DQ4 緋龍 小説10巻挿絵

Pixivで既に公開中の小説、緋龍編の
最初に発行したコピー本に使用した挿絵
の中から幾つか選んでUPします。

今回は最終巻でもあった10巻より‥

←扉絵より

最後はやっぱり笑顔が良いかな‥と。
勇者くんに笑ってもらいました。
マーニャが妊娠してると聞いて、ビックリなクリフト→

もちろん、彼の子じゃないですよ〜(笑)
←不調を訴える彼女を心配する緋龍

「‥マーニャ、頑固者って言われない?」
「ふふふ。今頃気づいたの?」

具合が悪いなら、天空城で待っていて‥
と勧める緋龍に、承知しないマーニャ。

説得‥は、無理だったようですね。
アルとるう(シンシア)→

緋龍のピンチを救ってくれたのは‥
シンシアに頼まれたからだったようですね。

まだ綴ってる途中の『外伝5』
(魔界でのシンシアの話になる予定)では、
ちょっとはいい思い出来るかな‥彼も。

←ちょっと前後してますが。
 これが大ピンチに陥ってる勇者くん。

パーティが分断されて、アリーナと2人だけ。
なのに勇者が猛毒に侵されて、動きが取れない。
そんな場面。

ちなみに彼が抱えてるのは、賢者の石。
アリーナが見つけたアイテムで、ちょっとだけ
余力が出た緋龍だけど。
最悪を意識して、アリーナに告白を‥?
希望の祠→

身体を休めていたクリフトの元を訪れたアリーナ。

「‥側に‥居たかったんだもん。―――」
そう言って、寄り添う彼女が彼に口づけた。
←デスピサロを討つコトに躊躇いの残る緋龍だが‥

‥もう。覚悟を決めなくちゃいけない。

希望の祠の一室から、魔界の風景を望み、
そう、自らに言い聞かせる緋龍だった。
同じその晩。クリフトとアリーナは‥→

決戦を明日に控え、落ち着かぬ彼女はクリフトの元へ。
「ずっと‥側に居て‥くれるでしょう?」
そう不安顔で訊ねる彼女に
「はい‥。お供させて下さい‥いつまでも‥‥!」
はっきりと応えるクリフトだった。
←決戦の最中、マーニャを庇って倒れるトルネコ

「‥なんで、あたしを庇ったりなんか‥」
深手を負ったトルネコに、マーニャが涙声で話す。
彼が持っていた賢者の石を手に取って、祈ると
癒しの光がパーティを包み込んだ。

「先ほどから‥庇っていたでしょう?」
気づいたトルネコが、マーニャににっこり答える。
パーティ内では、クリフトにしか明かしていなかった
懐妊を、トルネコは戦いの最中確信したようでした。
↑進化の秘法に身を沈めたピサロの姿を嘆く緋龍

「お前のその姿。誰よりもロザリーが、哀しむだけじゃ
 ないか! どうしてそれが、解らないんだよっ!?」

←戦いを終えて‥

元の姿へ戻ったピサロの側へ駆け寄るシンシア。
緋龍はそっと歩み寄ると、倒れる彼へと声をかけた。

「‥幸運のお守りだって聞いたから‥。
 ‥半分、お前にやるよ。」

そう言って、緋龍はスライムピアスの片方を彼へと
手向けた。
天空城にて→

「これからは私と共に、この天空城に住むがよかろう!」
そう言葉をかける竜の神に、緋龍は‥
「‥オレは、地上に戻るよ。          
‥オレの故郷は‥そこにあるんだ‥」
そう静かに答えた。
↑緋龍の弟だと言う翔が、母からの伝言を彼へと伝える。

『―――どこにいても、あなたを愛し見守ってますからね。‥大切な息子達のことを‥!』
「‥ありがとう、翔。‥身体がよくなったら、オレ、迎えに来るから―――」
亡くなった両親の忘れ形見でもある弟に、そう語りかける緋龍。


↓サントハイムへと凱旋したアリーナ一行。

思いがけず元気な姿で出迎えてくれた王の前に、アリーナの手を引くクリフトが、先に歩み出た。
「王様、実は―――」
←最初の仲間だった姉妹との別れ

勇者はいらない‥そう語る緋龍に、
「‥あたし達にとって、かけがえない人間なんだからね?
 だから‥だから。いつでもおいで。」
涙を浮かべたマーニャが、彼を抱きしめる。

「リュウ‥元気でね‥」
ミネアもそっと彼を抱きしめた。
「きっと‥シンシアさん‥帰って来るわ‥。」
魔界に残ってしまった彼女を案じる緋龍に、ミネアが
優しく言葉をかけた。
←↑故郷へ戻った緋龍 背後から聴こえた声は‥

「‥リュウ。‥タダイマ‥‥!」

「シンシア‥! シンシアなんだね!?
 夢じゃないよね!?」

「夢じゃ‥ないわ。
 ―――ずっと‥逢いたかった!!」


ようやく本当に再会出来た2人でした。
↑緋龍の村へ訪れた一行との夕食場面。

マーニャがやっと皆に懐妊を伝えますが‥
「マーニャ。いつ結婚したの?
 赤ちゃんて‥結婚すると出来るんでしょう?」
きょとんと話すお子様勇者なのでした。


←その前日の宴の最中。皆にからかわれて‥

「本当はオレをからかいに来たんだろ?」
訝る緋龍にマーニャが明るくじゃれる。
「あ‥やっぱ、解る?」
「‥いじめっ子。」

なんだかんだとマーニャには甘えの出る緋龍です。
ラスト場面→

大変な冒険は終わったけれど。
哀しく散った恋人たちを思うと、ただ‥切なくて―――

哀しみもなにもかも抱いて

オレは‥強くなるから―――

だから‥きっと‥‥‥
←奥付のカットより

これは、当時コピー用に作った原本のままの画。
白黒コピーの原本。基本はコピック彩色でした。
その中でも、このラストのカットは、こうしてカラーで
お見せ出来る彩色だったので、ここで披露。

ちょっと加筆しようかとも思いましたが。
当時のままでお届けです。


―――今回作業して。
改めて挿絵の多さにビックリです(^^;
パソコンに取り込むだけでも一仕事でした。




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