まれている極太バイブを作動させられているのでしょう。
槙原「ほぉー…。あなたは、その巫女の名をご存じなのですか…。」槙原は少し驚いたようでした。
茜(その巫女の名って…。弥生さんは巫女ってことなの?)茜の疑問は深まるばかりでした。
弥生は茜のところまで来ると、その目の前でひざまずきました。
茜はもちろん全裸で、後ろ手に手錠を掛けられたままです。
槙原「これより、聖巫女の”就任儀式”を始める。」槙原は厳かに宣言しました。
茜(聖巫女って…。いったい何なのかしら?)
聖巫女については、”全裸で生活すること”以外は何も聞かされていません。
槙原「聖神具を挿入するに先立ち、”性器”を清めよ!」槙原は厳かに命じました。
すると、弥生は茜のアソコを舌で舐め出しました。ペロペロ…。
茜「ちょ、ちょっと弥生さん、なにすんのっ! んぁっ! や、やめてぇっ!」
茜はやめさせようにも、手錠で後ろ手に拘束されているので何も出来ません。
それこそ、弥生にされるがままでした。
弥生は、茜の太股を掴み無理矢理股間を押し広げて、むしゃぶるようにアソコを舐め回していました。
ペロペロ…ジュルジュル…。
茜「あぁーんっ!」ヒク…ヒク…。茜は喘ぎ声を上げながら、腰をひくつかせました。
陰毛を剃られたアソコへの舌責めは、これ以上ないくらい激しいものでした。
ゴ…ゴクリ…。一方、この場にいる大勢の信者達は、固唾を飲んでこの淫猥な”儀式”を見つめていました。
茜「あ、茜、ダメッ! もうイきそうよっ! いやーん、イっちゃうーっ!」
弥生の絶妙な舌技は、たちまち茜を絶頂へと追い込んでいきました。
ビックン、ビックン…。茜は激しく腰を痙攣させ、もう立っていられないと言った状況でした。
茜「んぁぁぁーっ!」茜は、振り絞るように喘ぎ声を上げました。
レロレロ…。
弥生の舌は穴の中をほじくるように舐め回し、そして敏感な肉芽の皮を剥いて、転がすように舐め回しました。
ビックン!
茜の腰がひときわ大きく痙攣すると、叫び声と共に”下の口”から愛液が噴き出しました。
茜「うわぁーっ!」プシューッ! また”上の口”からは、だらしくなくよだれを垂れ流していました。
茜「あぁーんっ! 弥生さん、最高よ!」茜は、よだれをまき散らしながら叫びました。
ズニュッ! 次の瞬間、茜はアソコに聖神具なるバイブを挿入されました。
茜「あひぃーっ!」ビックン!
茜(終わったわ…。もう茜はフツーの女の子じゃないのね。これからは、聖巫女として一生を送ることに
なる…。)バイブを挿入された瞬間、茜はそう感じました。
ブーン…ブーン…。尚、バイブは、入れられた瞬間から鈍い振動を放っています。
茜(アソコが気持ちいい…。コレさえあれば、もう茜は…何も…いらない…。)
茜は目を薄く閉じ、上の口から止め止めなく喘ぎ声とよだれを垂れ流していました。
茜「あぁーん…。あふっ…。んっふーん…。」
ヒクヒク…。また、腰を小刻みに痙攣させながら、下の口から愛液を垂れ流していました。
プシュー…。股間から足下にかけては、すでに垂れ流された愛液でヌラヌラと濡れそぼっていました。
ブーン…ブーン…。ちなみにバイブは、茜を絶頂に追い込まない絶妙なレベルでアソコを責め続けています。
実は、この聖神具なるバイブには電子回路が内蔵されており、茜の官能レベルを感知して、出力を自動制御して
いるのです。
茜(あぁーん、アソコがとろけちゃいそうよ………。あっ!)ここで茜は、何かに気づきました。
茜(茜、何か忘れてない? もともと茜は、”性の奴隷”になるために教団に入ったんじゃなくて…。)
ヒクヒク…。茜は、腰をひくつかせながら考えました。
茜(でも何のために…。思い出せないわ。)茜は肝心なことを思い出せませんでした。
ムチュ! 茜(えっ…。)茜の思考をさえぎるように、突然茜は唇を奪われました。
茜「んっ! んんーんっ!」そして、舌を差し入られました。
茜は大きく目を開き、口づけをしている相手の顔を見つめました。
茜(ま…槙原主教!)茜は驚きました。何とあの槙原が、茜に口づけをしているのです。
槙原は舌で茜の口内を舐め回し、大量の唾液を流し込んできました。
茜「んぐっ! んぐぅっ!」茜は意志とは無関係に、流し込まれた唾液を飲み込みました。
茜は、相変わらず後ろ手に手錠を掛けられたままなので、あらがうことはできません。
それこそ、槙原にされるがままでした。
くちゅ…くちゅ…。ブーン…ブーン…。
茜は同時に、上の口を槙原の舌に、下の口をバイブで犯される格好になりました。
プル…プルプルプル…。たまらず茜は腰を振り出しました。
茜(んぁーっ!)口を塞がれている茜は、心の中で絶叫を上げました。
くちゅ…くちゅ…。ブーン…ブーン…。
茜(あぁーん、脳みそまでとろけちゃいそうよ…。でも…。)
茜の心は再び快楽に支配されましたが、再び先程の疑問がよみがえってきました。
茜(でも…。何のために…。)
ズボッ! 茜「んんーっ!!」すると突然、茜はアヌスに何かを挿入されました。
ピックン…ピックン…。挿入されたモノは、アヌスの中で大きく脈打っています。
茜(こ…これは、オチンチン!)茜は一瞬にして、挿入されたモノが何であるかを理解しました。
男「ふん。オレ様のデカマラをケツに食らった気分はどうだ?」
背後から、肉棒を挿入した男が声をかけてきました。茜によく聞き覚えのある声です。
茜(三沢主教!)男の正体はあの三沢でした。
大柄な体格にふさわしい巨大な肉棒で、背後から茜のアヌスを串刺しにしているのです。
茜(あぁーん、キツすぎるぅ!)茜の窮屈なアヌスに入れるには、あまりにも極太な肉棒でした。
ぐちゅ…ぐちゅ…。しかし三沢は、茜にかまわず、アヌスの中で肉棒を前後に動かしてしごき出しました。
茜「んんーっ!」(お、お尻の穴が壊れちゃうーっ!)
上の口を槙原の唇で塞がれている茜は、振り絞るようにうめき声を上げました。
ぐちゅ…ぐちゅ…。くちゅ…くちゅ…。ブーン…ブーン…。
これで茜は、”3つの口”全てを同時に責められる格好になりました。
アヌスでは三沢の肉棒が前後し、口内は槙原の舌が舐め回し、アソコの中では極太バイブが唸っています。
茜(だめ…。茜…もう…。)茜は目を薄く閉じ、心の中が真っ白に染まってきました。
茜の心は快楽のまっただ中におかれ、理性が失われていき、本能が支配してきました。
しかし薄れゆく理性の中で、うっすらとある人の笑顔が浮かび上がってきました。
茜(誰…? そんな目で茜を見つめるのは…。)茜は、笑顔の人に問いかけました。
しかし、その人は微笑むだけで何も答えません。
茜(……り、理恵っ! 理恵なの?)その笑顔は、まぎれもなく理恵のものでした。
理恵(………。)理恵は、名前を呼ばれても微笑んでいるだけでした。
茜(理恵っ、何か言ってちょうだいっ! お願いよ。)茜は必死になって叫びました。
理恵(………。)しかし、理恵は微笑んでいるだけでした。また、次第に姿が消えていきました。
茜(待ってぇ、理恵っ! お願い。茜をおいてかないでっ!)
茜は、必死になって消えゆく理恵を引き留めようとしました。
理恵(さよなら…。)理恵はそれだけ口にすると、かき消すように消えてしまいました。
茜(理恵ーっ!!)茜は振り絞るように叫びました。
その瞬間、世界は真っ白に染まりました。

男の声「……であるから……である…。」どこからともなく男の声が聞こえてきます。
ピクッ。茜「…んっ……んんー。」茜は浅い眠りの中にいましたが、声に気づいて目を覚ましました。
茜(んっ? こ…ここは…。)茜は目を覚ますなり、顔を上げて正面を見ました。
男「よし! この問題が解ける者はいるか?」茜の視線の先には、本を片手に持った男が立っていました。
茜(えっ!? アレって、数学の山下先生じゃ…。)茜は記憶の糸をたぐりました。
茜(と言うことは…。)茜は視線を落としました。
するとそこには机があり、机の上には教科書と書きかけのノート、シャープペンシルなどが置かれていました。
つまり茜は、授業中に居眠りをしていたのです。見ると、ノートはよだれが付いてシミになっていました。
茜(どういうことなの?)茜は自らに問いかけました。
まだ眠気が残っているせいか、記憶がぼんやりしています。
茜(あっ!)しばらくすると、突然”あの時”の記憶がよみがえってきました。
茜(茜、裸になって、教団に入信して…。そして…。)
茜の頭の中には、あの時の情景がうっすらと浮かび上がってきました。
茜(それから、えーと…。そうだわ。最後は、バイブと舌とオチンチンで3ヶ所を同時に責められて…。)
しかしあの後の記憶がない。茜の記憶は、そこでプッツリと途切れていました。
茜(変だわ。だって茜は裸じゃなくて、制服を着て授業を受けている…。つまり、アレも夢だったって
ことなの? あぁーん、分からないわ! いったい、何が夢で現実なんだか…。)
茜は頭を抱えました。”目が覚めたら夢だった”と言うシーンを何度も体験したからです。
今回も夢だったのでしょうか?
茜(とりあえず…。)モゾモゾ…。茜はミニスカートの中へ指を滑り込ませました。
夢か現実かを確認するには、股間を調べるのが手っ取り早いからです。
夢でも同じことをしましたが…。
茜(やっぱり、穿いている…。)茜は指から得た感触から、パンティを穿いていることを確認しました。
もっともパンティとは言っても、茜が穿いているパンティは布地がほとんどなく、アソコをぎりぎり
隠せる大きさの布地の他は、細いヒモだけで出来ていました。
そのお陰で、茜は常日頃から陰毛の手入れを怠るわけにはいきませんでした。
茜(と言うことは…。)モゾモゾ…。
次に茜は、パンティの極小な布地を押しのけて、アソコに指を差し込みました。
グニュッ! 茜(んぁっ! や、やっぱり、何も入ってないわ…。)
茜の予想したとおり、アソコの中には何も入っていませんでした。とりあえず、茜はホッとしました。
クチュクチュ…。
茜(あ、あぁーん!)茜は”いつもの癖”で、差し込んだ指でアソコの中をかき回してしまいました。
今は授業中だというのに…。茜の悲しい性(さが)でした。
クチュクチュ…。茜(んっ…んぁっ…気持ちいい…。あっ! これじゃ、夢と同じ展開に…。)
パコッ! ようやくそのことに気づいた瞬間、茜の後頭部に丸められた紙くずが直撃しました。
茜「あちゃー…。」茜は、空いている方の手で前髪を掻き上げながら、小声でつぶやきました。
茜は、夢での体験から、紙くずをぶつけた犯人の予想はついています。
茜(あぁーん。”また”理恵に怒られちゃう…。)
ヌポッ。とりあえず茜は、アソコから指を抜き取りました。
ネチャー…。抜かれたばかりの指は、愛液にまみれてベットリと濡れていました。
そして、丸められた紙くずを拾い上げました。
くしゃくしゃに丸められた紙を開くと、”もう! 茜ったら授業中に何してんのよ!!”と書かれていました。
茜「やっぱり…。」茜は小声でつぶやきました。
キーンコーンカーンコーン…。しばらくすると、授業の終了を告げるチャイムが鳴り響きました。
山下「では、今日はここまでだ。明日は応用問題を解いてもらうから、しっかり復習しておくように。」
当番「起立!」ガタガタ。当番「礼!」

ザワザワ…。授業が終わると、すぐに理恵がやってきました。
理恵「茜、ちょっと…。」理恵は、真剣な眼差しで茜に声をかけました。
茜「………。」茜は、無言で理恵のあとに付いて教室を出ました。
ヒタ…ヒタ…ヒタ…。先程の夢と同じなら、理恵は茜を美術室へ連れて行って説教するつもりなのでしょう。
前を歩く理恵の背中を見つめながら、茜はそう思いました。
ガラー…。理恵は予想通り美術室へ入りました。茜も続いて入りました。
理恵「茜ったら、もうっ!」理恵は茜の顔をキッと睨み付けると、開口一番言いました。
茜「ごめん…。」茜はあやまりました。
茜(夢と同じだわ。このまま行くと…。どうなるのかしら?)ふと茜は考えました。
このまま同じ展開で進んでいったら、同じ結末が待っているのでは?
健二に裏切られてダミアム教団へ逃げ込み、”性の奴隷”として生きていく生活が…。
理恵「茜ったら、何であんなことしたの?」理恵は優しい口調で問いかけました。
茜「茜…。その…。」(このままじゃダメよ。なんとかして変えなければ。でもどうすれば…。)
茜は考えました。バッドエンドが待っていると分かっていながら、手をこまねいているわけには行きません。
理恵「ま、茜も女の子なんだから、そう言うことに興味があるのは分かるわ。でもね。時と場所はわきまえて
欲しいの。」理恵は真剣な表情で、夢と同じセリフを言いました。
茜「分かったわ。」茜は了解しました。特に意識しなくても自然とこの言葉が出ました。
理恵「あら。茜ったら、今日はずいぶんと素直なのね。ふふっ。」
理恵は、満面に笑みを浮かべながら皮肉を言いました。
茜「じぃー…。」(とくると、次は理恵にキスするのね。)
一度体験している以上、茜には次の展開が予想できました。
理恵「あ、茜ったら、どうしちゃったの?」理恵は、怪訝そうな表情で茜を見つめました。
茜(あっ! これって、チャンスじゃない? ここで変えるのよ。理恵にキスしちゃダメよっ!)
茜は自分自身に言い聞かせました。
茜「茜ね。実は理恵のことが…。」しかし意志とは裏腹に、茜は瞳を閉じ理恵に顔を近づけていきました。
茜(ちょ、ちょっと茜、なにやってんのよっ!? 理恵とキスしちゃいけないのよっ!)茜は動揺しました。
理恵「ちょ、ちょっと! 茜、何をする気な…。」
ムチュ。結局茜は、理恵の口を塞ぐように唇を重ねてしまいました。
茜(あちゃー…。”また”やっちゃったわ…。)茜は、心の中で頭を抱えました。
ニュル…。そうこうしているうちに、茜は理恵の口の中に舌を差し入れました。
もちろん茜の意志に関係なくです。
理恵「んんーっ!」
ドン! 舌を差し入れられると理恵はパニック状態に陥り、無我夢中で茜を突き放しました。
茜「はぁはぁはぁ…。」(ど、どうしてこうなっちゃうの…。)茜は息を切らせながら、愕然としました。
茜「あのね、理恵。えーと…。」茜は、意識しなくても夢と同じセリフが出てしまいます。
理恵「………。」理恵は無言でうつむいています。
茜「ごめんね、理恵。」
理恵「あやまって済む問題じゃないわっ! グスッ。」理恵は、涙ぐみながら怒りを露わにしました。
茜(ど、どうすればいいの…。)夢とは違い、茜は、理恵を怒らせてしまったことで悩んでいるわけでは
ありません。、バッドエンドへ向かって時間が進んでいくことで悩んでいるのです。
茜(このままだと茜、お尻を出しちゃうわ。)茜には、次の展開が正確に予想できます。
しかし予想できても、茜にはどうすることもできないのです。
SFによくあるような、過去の世界へタイムスリップして歴史を変えることは、
現実には不可能なのでしょうか?
茜は、理恵に背を向けると、極端に短いミニスカートの裾をまくり上げました。
茜のミニスカートは、股下5センチ程度しかありません。
ぷるーん…。ミニスカートをまくり上げると、茜の肉付きが良いお尻が露わになりました。
中央をTバックの細い股ヒモが走っている以外は、全くの丸出し状態です。
茜「さあ、理恵! 茜のお尻を思いっきり叩いて頂戴っ!」茜は、お尻を突き出しながら叫びました。
茜(あぁーん! なんでこうなっちゃうの…。)茜は絶望の淵にたたき落とされた気分でした。

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