「茜と水の惑星 第伍拾八話」 |
教室へ戻ると、授業が開始されました。
授業はいつもと変わりなく、平穏そのものでした。
しかし、茜は気が気ではありませんでした。
いつ股間の2穴に埋め込まれているバイブを作動させられるか、気になってしかたがなかったからです。
例えるなら、”喉元にナイフを突きつけられている”ような気分でした。
この場合は、”股間にバイブを突きつけられている”と言うことになりますが…。
理恵は、他の生徒達がいる前では、いつもと変わりない態度で接してきました。
つまり端から見れば、”いつもの仲の良い2人”に見えるのです。
しかし茜は、いつもならミニスカートで跳ね回っているのに、今日は休み時間になっても
ずっと席に座ったままでした。よって、茜のパンチラを期待している男子生徒達は、不満を抱いていました。
健二のように、公然とミニスカートをまくって茜のパンティを見るような男子生徒はいませんが、
常に茜のミニスカートを監視して、過激なパンティを盗み見する男子生徒は大勢いました。
茜ほどの美少女が、超過激なパンティを穿いてきているなんて、これ以上ないくらい刺激的な話でした。
また、ブラウス越しにブラシャーが透けて見えないことから、茜がノーブラであることも
彼らの間では承知の事実でした。茜ほどのスタイル抜群の…おまけに豊満な乳房を持った女の子が、
ブラジャーもしていないなんて、これもかなり刺激的な話でした。
つまり、男子生徒達の視線は常に茜に…というより茜の身体に注がれているのです。
しかし今日の茜は、登校してきてからというものずっと席を立たないので、パンティを盗み見しようが
ありませんでした。
キーンコーンカーンコーン…。
そうこうしているうちに、何事もなく午前の授業が終わりました。
茜(結局、バイブは作動しなかったわね…。うふふ。バイブなんて慣れてしまえばどうってことないわね。)
茜は、バイブの感触にもだいぶ慣れてきました。
昼休みになると、茜はようやく席を立って、昼食を買いに購買部へ向かいました。
もちろん、ノーパンやバイブを入れていることがバレたら大変なので、ミニスカートの前後を手で
押さえながら歩きました。
男(ちぇっ! 茜のヤツ、今日はヤケにガードが固いじゃないか…。)
男子生徒達は、教室を出ていく茜の後ろ姿に不満の視線を送っていました。
理恵「茜ぇっ! 一緒にお昼を食べようよ。」
パンとジュースを買って購買部を出たところで、理恵に呼び止められました。
昼食を一緒に食べることは、仲の良い2人には決して珍しいことではありませんでした。
理恵は、満面に笑みを浮かべています。
茜「ええ。」茜は二つ返事で了解しました。
理恵の笑顔を見ると、昨日から今朝にかけて起こったことが、まるで夢の中の出来事のように思えてきました。
2人は、敷地内の芝生の上に座ってお昼を共にしました。
食事の間はいつもと変わりない、たわいのない会話が交わされました。
理恵「…でね。テニス部の松川先輩ったらさぁ。あたしに気があるみたいなのよ。」
茜「へぇー。それって、理恵に彼氏ができる絶好のチャンスじゃないの?」
理恵「でも、ダメね。松川先輩はあたしの趣味じゃないもん。テニスだってあまりうまくないし。
それにあまりカッコ良くないし。それ以前の問題で、あまり優しくないし…。」
茜「理恵ったら、相変わらず男の子を見る目が厳しいのね…。」茜は、理恵の顔をまじまじと見つめました。
理恵「まあ、あたしは妥協が嫌いだから。で、茜はどうなのよ? 茜なら、言い寄ってくる男の子なんて、
いくらでもいるんじゃないの?」
茜「そうねぇ…。”茜のパンチラ”がお目当ての男の子ならたくさんいるみたいなんだけど…。
言い寄ってくる男の子となると、なぜか全然いないんだよね、ははは…。」
理恵「茜って、近寄りがたいんじゃないの? だって、すっごく目立つし。」
茜「そうかもしれないわ…。でも、いつも近寄ってくる男の子なら、ひとりだけいるんだけど…。」
理恵「健二君ね。」
茜「きゃっ! 理恵ったら、そんなにあっさり言わないでよ!」茜は顔を赤く染めて、恥ずかしがりました。
理恵「で、健二君…。結局、今日は学校に来なかったわね。」理恵はさめたような口調で言いました。
茜「あっ…。」理恵の一言で、茜は今朝のことを思い出しました。
キーンコーンカーンコーン…。ここで、授業開始5分前を告げるチャイムが鳴り響きました。
理恵「さ、茜。教室へ戻りましょうよ。」
茜「う…うん。」茜は気のない返事をしました。
午後一の授業は数学でした。担当は山下先生です。
ところで、あの後教室へ戻るまで、2人は一言も言葉を交わしませんでした。
今朝健二を置き去りにしてきたことを思い出して、気まずい雰囲気になってしまったからです。
席に着くと、茜は教科書やノートなどを出して授業に備えました。
キーンコーンカーンコーン…。間もなく、授業開始を告げるチャイムが鳴り響きました。
当番「起立! 礼!」礼が済むと、授業が開始されました。
山下「午後は眠くなりがちだが、居眠りなどしないように。それでは前回の続きだ。教科書の…。」
茜(理恵ったら、本当にどうしちゃったのかしら…。)
茜は、理恵のことが気がかりで、授業にはあまり集中できそうもありませんでした。
しかし、とりあえず教科書を開きました。
ブーン…。すると突然、茜のアソコに微かな振動が走りました。
茜「んぁっ…。」茜は思わず声を上げましたが、手で口をおおって声が漏れるのを防ぎました。
茜(な…なんなの? ま、まさかっ!)
なんと、股間に埋め込まれているバイブが活動を開始したのです。
と言うより、理恵がリモコンでバイブのスイッチを入れたに違いありません。
茜(これって、夢と同じじゃ…。)ふと茜は、夢での出来事を思い出しました。
ブーン…ブーン…ブーン…。
茜(んぁーっ!)茜のアソコを襲っている振動は、次第に激しさを増してきました。
カチッ! ヴィィーン…。続いて、アヌスに埋め込まれているバイブも活動を開始しました。
茜「んぁっ!」ガタッ! 驚いた茜は、思わず腰を動かして椅子を鳴らしてしまいました。
茜は、アヌスはまだ”処女”でした。そもそも茜は、まだアヌスでやるようなアブノーマルな趣味は
持ち合わせていませんでした。よって、アヌスへのバイブ責めは未知の体験でした。
茜(んぁぁぁーっ! お、お尻の穴が…。)ヴィィーン…。
アヌスへのバイブ責めは、まるで中に溜まっている汚物をかき回されているような感覚でした。
また、アヌスに気を取られているうちに、アソコのバイブが最高潮まで動きを高めてきました。
ヴィンヴィンヴィン…。
茜(り…理恵ったら、いったいどういうつもりなのよっ! んぁーっ!)
”二穴同時責め”の激しさは、夢で体験した”一穴責め”の比ではありませんでした。
あまりの責めの激しさに、茜の腰は、今にも暴走を始めそうな状態になっていました。
カタ…カタカタカタ…。その証拠に、小刻みに椅子を鳴らしています。
パコッ!
茜「えっ!?」バイブのもたらす快感に耐えているところへ、突然丸められた紙が飛んできました。
ポト…。紙は茜の頭に当たり、床に落ちました。
茜(こんなときに…なんなのかしら? んぁっ!)ヴィンヴィンヴィン…。
茜は2穴を同時に責められながらも、なんとか紙を拾い上げました。
くしゃくしゃに丸められた紙を開くと、そこには”もう! 茜ったら授業中に何してんのよ!
今度オナニーしたら、もう茜とは絶好よ!!”と書かれていました。
茜(理恵の字だわ…。)茜は一目見て、それが理恵が書いたものだと分かりました。
茜(理恵ったら、茜にこんな酷いことをしておいて…んぁっ! なに言ってるのよぉ! うわぁーっ!)
ビックン、ビックン、ビクビクビク…。
股間を襲うあまりの快感に、ついに茜の腰は、意志とは無関係に激しく痙攣し出しました。
山下「それでは、この問題が解ける者はいるか?」山下は黒板に問題を書いて、回答者を募りました。
シーン…。すると、教室内は静まりかえりました。夢と同じく、かなり難解な問題だったからです。
ガタ…ガタガタガタ…。
山下「んっ!? 何かね、この音は…?」山下は、奇妙な音が鳴っていることに気づきました。
茜(んぁっ! だめっ! 大人しくしてったらっ!)
茜は、懸命になって”暴走状態”にある腰を押さえつけようとしました。
山下「ま、いいか。それではこちらから指名する。ここは”茜君”にお願いしようか。」
山下は茜を指名しました。
茜「えっ!」(な…何で、よりによってこんな時に…。)
茜は絶望の淵にたたき落とされた気分でした。2本のバイブでアソコとアヌスを激しく刺激されながら、
難解な問題など解けるはずがありません。
茜(夢と同じだわ…。)茜はそう思いました。
若干違う部分もありますが、基本的には夢と同じ”流れ”で時間は進んでいるようです。
茜(そうすると、”分かりません”と言って断ろうとしても、け、結局回答するはめになるんだわ…。
んぁーっ!)ガタ…ガタガタガタ…。
山下「んっ? 茜君、どうしたのかね?」
山下は、指名されても一向に席を立とうとしない茜に不審を抱きました。
茜「い…いえ。な、何でもありません…。」
ガタ…。茜は喘ぎ声が漏れるのを必死に押さえながら、ようやく席を立ちました。
ぷる、ぷるぷるぷる…。
しかし、暴走状態にある腰は押さえきれないので、席を立った後も小刻みに腰を振り続けています。
山下「この問題は少し難しいから、分かるところまででいい。回答を書いて見ろ。」
山下は、茜が断るのを制するように言いました。
こう言われてしまっては、茜は断りようがありません。
茜「は…はい…。」茜はまるで元気のない声で答えると、黒板目指して歩き始めました。
ぷる、ぷるぷるぷる…。茜は、小刻みに腰を振りながら歩いています。
端から見ると、トイレに行きたいのを我慢しているようにも見えます。
シーン…。なお、教室内は静まりかえっていました。この状況だと、嫌でも茜に視線が集中してしまいます。
生徒達は、茜のことを極度に緊張しているのか、あるいはトイレに行きたいのを我慢しているのかの
どちらかだと思いました。
しかし…。男「あっ!」突然、一人の男子生徒が驚きの声を上げました。
茜は股下3センチと言う変態的な超ミニスカートを穿いていますが、彼にその下から肉好きの良い生尻が
チラチラと顔を出しているのを目撃されてしまったのです。
ぷるぷる…、ぷりんっ! 女「えっ!」
また、茜のすぐ後ろに座っている女子生徒も、一瞬、目の前で茜の生尻が顔を出したの目撃しました。
つまり茜は”ノーパンがバレてしまった”のです。
山下「静かに!」ここで、山下は厳かに注意を促しました。
これによって、それ以降声を出す生徒はいなくなりましたが、先程の声によって、それ以外の生徒達にも
ノーパンに気づかれてしまいました。その証拠に、たちまち茜のお尻に視線が集中しました。
茜(んぁっ! あ、アソコがトロけちゃいそう…。)一方、茜はそれどころではありませんでした。
暴走状態にある腰の動きを押さえつつ、黒板目指して歩かなければならないからです。
例えるなら、重い十字架を背負って死刑台へ向かう重罪人のような気分でした。
茜は腰を振りながらも、なんとか黒板の前までたどり着くことができました。
ガクッ! しかし安堵のためか、茜は、突然膝から力が抜けて転びそうになりました。
ヒラッ! すると、超ミニのスカートが大きくめくれて、生尻の大部分が露出してしまいました。
ゴ…ゴクリ…。すると、クラス中の生徒達が一斉に生唾を飲み込みました。
まだノーパンに気づいていない生徒もいましたが、これで全員にノーパンがバレてしまいました。
茜(や、やっばー…。ひょっとして今のでバレちゃったかな…。)
茜は、先程の声を聞いたにもかかわらず、心の中ではノーパンがバレたことを否定していました。
しかし今度は、ミニスカートが大きくめくれあがる感触があったので、いくらなんでもバレたと思いました。
茜(いやぁーん、恥ずかしい…。もう茜、お嫁にいけないかも…。どうしよう。)
茜は恥ずかしさのあまり、頭の中が真っ白になってしまいました。
山下「さ、茜君。回答を書いてくれたまえ。」
茜は、ボーっと突っ立ったまま一向に回答を書こうとしないので、山下があおってきました。
ちなみに、山下が立っている教壇からは、パンチラ…と言うより”生チラ”は見えなかったようです。
茜「はっ!」山下の声を聞いた瞬間、茜は我を取り戻しました。
ヴィンヴィンヴィン…。
我を取り戻すと同時に、アソコとアヌスを責め続けているバイブの感触も復活してしまいました。
ピクンッ! 茜「んぁっ!」茜は思わず声を出してしまいました。
山下「んっ? 茜君。どうかしたのかね?」不審を抱いた山下が聞いてきました。ヒク…ヒクヒク…。
茜「い…い、いえ。な、何でもありま…くっ…せ、せん。」茜はかろうじて答えることができました。
ガク…ガクガクガク…。茜は、もはや立っているのがやっとといった状態でした。
しかし、これ以上不審を抱かれるとまずいので、とりあえずチョークを手に取って回答を書き始めました。
ぷる…ぷるぷるぷる…。
じぃー…。一方、生徒達の視線は、茜が書いている回答ではなく、小刻みに振っているお尻に
注がれていました。それこそ、お尻に火が点いてしまいそうなほどの視線の量です。
チラ…チラチラ…。ムク! ムクムクムク…。
時折顔を出す茜の肉付きの良い生尻を見て、男子生徒達の肉棒は一斉に膨れあがってしまいました。
男(あ、あのケツにしゃぶりつきたい!)ほとんどの男子生徒はそう思いました。
カツ…カツカツ…。教室内は、茜が回答を書くチョークの音だけが響き渡っていました。
茜(んぁーっ! 茜、イっちゃうぅっ! も…もうダメ…。)ガク…ガクガクガク…。
茜の膝はもう限界に達していました。内股は、愛液にまみれてビショビショになっています。
ズルッ! 次の瞬間、茜はアソコからバイブがずり落ちる感触を得ました。
茜(ドキッ! やばいわ…。このままじゃ、バイブが抜けちゃうっ!)
愛液が潤滑油になり、引力に引かれてバイブがずり落ちてきたのです。
バッテリー内蔵と言うこともあり、このバイブはかなりの重量でした。
そもそもこのバイブはただ入れているだけで、抜け防止の拘束ベルトなどはないのです。
茜「んんーっ!」茜はアソコに力を入れて、バイブがずり落ちるのを防ごうとしました。
もし、活動中のバイブが抜け出てしまったら、茜は授業中にバイブでよがっていることが
バレてしまうのです。そうなってしまったら、言い訳のしようがありません。
たちまち茜は”変態オンナ”のレッテルを貼られ、間違いなく”退学”になってしまうでしょう。
それは、茜にとって”人生の終わり”を意味していました。
しかし、力を入れれば入れるほど、逆にバイブの振動を強く受ける結果になってしまいます。
茜(んぁぁーっ! あ…アソコに力が入らないっ!)たちまち、股間から力が抜けてきました。
ズルッ! 力が抜けた瞬間、バイブのずり落ちが再開してしまいました。
山下「んっ? どうしたのかね、茜君?」不審に思った山下が声を掛けてきました。
もはや茜は、バイブがずり落ちるのを防ぐので精一杯で、回答を書く余裕などありませんでした。
また顔を見ると、額に汗を流しながら苦悶の表情を浮かべています。
茜「い…いえ…。なんでも……。」茜はか細い声で答えました。
バイブはすでに3分の1ほど顔を出しており、超ミニのスカートの裾にかろうじて隠れている状態でした。
今度バイブがずり落ちるか、スカートがめくれたら、間違いなくバイブを見られてしまうのです。
おまけに、クラス中の生徒達の視線が茜のお尻に集中しているので、見られるとしたら、
全員に見られてしまいます。茜は絶体絶命の危機にひんしていました。
山下「茜君…。ずいぶんと顔色が良くないな。保健室へ行った方がいいんじゃないかね?」
山下は、茜は体調が悪いのではないかと思いました。
まさか、バイブでよがっているなんて夢にも思っていません。
茜(保健室……あっ!)”保健室”という言葉を聞いた瞬間、茜は夢での出来事を思い出しました。
もう茜には、保健室へ逃げ込むより他に道はありません。
しかし、保健室には”あの女医”が待ちかまえている可能性が高いのです。
ここまで、夢と同じように時間が進んできたわけですから…。
そうなると、茜は絶対に保健室へ行くわけにはいきませんでした。
ヴィンヴィンヴィン……ピタ。しかし、ここで突然バイブの振動が治まりました。
茜「えっ!?」茜は、思わず声を上げてしまいました。