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駅に着きカバンでお尻を隠しながら階段を登り停車中の電車に乗り込むとタイミングよく発車した。なんとなく座る気分ではなかったので扉に寄り添いながら立った。傾き始めた夕日が悠の顔をオレンジ色に染める。少し憂鬱だった気分も夕日の赤く染まる景色を見ていると心が和んだ。でも、そんな気分も長くは続かなかった。途中の乗換駅に停車すると夕方の帰宅ラッシュのためにドヤドヤっとたくさんの人が乗り込んできて。車内は一気に込みだし、軽いすしずめ状態になってしまい扉に押し付けられる体勢になり、そのまま電車が動き出した。夕日は見えても、しずかに見ている余裕は無く電車の揺れに合わせ後ろから扉に押しつけられる。苦しさに耐えていると最初ただの揺れでぶつかっているのかと思っていたが、なんだかお尻に違和感がした。先程まで手の甲がぶつかっていたはずなのに、いつのまにか手を返し、お尻にピッタリと掌をくっつけて来ていた。
(痴漢かよ!?)
男の時には無縁だった事が起こり何をしていいのかわからず、そのままじっとしていると、抵抗を見せない悠に気をよくしたのか次第に大胆に手は動かしはじめ、軽く撫でていたのが柔らかさを楽しむようにお尻の肉を揉んでくる。背中がゾクゾクと震え嫌悪感が生まれる。自分の細く繊細な指と違い、硬く膨れ上がった手がスカートの上からお尻を撫でまわした。初めての痴漢に頭が真っ白になってしまい考えがまとまらない、しかも両手とも前にあり扉に押し付けられているために後ろに手を回せそうも無く、払いのけることもできない。また災難な事に悠の回りは皆背を向ける体勢になっており誰も気付いていなかった。迷っているうちに痴漢はスカートの裾を軽く持ち上げ中に侵入すると下着の上から撫で始めた。先程と比べ撫でられる感触がはっきりとする、汗ばんだ指先が気持ち悪く感じる。
(気持ち悪い・・・こいついいかげんにしろよ)
ささやかな抵抗とばかり腰を左右に振り手を払いのけようとするが、痴漢には逆に自分の手に擦りつけてきていると思われ、よりいっそう強く触り揉まれるはめになった。知らない奴に自分の尻を好き勝手遊ばれていると思うと身体がピクピクと震え頭に血が上ってくる。もう捕まえて駅員に突き出してやろうとしたとき不意に痴漢の手が下着を掴むと勢いよく上に持ち上げた。
『ひっ!』
鋭い痛みが下半身に突き刺さり驚きから声を上げてしまった、しかし電車の音によりかき消され気付く者はいない。痴漢は悠の痛みなどおかまえなしにギリギリとショーツの裾を掴み持ち上げる。悠は慌ててスカートに手を入れ後ろに引っ張られる下着を前から掴んだ。前と後ろから引っ張り上げられる布地は伸びて、悠の股の間で争われる。
『くっっ!!』
引っ張り返される下着に痴漢も悠に負けまいと力を更に入れる。
(うっ、手を・・離してくれ・・・)
両者譲ることなく引っ張られる下着は前後に揺れ動き股間にくい込み、陰部をすりあげていく。すでに下着は細く絞りあげられ、Tバックのようになっており、擦られあかくなる花唇によりくい込んでいく。夕日があたりわかりずらいが、段々と悠の顔が赤らんでいく。陰部と肛門が布に擦られてヒリヒリとする痛みに耐えながら必死に下着を掴む。
(やめっ・・いつっ・・・)
強引過ぎる秘部への愛撫は快感など無く痛みしか生み出さなく、痛みから目が潤んでくる。まだ開いてない花唇への摩擦で熱をおびてくる。だが、止まることの無い引っ張りあいに痛かった刺激が本人が気付かないほど、ほんの少しづつ甘い刺激に変わり始め、鼻から吐息がもれる。悠の変化に気付いた痴漢は上に引っ張りながらも軽く左右に下着を揺すってやる。秘部を隠す布は肉壁を押し分けるようにくい込んでいく、ちらりちらりと花弁が見え隠れする。擦り上げられる花弁が徐々に潤みをおびてきてショーツにシミをつくっていく。
(なんで?なんで濡れてくるの?痛いだけなのに)
擦られて熱をおびてきたのとは違う、中から出てくる熱い液体に自分の身体がわかなくなる、痴漢への怒り、しつこい責めへの嫌悪感と痛みしか心に無いはずなのに、まるで悠の考えに反するように身体は悦んでいるのか中から快楽の象徴ともいえる液が湧き出てくる。濡れてきたせいで摩擦抵抗が減り、先程以上に早く擦られる。
『・・・ぁふっ・・・っ・・・』
股を閉じ扉に体重を預けながら快感と痛みに耐える悠にふと考えがよぎる、自分はもしかして今の微妙な刺激を楽しんでいるのではないか?痛みを伴いながらも少しづつ感じることができる微かな快感を望んで行なっているのではないか?そんな疑問が生まれてくる。しかしそんな考えを中断させるように痴漢はさらに力を入れ上方へと下着を持ち上げる、絞られ幾重にもシワができた布地が花唇をそして陰核を圧迫して擦った。
『ひゃ!!』
突然下半身から脳に襲い掛かる電流に身体がビクッと震え思わぬ刺激に手が緩み掴んでいた下着を離してしまった、その瞬間取っ掛りの無くなった下着は、ぐいっと後方に引っ張られた布は柔らかく開き始めている花唇に鋭くくい込み身体に電気が流れる。
『ぅんんっっ!!』
気を失ってしまいそうになる程の刺激に耐えながら急いで下着を掴もうとするが、後ろに引かれた布に掴む隙間はほとんどなく縁のゴムを掴むことぐらいしかできず、ただ指で挟んでおくことぐらいしかできなかった。ほぼ前からの抵抗の無くなると、お尻の割れ目にキリキリとくい込み吊り上げられる。悠はつま先で立たなければならないほど吊り上げられもう、襲い掛かる痛みと快楽の刺激に耐えることしかできなくなった、膣からは押さえつけられた水道口のようにじわじわと蜜が染み出てくる。苦痛とつま先で立たされて膝がガクガクと震え痙攣し始めた、もう自分一人で立っているのも困難になり始め、下着から指を離し、もう片方の手も持っていたカバンを離し床に落すと両手をドアのガラスに貼り付けた。目を閉じ下唇をかみ締め必死に痴漢からの責めに耐えた。扉に寄りかからなければ立っていられない悠に気付いた痴漢は持ち上げていた下着をパッと離した、吊り上げられた力から解き放たれ地に足がつき、がくっと崩れ落ちそうになる悠の腰を掴み支えた。下着が少し緩み足がついたことによる安心から気がゆるみ下半身への力が抜け蜜がトロトロっと溢れ出してきた。痴漢は放心状態に陥る悠の回復を待ってはくれず、自分の体を悠の背中に密着させ後ろから覆い被さるようにして抱きすくめるとドアのガラスに押し付けてきた。腰を掴んでいた手を前にまわし、スカートの中に入れると秘部を指でなぞってきた。
『いたっ!』
布に激しく擦られた花唇は赤くはれ上がり触れるだけで痛みが走り苦痛で悠は顔をゆがめた。だが、じっとり濡れている花唇を繰り返しなぞられるとヒリヒリとした痛みが徐々に痒いような疼きへと変化していく。キュンッと子宮が疼き蜜壷から多量な蜜液が流れ出し、下着に染みていく。
『んっ・・・うっ・・・う、ぅん・・・』
(も、もう・・やめて・・声が漏れちゃう・・・誰かに聞かれちゃう)
抵抗しなくなった悠は痴漢に好きなように弄くられる、指が割れ目をなぞる度に小刻みに身体が震える。声が漏れそうになるのを目をつぶり必死にこらえる。しかし反応を愉しむようにその間も痴漢は絶え間なく刺激を悠の身体に与え続ける、腰を押さえていたもう片方の手を離すと乳房を荒々しく揉み始めた、力いっぱい握られても張りを失わない胸を楽しそうにこねくり回していく。握りつぶされて痛いはずの刺激が疼きへと変わる。
(痛い・・・・痛いけど、気持ちいい)
身体に感じる変化に嫌がっていたはずの心の中も少しずつだが、刺激を求めていくようだった。目を開き視線を胸元におろすと痴漢の手が自分の胸を鷲掴みしているのが見える。おっぱいの肉に指が食い込ませながら荒々しく揉みほぐしている。胸の先端に血が集まり、すでに痛いくらいビンビンに硬くなっているのがわかる。上下から襲い掛かる刺激に次第に顔がほころんでいく、快感が脳を侵食し興奮の波が高まり限界が近いのが自分にもわかった。自分が触るのとは違い、他人に触られるという行為に、そして誰かにバレてしまうのではないかという羞恥心からいつも以上に感度が良く興奮が高まっていく。布越しからでもわかるほど突起した乳首と同じように膨れ上がるクリ○リス同時に摘み上げ捻る。
『!!!!!!!!?』
電流が身体をめぐり、今まで快楽を押さえつけていた最後の砦が簡単に破壊され頭の中が真っ白になり身体がビクンビクンと震える。
(イッてる・・・今、イッてるよ)
力が抜け崩れ落ちる悠を優しく抱きかかえてくれた痴漢に体重をあずけ、そのまましばらくの間余韻に浸っていた、頭が朦朧として何も考えることができなかった。
『またねっ』
不意に耳元で声が聞こえると、名残惜しそうに乳房を数回揉むと背中をトンッと押して痴漢が離れていった。ドアのガラスに顔が張り付き熱を奪っていく、意識が戻り始め辺りを見回すと知らぬ間に何処かの駅についており乗客が降りていく。
『あっ・・・』
慌てて後ろを振り向くがもう誰が痴漢だったのかもはやわからない程に人が入り混じっていた。ゆっくりと再びドアに身体を向きなおす。胸が締め付けられ切ない気分になる、そっとスカートの上から股間を押さえると今だにくい込んでいる下着越しに熱い汁が感じられる。虚ろな目で外を眺めていると、ガタッと揺れ電車が動き始めると、その拍子に意識がはっきりする
(知らない人に・・・痴漢にされてイッちゃったんだな・・・俺)
先程まで光景が頭に浮かび上がってくる、初めて自分以外の人に身体を弄られ達してしまった。しかも何故かあれほどクラスの連中などから見られたりする行為を嫌がっていたはずの自分は無く、気持ちよく感じさせてくれた痴漢に引かれる気持ちがあった。でも、そんな自らの感情を否定するように自分は男だ、今度痴漢の奴に会ったら絶対捕まえてやると、わざと憎しみに変えた。複雑な気持ちのまま自分の利用している駅に到着しホームに下りる、スタスタと早足でトイレに向かった。
(うぅ・・・なんかぐちゃぐちゃしてて気持ち悪いな)
愛液をたっぷりと染み込んだショーツはピッタリと股間に張り付き歩くたびにグチュッグチャと音を出しているように聞こえた。また電車内で直すこともできず未だに下着がくい込んでいるため歩くと秘部をすり上げ微かな痛みと共に流れてくる快感を理性で押さえつけた。駅内にあるトイレに駆け込むと個室に入り、スカートを捲り上げた。股間を覗き込むとビチョビチョに濡れたショーツが張り付きクリ○リスが透けて見えていた。下着のサイドに指をかけ、ゆっくりと下ろしていくとぬちゃっと音がして下着が離れていく、膝辺りまで下ろすと秘部と下着を繋げていた糸が切れた。足から抜き取るとトイレットペーパーで包み丸めてカバンに入れ、股間に残った
液も綺麗に拭き取った。
『さて、どうするかな・・・まさかノーパンで帰るわけにもいかないし・・・』
悩んだ挙句、朝に穿いてきたトランクスをあったことを思い出し、カバンから取り出して足を通した。
(トランクスってこんなのだったか?)
昨日、そして朝まで何事も無く穿いていたはずの自分の下着が、女物の下着を穿いた後だとスカスカで中に風は入ってくるし、あまり履き心地がいいとは感じられなかった。
(なんかやだな・・・あんま穿いていたくないな。でも他に何もないし・・・あっ)
ショーツを1日穿いていたせいかトランクスを穿いていたいとは思えず、下半身が固定されない感じが嫌で脱ぐと、ブルマがあったことを思い出し足を通した。体育の時と違い直接穿いたブルマはショーツとはまた違った柔らかさでスポンジのようで、さらさらした下着と違い滑らないようにぴったりと張り付く感じだった。しかしトランクスと段違いで穿きやすく心地よかった。まだ少し生乾きだけど、それほど気にはならなかった。ショーツの替わりになるものも見つけ安心するとトイレを後にし、駅をでてバスに乗り込んで家に向かった。

(う〜〜、なんか下着と違って変な感じ・・歩くとくい込んでくるみたいだし)
バスを降り自宅に向かっていると下着とは違った感触、それに小さいブルマは歩く度に引き締まり少しづつ股間にくい込んできているのに気づいた。一定の距離を歩いては気になるので周りを確認したうえでスカートに手をいれブルマを元の位置に戻した。
『あっ、悠姉ちゃん』
『ん?』
バス停から家に向かって歩いていると横道から声をかけられた。振り向いて見ると学校帰りらしく鞄を背負った弟の晋也が駆け寄って来る。
『晋也も今帰りか?』
『うん、一緒に帰ろう』
『いいけど、お前、友達はどうするんだ?』
晋也が走って来た方角に目線をふると、こちらに向かって歩いて来る少年がいる。
『うん、カズも途中まで一緒に帰る』
カズと呼ばれた少年は近寄ると悠に指をさしながら口を開いた
『晋也〜この人誰?』
『あ、うん。俺の姉ちゃんだよ、姉ちゃん、こいつは和雅、同じクラスメイト』
『こんにちは』
『こ、こんにちはっ』
晋也に紹介され和雅と目があったので挨拶をすると、照れながら挨拶してきた。その後二人を前に歩かせ自分は後ろを歩いて家に向かった。随所で二人にバレ無いようにブルマを直して歩いた。少したつと前でぼそぼそと話していた二人がチラリチラリとこちらを見てきたので、気になり二人の会話に耳を傾けた
『なあ、晋也の姉ちゃんってさ、おっぱいでかいな!』
『う、うん、そうかもね』
(ませたガキだなぁ〜なんて会話してんだよ!晋也もろくな友達作らないな)
いやらしそうな目でこちらを見ながら話す和雅に健吾の事を思い浮かべ、兄弟揃ってエロい悪友を作ったものだと思った。
『それじゃあ晋也、またね〜』
『じゃあね〜』
途中の曲がり角で和雅と別れると二人で並んで歩いた。
『あの、姉ちゃん?』
『ん?どうした?』
『夜にテレビでやる、恐い話を一緒に見てくれない?』
『ああ、そういや今日だったな』
毎年恒例ともいえる夏休み前に放送される心霊もののテレビが今夜やると以前からCMが流れていたのを思い出した。
『なんだよ、一人で見れないならやめればいいじゃん、それか母さんと見てろよ』
『一人じゃ恐いんだよ〜、お母さんはどうせ片付けで忙しいから無理だよ、お願いだから一緒に見てよ〜』
スカートの裾をぎゅっと掴みながらこちらを見上げてくる。
『わかったわかった見てやるよ』
晋也が小学生になった頃から父親は単身赴任をしていて、晋也の面倒は悠がほとんどみている、その為か弟思いで本当に仲が良かった。また頼まれると弱い悠は特に晋也の頼み事には弱い。それに昨日は性転換の驚きと疲れから、あまり構ってあげられなかったから付き合ってやろうと思った。
『やったぁ〜ありがとう〜』
そんなに嬉しかったのか笑顔で抱き着いて来た。豊満な乳房の谷間に顔をうずくめる
(柔らか〜い、それに良い匂いがする)
朝に触った時の柔らかさを思い出すように顔を擦り付けるとフニフニとした感触と鼻から女性特有の甘い香りが入って来る。そんな思いで抱き着いているとは思わない悠は
『わかったから離れろって、恥ずかしいから道の真ん中で抱き着くなよ』
と拒んだが、口では否定していても内面では嬉しそうにくっついて来る弟に母性本能がくすぐられたのか可愛く思えた。とりあえず晋也を引き離すと手を繋いで二人で自宅に戻った。

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