夢の中のラティオス

ハ「・・・フッ・・・
  やっぱり、ボスのパラセクトのキノコのほうしは良く効きますね。」

ミ「まぁ、私の腕が良いからだろうけど〜♪
  それにしてもこのほうしは、なかなか良いものね。
  後でダイキにキノコのほうしを沢山採集(!?)させなくては・・・」

ハ「全くです。後でボスに相談を・・・
  それはともかくとして、こいつらは少々我々の事に
  首を深く突っ込みすぎた・・・・」

ミ「本当ね。
  私達の恐ろしさをわかってないんだからっ!
  とにかく、私達の秘密がばれてしまったからには、
  これ以上自由にさせとく訳にはいかないわね・・・」

ハ「・・・ひとまず、ボスの所にこいつらを連れていきましょう。」

ミ「あんたが言うまでもなく、そうするつもり!
  さぁ、とっとと運ぶわよ。」

ダーク団の下っ端のハイラとミリアは、
青龍と2しゃんを半ば引きずるようにして部屋の外に運び出していった。
(眠っているチョンチーは青龍のボールに入れた)

その時、ダーク団の2人は
その部屋の中に姿を消したラティアスが眠っている事には気付いて居なかった・・・


・・・しばらくして、ラティアスは目を覚ます・・・


ア(・・・何があったの・・・?
  あれ!?・・・2人が居ない・・・)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そのころ青龍と2しゃんは・・・夢を見ていた。

檻のような物の前に立っている二つの影。
先ほど吹っ飛ばしたはずの、ハイラとミリアだ。

2人の見る檻の中には、ラティアスに良く似た青いポケモン
(2人は直感で、これがラティオスなのだろうと思った)が、2人の方を睨んでいる。

そのポケモンの体がひどく傷ついている事から察して、
どうやら何度も脱出を試み、失敗したらしい。
今では脱出する事は諦めたみたいであったが、
ダーク団を睨み付けるその視線には、恐ろしいほどの威圧感があった・・・

ミリアが口を開いた。

・・・だが、何故だか何を喋っているのか聞き取れない。
2人が会ったときと全く変わらない人を見下すような口調で、
なにかをラティオスに話しているようだったが・・・・。

ハイラもなにか話しはじめた。

こちらも不思議と、何を言っているのかが2人の耳には上手く聞き取れない。
しかし、ハイラもミリア同様、
ラティオスに話しかけているようである・・・。

ハイラが話を止めた。

ミリアがカギをもって近づき、ラティオスの檻についたカギを空けた。
その時に、ハイラは部屋の隅にある不思議な機械を檻の前に持ってきた。
2人がファイルの中を一瞬見たときに垣間見えた、
あの不思議な図形そっくりの物である。

檻が開いた。

ラティオスは今だ檻の中で、注意深く様子をうかがっている・・・
しかし、敵に一瞬の隙でもあれば、
すぐさま檻から飛び出せるような、そんな体勢だ。

ダーク団の2人は、なにやら機械の様子をうかがっているようだったが・・・
チェックが終わり、ミリアがスイッチを入れた瞬間!

突然すごい風が辺りに巻きおこった。

台風の中に放り込まれたかのような、
いや、それよりもひどい暴風であったがダーク団の2人は身動きもせず、
そこに立っている・・・

前に戻る 次に行く

もどりゅ


PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル