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「茜と水の惑星 第六拾参話」

ギシ…ギシ…。茜(茜…まだ生きてる…。)
茜は、壮絶な苦痛で意識を失いかけていましたが、手首に食い込む枷の感触で意識を取り戻しました。
目を開けると、そこには茜の痴態を見つめる多くの信者たちの姿が目に入りました。
依然茜は、特別懺悔室なる部屋で、全裸で恥部を思いっきりさらすX字型に吊られています。
高橋「それでは、本日の懺悔のメニューをご紹介します。」傍らでは、高橋が声高々に宣言していました。
茜が意識を失いかけていたのは、ごく短い時間だったようです。
グルグルー…。いまだ腹痛が襲っていましたが、先程よりはいくぶんかやわらいでいました。
茜(メニューをご紹介しますって…。懺悔って、まだ始まってなかったの?)茜は気が遠くなりそうでした。
”前座”のドナン浣腸責めだけでも、精神的にも肉体的にも極限まで追い詰められてしまったからです。
高橋「先ずは、神罰浣腸1回。これは、悪で黒く染まった腹の中を清める効果があります。」
茜「え…ええーっ! 茜、ついさっき浣腸されたばかりですが…。」驚いた茜は抗議しました。
すでにドナン浣腸を一発食らって、壮絶な腹痛を味わされているというのに…。
高橋「まったく…。あなたと言う人は、全く反省の色が見られませんね。ついさっき浣腸をされようが
されまいが、本懺悔とはまったく関わりのないことです。」高橋は無慈悲に言いました。
茜「そ…そんなぁ…。」茜は、絶望の淵に叩き落とされた気分でした。
そんな茜の表情を、高橋は嬉しそうな目で見つめていました。
高橋「本来なら200CCのグリセリンで行うのですが…。聖巫女に反省の色が見られないので、
特別に500CCのドナンに変更します。」
高橋は、追い打ちをかけるように宣言しました。たった100CCでも、地獄のような苦痛を与えるドナンを
500CCも注入するとは…。茜は、サディストと言う種類の人間を甘く見ていました。
高橋は、茜が苦痛を感じれば感じるほど快感を感じるのです。
つまり、茜が少しでも弱みを見せれば、どんどんつけ込んでくるのです。
茜「………。」茜は、沈黙せざるを得ませんでした。
高橋「浣腸の次は、神経鞭による鞭打ち10回ですが…。よろしいかな?」
高橋は、あえて茜に問いかけました。満面に、冷酷な笑みを浮かべています。
茜「よ…よろしくお願いします。」茜は、嫌々ながらも受け入れざるを得ませんでした。
ここで再び拒絶の意志を示せば、また反省の色が見られないとか言いがかりを付けられて、罰を重くされるのが
目に見えているからです。
高橋「ふん。少しは頭を使うようになったか。」
高橋は、別に気分を害した様子もなく、あくまで余裕たっぷりでした。
茜の生殺与奪は、この高橋の思うがままだからです。
教育僧「司祭様。浣腸器をお持ちしました。」さっそく部下の教育僧が、液体が目一杯まで注入された浣腸器を
持って、舞台に上がってきました。500CC用だけあって、かなり大型の浣腸器です。
浣腸器を受け取ると、高橋は茜の目の前でちらつかせました。
高橋「いまだかつて、こいつを食らって生き延びたオンナはいない…。
聖巫女殿は、果たして耐えられるかな? くっふっふっふ…。」
高橋は、サディズムに陶酔した笑みを浮かべていました。
高橋「それと。その肛門栓は、はめたままで浣腸液を注入できるようになっている。
その栓は弁になっていてね。中のモノは出ないが、外からはいくらでも液体を注入することができるのだよ。」
茜「ええっ!」茜は、思わず驚きの声を上げてしまいました。
茜は、浣腸する際に、一時的に肛門栓を外されることを期待していたからです。
その隙にウンコを排泄してしまえば、一時的とは言え苦痛から解放されるのです。
しかし、これでは苦痛が増すだけです。それこそ、激痛のあまりショック死してしまうかもしれません。
ガタガタガタ…。茜「や…やめて下さい。」茜は、恐怖のあまり全身を震わせていました。
高橋「くぅっふっふっふ…。この期に及んで、往生際が悪いですよ。」
高橋は、満面に冷酷な笑みを浮かべていました。
そしてためらうことなく、茜のアヌスに浣腸器を突き立てました。ブスッ!
いや、正確には肛門栓の注入口に、浣腸器の先をドッキングさせました。
茜「いやぁーっ、赦してぇ! お願いです! 茜、何でもしますから…。それだけは赦してください!」
茜の叫びは、室内の隅々にまで響き渡りました。
高橋「くふぅーっ!」すると、高橋は不気味な笑い声を上げました。
サディストとして、快感の絶頂に達したのです。
高橋「でぇでぇでぇ…。い、い、今入れてやるからなぁ。はっはっは、待ってろぉ!」
高橋の目には狂気の光が宿っていました。
そして、浣腸器のピストンに力を入れようとした瞬間…。

柏田「そこまでじゃ!」ここで突然、柏田が叫びました。
これまでは、懺悔の成り行きをただ見守っていた柏田でしたが…。
高橋「はっ!」柏田の一声で、高橋は我を取り戻しました。
一瞬にして、サディストの陶酔からさめてしまったのです。
柏田「そこまでじゃ。もう、そのおなごも十分反省したじゃろう。」
高橋「し…しかし、主教様。懺悔を執り行うのは我ら教育僧の務め。主教様と言えども、これは重大な
越権行為ですぞ!」高橋は忠告しました。
柏田「そのおなごには、これから”聖巫女の就任儀式”と言う重要な儀式が控えておる。これは、
我が教団における最重要儀式のひとつである。それに先だって、そのおなごを潰されたらかなわんからな。」
柏田は、まったく動じませんでした。
高橋「分かりました…。」高橋は、ガックリとうなだれました。
これ以上、懺悔を続けることは不可能だと判断したからです。
教団の最重要儀式を妨害したとなれば、高橋はただでは済まされないからです。
茜(や…やったわ! ラッキー!)一方、茜は大喜びでした。
しかし声に出すとマズいので、心の中で叫ぶことにしました。
茜には、柏田がまるで”救世主”のように思えました。
柏田「ま、ここまでやって懺悔を中止したとあっては、おぬしの顔が立たないじゃろう…。
また、信賞必罰は我がダミアム教団のよって立つところじゃ。よって、懺悔の最後の締めくくり
”聖なる烙印”は、執り行う必要があるじゃろうて。」
高橋「そ…それでは、さっそく準備させます!」その瞬間、高橋の目が再び輝きを取り戻しました。
つい先程までうなだれていたのが、ウソのようです。
茜(聖なる烙印って…。)茜は嫌な予感がしました。言葉からして、だいたい想像がつきます。
教育僧「烙印をお持ちしました。」
そして、配下の教育僧が”聖なる烙印”なるモノを持って舞台に上がってきました。
高橋「くぅっふっふっふ…。」烙印を受け取ると、高橋は再び不気味な笑い声を上げました。
これは、直径2センチほどのハンコでした。しかし、ただのハンコではありません。
これは、長さ50センチほどの棒の先に取り付けられており、ハンコの部分は金属でできていて、
しかもオレンジ色に輝いています。つまり、このハンコは”焼き印”なのです。
茜「あわわ…。」これを目の前でちらつかされると、茜は声を失いました。
高橋「聖巫女はな…。悪いことすると特別にこの烙印を押されることになっているのだよ。
二度と悪いことをしないように戒めるためにな。くふぅーっ!」
高橋は、再び快感の絶頂に達しました。そして…。
ジュー…。茜「ぎゃぁーっ!」部屋中に、肉の焦げる臭いと茜の絶叫が響き渡りました。
茜は、右の尻肉の真ん中に烙印を押しつけられてしまいました。
シャー、ジョロロロー…。あまりの痛みに、茜はオシッコを漏らしてしまいました。そして…。
ガク…。頭を垂れて、ガックリとうなだれてしまいました。

柏田「聖巫女の就任儀式は、明日に延期じゃ。そのおなごは、地下牢へ入れておけ。
それと、逃げ出せないように鎖で繋ぐのを忘れるな。」
柏田は、テキパキと指示を飛ばしました。そして懺悔室を出ていきました。
ザワザワ…。その他の信者たちも、次々と懺悔室を出ていきました。
一方茜は、両手両足を縛めている枷を外され、舞台から降ろされました。
そして、教育僧にかかえられて、地下2階にある牢屋へ連れて行かれました。
教育僧「でっへっへっへ…。それにしてもいい身体してんなぁ、このオンナ。」
教育僧は、茜の美しい裸体を見つめながらつぶやきました。
教育僧「まったく…。聖巫女にしてしまうにゃ、惜しい身体だ。おらっ、起きろ!」
ムギュ! そう言うと、教育僧は茜の乳首をつまみました。
ビクッ! 茜「ぎゃーっ!」茜は、痛みに即座に反応して目を覚ましました。
茜「はぁはぁはぁ…。ここは…?」茜は辺りを見回しました。
そこは、一面コンクリート剥き出しの殺風景な部屋でした。
茜は壁際に正座させられており、両手をY字型に開かされて、壁面に取り付けられた枷に手首を
固定されていました。また、身に着けているものと言えば、先程はめられたベルト付き肛門栓だけでした。
教育僧「ふん。お目覚めのようだな。」
茜「茜…いったいどうしちゃったの?」まだ意識がはっきりしない茜は、教育僧に問いかけました。
教育僧「おまえは烙印を押された後、ここへ運び込まれたのさ。ここは地下2階にある牢屋だ。」
茜「痛っ…。」そう言われると、右のお尻に痛みが走りました。
烙印を押されたところは焼けただれ、血がにじんでいました。
茜「茜…これからどうなるの?」茜は、心配そうに問いかけました。
教育僧「明日の朝に本部へ移送されて、聖巫女の就任儀式を受けることになる。
ま、今夜はこのオレ様がたっぷりとかわいがってやるがな。でっへっへっへ…。」
ここで、教育僧は本心を剥き出しにしました。
茜「待って! 茜…その…。その前にウンコしたいの…。」茜は恥ずかしそうに言いました。
教育僧「そんなこと、オレの知ったこっちゃない。」教育僧は無慈悲に言いました。
茜「ウンコしたい女の子とじゃ、楽しめないわよ…。んぁっ! 茜、ウンコしたいーっ!」
茜は騒ぎ出しました。
教育僧「ちょ、ちょっと待て! したいんなら、ココへするんだ。」
ゴト…。教育僧はバケツを差し出しました。
茜「茜は女の子よ。そんなとこへできるわけないじゃないの!」茜は不平を漏らしました。
顔を真っ赤に染めています。
教育僧「そう言われてもなぁ…。」教育僧は困惑しました。
恐らく、排泄はバケツにさせろと命じられているのでしょう。
茜「だ・か・ら、トイレに行かせて欲しいの。お・ね・が・い。」
茜は、満面に笑みを浮かべながらお願いしました。何とも魅惑的な声です。
教育僧「うーん…。その枷は明日の朝まで、何があっても外すなと言うご命令だし…。」
教育僧は更に困惑しました。
茜「そ・れ・に、そんなところにウンコしたら、臭くて楽しめないわよ。」
教育僧「そう言われれば、そうだな…。」
茜「でしょう? ウンコしてすっきりしたら、茜、思いっきりサービスしてあげるわ。
茜、フェラが得意なの。体位だって、お望み通りよ。」茜は、恥じらいもなく言いました。
教育僧「そうだな…。」教育僧は、茜の誘惑にはまってきたようです。
茜「こんなかわいい女の子とやれるチャンスなんて、めったにないんだからぁ。
トイレにさえ行かせてくれれば、茜の身体はあなたのモノになるのよ。」
教育僧「そうだな…。よし! 待ってろ。」ついに教育僧は、茜の誘惑に負けました。
カチャカチャ…ガチャン。教育僧は、茜の手首を縛めている枷を外しました。
そして、2人は廊下へ出ました。
教育僧「トイレは廊下を突き当たったところだ。念のため、オレもついて行く…。」
茜「えいっ!」教育僧がしゃべり終わらぬうちに、茜はこん身の力を込めて”玉”を蹴り上げました。
ムギュ! 教育僧「うっ…。」
ドサ! すると、教育僧は白目を剥いて倒れてしまいました。
茜「ふっふーん。茜とセックスしようなんて十年早いんだから!」
茜は、教育僧を見下ろしながら勝ち誇ったように言いました。
ヒタヒタヒタ…。そして、1階めざして走り出しました。

1階に上がると、辺りは電気が消されて真っ暗になっていました。
もう深夜なので、”店じまい”してしまったのでしょう。
茜(とりあえず…。何か着る物はないかしら?)茜はキョロキョロと辺りを見回しました。
闇に目が慣れている上、非常口灯がぼんやりと辺りを照らしているので、なんとか見回すことができました。
まさか、全裸で外へ飛び出すわけにも行かないので、茜はロビーを中心に辺りを物色しました。
茜(ないわ…。)茜は落胆しました。そもそも、ロビーに服がおいてあるのも変な話です。
茜(そうだわ! 更衣室へ行けば、何か服があるかもしれないわ。)茜は更衣室へ向かいました。
ヒタヒタヒタ…。茜(ここね。)
更衣室へは、夢のそのまた夢で行った記憶があるので、迷うことなくたどり着くことができました。しかし…。
ガチャ、ガチャガチャ…。茜(あれ? 鍵がかかってるわ。)ドアには鍵がかかっていました。
茜(こっちの部屋は…。)茜は手頃な部屋のドアも試してみました。
ガチャガチャ…。茜(だめだわ。ドアには全て鍵を掛けられているみたい…。)
恐らくセキュリティの一環なのでしょう。人がいなくなると、ドアは全てロックされてしまうようです。
仕方なく、茜は受付に戻りました。
茜(そうだわ! 受付に預かった持ち物とかがおいてあるかもしれないわ。)茜は受付を物色してみました。
受付には、ホテルのカウンターのような机と椅子の他に、パソコンが一式おかれていました。
茜(あったわ!)
そして、カウンターの下に、服が入れられたトレーがおいてあるのを見つけました。しかし…。
茜(な…何よ、これ…。)中に入っていたのは、真っ二つに引き裂かれた体操着だけでした。
あのバイブ付きブルマーは見あたりませんでした。
仮にブルマーがあったとして、先程と同じように”ワナ”が仕掛けられている可能性があるので、
穿くわけにはいきませんが…。
また、よくよく考えてみると、こんなところで服を預ける人間は、茜以外に存在しないように思えます。
茜(どうしよう…。)茜は途方に暮れました。一応全裸ではないとは言え、身に着けているものと言えば、
ベルト付き肛門栓だけなのです。これは、全裸以上に恥ずかしい格好でした。
ゴロゴロゴロー、キュルキュルキュルー! すると突然、思い出したようにお腹が鳴り出しました。
茜「んぁっ!」(う、ウンコのこと…。すっかり忘れてたわ。)
ヒタヒタヒタ…。便意を催すや否や、茜は大急ぎでトイレへ向かいました。しかし…。
ガチャ、ガチャガチャ…。茜「あ…。」なんと、トイレの入口にまで鍵が掛けられていました。
ゴロゴロゴロー! 茜(も…もう我慢できないわ!)
シュルシュル、グッポン! 茜は大急ぎで拘束用ベルトを外して、肛門栓を引き抜きました。
ぶりゅ! ぶりぶりぶりー…。すると、怒濤のごとくウンコ汁が噴き出してしまいました。
強力なドナン浣腸をされた上、長時間に渡って我慢させられたので、その量は並大抵ではありませんでした。
茜「あは…あははは…。」茜はウンコをまき散らせながら、あまりの快感に絶頂を迎えてしまいました。
プシュー…ポタポタポタ…。その証拠に、”前の穴”からは愛液が噴き出しました。そして…。
茜(ウンコをしながらイっちゃうなんて…。茜、動物以下だわ…。)茜は自己嫌悪に陥りました。

プーン…。廊下中に、茜のまき散らしたウンコの悪臭が充満していました。
茜「あっ…逃げなくちゃ…。」
茜は、ウンコを排泄してからしばらくの間呆然としていましたが、悪臭が鼻をついて我を取り戻しました。
文字通り全裸になった茜は、建物の入口へ向かいました。
もちろん、再び肛門栓をはめようなどという気にはなりませんでした。
入口のドアにも鍵が掛けられていましたが、これは中から開けることができました。
ようやく外へ出られた茜でしたが…。
茜(裸で…。茜、これからどこへ行けばいいの…。)茜は途方に暮れました。
しかし、モタモタしていると、また教団の人間に捕らえられてしまいます。
とりあえず、建物からは遠ざかる必要がありました。
捕まったら間違えなく、またあの烙印を押されてしまうのです。
ヒタ…ヒタ…ヒタ…。茜は、あてもなく歩き続けました。
深夜とは言え、全裸で町中を歩いているなんて、信じられないシチュエーションでした。
ヒタ…ヒタ…ヒタ…。茜(何か、夢より酷い展開だわ。危うく殺されるかと思ったし…。)
茜「ふぅー…。」危機を脱したこともあり、ひとまず茜は安堵しました。

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